悲報…エンジニアははっきり言って○○ガチャです。
第35回で、「雇われエンジニアは社長ガチャ!」という話をしました。
社長がエンジニアを理解してくれるか?リスペクトしてくれるか?と合わせて、ベンチャキャピタルなどの意向にどの程度影響を受けるか?
これによって、働く環境が変わってしまうよという話でした。
今回はそれに加えて、エンジニアに注意してほしい「案件ガチャ」についてお話ししたいと思います。
案件ガチャというのはその名の通り、「エンジニアとして働く中で、どのような案件に関わることができるかは運次第!」ということですね。
エンジニアとしての実績は、ご自身のスキルはもちろん、転職時の給与にも関わる「エンジニアのポートフォリオ」なのですが、エンジニアの場合、実績と呼べるような案件に携われるかどうかという部分で、案件ガチャがあるように思っています。
今回は、案件ガチャの中で、「こんな案件に携われると良いよね」というものと、「こんな案件だと外れガチャ!」というパターンをグラさんなりに紹介していきますよ。
①こんな案件は当たり![ヒットプロダクトを上流で開発!]
作ったプロダクトがヒットして、世間に広く認知されると、ポートフォリオとしての経験の価値は爆上がりですよね。有名なプロダクトに関わっていたとなると周りも「オー」となります。
ただし、下流でコーディングだけやっていましたというので通用しません。
プロダクト制作の中で「何をしていたか」ということは重要になるので注意しましょう。
②こんな案件は当たり![流行の言語で大掛かりな開発]
私の知っている例で、PHPのウェブサイトをRailsで作り直す。というような仕事がありました。
流行の言語を使って大掛かりな仕事を経験できると、エンジニアとしての価値は上がりますよね。実践の場で新しいことを経験できるかというのも、ガチャの要素が強いかなと思います。
いわゆる普通の案件にも当たりはある
人によっては違うけど本人にとってはいい案件もあります。
CTOがそれぞれのエンジニアのキャリアパスに目を配っている。
メンバーがいい人ばかり。クライアントもいい人。
などいい環境はそこらじゅうにあるわけで、本人のコミュニケーションスキルや行動次第では、一見悪そうな案件も、本人にとっては良い環境を手に入れることだってあります。
③こんな案件だと外れガチャ[レガシー技術を踏襲]
GITやAWSを使わない・・・COBOLで仕事する。など。信じられないかもしれませんが、かなり大きな組織でも、むしろ大きな組織ほど、中身はデジタル化が進んでいません。
業務効率化をしたくても一存ではできないような環境はまだまだたくさんあると考えておいた方が良いでしょう。
WindowsのPCが貸与された・・・なんてこともあるかもしれません。
④こんな案件だと外れガチャ[スケジュールに無理のある仕事]
仕様やスケジュールにそもそも無理がある仕事も多いと思っておきましょう。
呼ばれて開発に加わったら、すでにスケジュールが遅れまくっていた、、みたいなこともあります。元から炎上している案件なので、クライアントの印象もわるいし、前向きな開発はできそうもありませんよね。
⑤こんな案件だと外れガチャ[会社や人が悪い]
エンジニアの開発はサービス・コンテンツありきなので、非エンジニアと関わらずには行えません。ブラック体質が浸透していたり、やたらと高圧的な決済者がいるような組織で仕事をすることになると一気に萎えちゃいますよね。
ということで、あたりガチャと外れガチャの内容について話をしてきました。
グラさんは、個人的には「エンジニアは早く起業して案件ガチャから解放されるべき」と思っています。
もう少し経験を積んでから起業しよう、という方が多いのはわかりますが、エンジニアこそ起業して、ガチャに左右されずに仕事を受けられる仕組みづくりや、自分でプロダクトやサービスを作り出す環境に身を置いて欲しいと思っています。
みなさんが思っているほどエンジニアの起業にリスクはありませんので、是非一度調べてみてはいかがでしょうか。
グラさんに相談してくれても良いですよ!
お待ちしています。