日本のおもしろロボット大集合。遠隔操作ロボットメーカー・ロボットベンチャーまとめ厳選12選

日本のロボットは最高だ!

IT、電子、電気などで日本企業がまったく世界に通用しない時代になってしまいました。どうなる日本!?やっぱり、日本の最後の切り札はロボットでしょ!ということで、日本が誇るおもしろロボットを集めてみました。今回は、遠隔操作ロボット編です。

遠隔操作ロボットってなんだ?

今回は遠隔で操作できるロボットを集めてみました。ロボットって、AIでばりばり自分で考えて動くんじゃないの?って、いうのは誤解です。まだまだ、AIは未熟。なので、遠隔で人間が動かすことで、未熟なロボットをカバーしようというもの。人間にとっても、危険なところや、遠方でなかなか行けない場所であれば、ロボットに行ってもらうのはメリットがあるわけです。なるほど、自分の代わりにロボットが働いてくれるわけです。そんな、すごい未来はもう来ちゃったのね。

遠隔操作に関して色々な言い方がある。

遠隔操作に関しては、いろんな言い方がされています。テレプレゼンス、テレイグジスタンス、アバター、分身ロボ、マスタースレイブ、バイラテラル、双方向マスタースレイブなどなど。まぁ、ざくっと全部同じ!大学の派閥などで言い方が分かれているだけのようです。ロボットより人間のほうがややこしい!

1.GITAI


GITAI(http://gitai.tech/)。社名からして、攻殻機動隊なノリな会社なのは確実!この会社は、JAXAと提携して、宇宙ステーションで、宇宙飛行士の代わりに、ロボットに作業をさせるということを発表しています。宇宙でロボットを遠隔で!なんて、最高なんですか。また、最近、元シャフトの中西CEOが移籍したことでも有名です。シャフトもきっと、パトレイバーの影響ですね。

2.テレイグジスタンス

社名がそのものズバリのテレイグジスタンス(https://tx-inc.com/press/)。この分野のアカデミックの世界の大御所である東京大学名誉教授である舘先生がCTOとして、立ち上げたのがこの会社。KDDIやJTB、前田建設工業などの国内の名だたる大手企業が資本参加した発表が2018年11月に行われている。この会社の技術の特徴は、ただ遠隔に画像で没入したり、作業したりするだけではない。なんと、触覚が使えるのです。遠隔にある物の触覚をロボット越しに感じることができるのです。自宅に居ながら、旅行や仕事なんて世界も近い!

3.メルティンMMI

もはや、WebサイトがSFの世界にしか見えないのが、メルティンMMI(https://www.meltin.jp/)。2013年に在学中に起業し、SRI Internationalの起業プロフェッショナルによる起業家養成研修NEDO TCP/SVVRプログラムに採択されたという注目ベンチャー。SRIといえば、売上の大半が、米国国防総省という世界でも名だたる研究機関! メルティンのサイトにあるメッセージが「身体と機械をつなぐ、21世紀のサイボーグ技術」、社長の粕谷氏の紹介には、「1991年頃から人類の限界を感じ始め、1998年に医療と工学の融合分野に可能性を感じ、2002年からサイボーグ技術の研究を開始」とあります。なんか、底知れない野望を感じる!

4.EXIII

VRと触覚技術の遠隔化を攻めているのが、EXIII(イクシー)(https://exiii.jp/)。ロボットそのものを作ってはいないが、VR上にあるいろんなオブジェクトを、いかに人間にフィードバックするデバイスを作ることを得意としている会社です。VR上のものを掴むなど。2017年にゼネコンの大成建設と提携を発表。工事現場の問題を、同社の技術で解決していくという。なんといっても、もうちゃんと買えるものを製造販売しているところがすごい!

5.MIRA ROBOTICS

ロボットとヒトによる新しい家事支援サービスを打ち出したのがミラロボティクス(https://mirarobotics.io/)。「ugo(ユーゴー))」というサービスを発表し、家庭の洗濯を代行するなどを行うとのことです。ロボットのデザインも非常に家庭向きで愛くるしいデザインとなっています。洗濯を畳むとか、家事をするとか、難しい仕事をどうやってロボットで!?と思われるかもしれませんが、ロボットの操縦はAIでなく、人間が遠隔で行うのです。それは斬新なアイデア!これなら、ロボットが家庭に入ってくる時も早くなるかもしれませんね。

6.トヨタ自動車

自動車メーカーであるトヨタ遠隔操作もロボットをだしているのです。その名は、T-HR3(https://global.toyota/jp/detail/19666327)。自動車会社のロボットと言えば、ホンダのASIMOが有名ですが、トヨタも多くのロボットを長年排出しているすごいロボット会社でもあるのです。今回、ご紹介するこの、T-HR3は、人間側にも装着型のコントローラーつけて、操縦するマスタースレイブ方式を採用しています。人間と同じ動きをロボットが再現します。すごい、なんか見た目が未来すぎる!こんな、トヨタのロボットが大集合したイベントがありました。

バスケットボールのBリーグのトヨタチームのイベントです。最後に、ロボットでスリーポイントシュートを決めるというものです。おい、T-HR3!お前が、シュートを打つんじゃないのか!!ボールをロボットに渡すだけかいな。絶対、開発費用何十億円も使って、開発期間も10年とかかかっているであろうこのロボットに、ボール渡すだけの仕事をさせてしまうのが、トヨタ!日本企業のおもしろすぎるところ!!

7.川崎重工

 

バイクのNinjaでおなじみの川崎重工もロボット開発会社なのです。川崎重工が発表した遠隔操作ロボットは、Successor(サクセサー)(https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20171129_1.html)。このロボットの目的は、熟練工の熟練の技術を、ロボットや若手に伝承していくためのものという。そう、日本は少子高齢化が進んでおり、労働者不足問題が深刻になってきているのです。こういう技術は必要!このロボットには、触覚、力覚、視覚、聴覚などを再現できるフィードバックシステムをする機能が搭載されていると言います。「技術は見て盗め」「背中で教える」みたいな、非効率的な時代はもう終わってますからね、ロボットに教えてもらえるなら、それがうれしいです。

ところで、川崎重工もヒューマノイドロボットを発表しています。

しかし、顔が怖い!北斗の拳に敵側で出てきそうですね。こんなロボットが世に出てきたら、ケンシロウも手こずります。

8.カナモト

ロボット開発競争の裾野は広がってきています。建機会社でもなく、ゼネコンでもなく、建機レンタル会社もロボット開発に参戦しています。それは、カナモトのカナロボ(https://www.kanamoto.co.jp/business/b_rental/product/pdf/KanaRobo.pdf)。社名を冠しているということは、かなりの自信作のはず。このカナロボは、無改造のショベルカーに乗り込み、人が遠隔操縦で動かすというもの。災害現場など、人が立ち入りにくい場所で、活躍できるという。このカナロボはコントローラーがかっこいい!まさに、ガンダム!!

カナロボには、V-Sido(ブシドー)というロボット制御ソフトウェアを使っているという。ロボットの世界では、よく聞くソフトウェアですね。

9.海馬

かわいいロボットが特徴の、海馬(https://www.caiba.net/)。ロボットの名前も、CAIBA。このロボットもマスタースレイブ方式で、操縦者が、VRゴーグルを使い、コントローラーを装着し、人間の動きに合わせてロボットも動くというもの。羽田空港の接客などの実証実験でも使われたという。人間同士のコミュニケーションもいろんなストレスがあるので、片方がロボットだと、意外に気楽なのかもしれないですね。デザインがかわいいので、子供にも大人気で間違いない!

10.日鉄ソリューションズ(旧:新日鉄ソリューションズ)

同社が発表したにが、5G FACTORYⅢ(https://www.nssol.nipponsteel.com/public_relations/report/mwc2018.html)。NTTドコモの展示会で、次世代通信技術である5Gのメリットをアピールするために発表・展示されたロボットです。ベースになってるロボットは、THKのロボットでしょう。このようにすでにハードウェアを持ってるTHKのものに、ソリューションをくっ付けて、外装を少し変えて、オリジナリティを出すのもひとつの手ですね。この展示以降、目立った活動がないのは、キャンペンで一回だけの展示であったのか、それとも、次なる大規模開発をしているからなのか?今後に期待ですね。

11.オリィ研究所

吉藤社長のキャラクターが強すぎて、ロボットが頭に入ってこないこのオリィ研究所。同社が開発したのが、OriHime-Dという等身大ロボット。このロボットで、遠隔からロボットを使い喫茶店などの、配膳業務を行うというのです。この会社のスローガンが、「人類の孤独を解消する」という壮大なテーマ。実際、このOriHime-Dを使って、配膳業務を遠隔で行ったのが、病気や障害で、家から出れない方が遠隔で仕事したという。ロボットで、社会問題を解決するこの姿勢は、本当にすばらしいです!

12.アスラテック

ものすごい数のロボット開発に携わっているのが、アスラテック(https://www.asratec.co.jp/)。なんでも、ソフトバンクグループの会社とのこと。アームや台車、畜産向け清掃ロボ、土木向け、Pepperの遠隔化など、多岐に渡って、同社のV-Sidoというロボット向けのソフトウェアを使って、開発に関与している。きっと、ソフトバンクにとんでもない金額で買収された会社に違いない! 開発者は、吉崎チーフロボットクリエイターという人物。この方が、日本のロボットの黒幕か!?

まとめ

いかがでしたでしょうか?日本のおもしろロボットを集めてみました。今回は、遠隔操作編。このジャンルは、アニメや映画の影響を受けてる会社が多いですね。日本のロボットのおもしろさの原点は、やっぱり、SFにあるのでしょうか。

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