こんな人はプログラミングスクールに来ないでください。

今回はプログラミングスクールのクソ客ってどんな人、という話です。

過激な言葉ですが、具体的には「プログラミングスクールの趣旨にそぐわず、望んだ成果を得られないため、スキルを習得することができず、講師もご本人も不幸になってしまう」というような方のことを指します。

この動画を作ろうと思ったきっかけは、Qiitaにあがっていたこの記事です。

プログラミングスクールの講師を2年間続けて限界が来て辞めた話

それでは、「プログラムを学ぶ前に少し考えた方が良いのでは?」という「クソ客の方」というのがどんな方かというのを見ていきましょう。

「転職ゴールである」

プログラムを学べば食える、「手に職で転職しやすい」ということでプログラムに手を出す。

でも、何をすればプログラマーになれるのか分からないから、とりあえずスクールに行ってみる。という方。

もうほんとにプログラマーに向いていないです。情弱の極みです。

後でお話ししますが、目的もなく安易にプログラミングを学ぶ方が増えているのは、大手プログラミングスクールの広告戦略のまずさがあるので、あまり責めるわけにもいきませんが、「手軽にスキルが手に入りそう」とか「簡単に食えそう」という気持ちでプログラミングを学んでも「100%上手くいきません」ので、考え直した方が良いですよ。

「社会的常識が欠如している」

面談に遅刻する、約束を守れない、嘘をつくなど、社会人として当たり前のことができない方はお断りです。うちでもWEBカウンセリングや体験入学で無断キャンセルするひとは3割ぐらいあります。そもそもこういう方はプログラマーに向いていません。

プログラマーには、調整役として結構ヒューマンスキルが必要ですよ。

「学ぶ姿勢がない」

これは特に、社会人の方に言いたいことです。

「金を払ってやっているんだから俺を育てろ」「分からないことはすぐに答えを教えろ」という態度の方、お断りです。あと、自学自習をしないで、授業だけでスキルが身につくと思っている人ね。

「学ぶということがどういうことか」と「プログラマーがどんな仕事か」を勉強して出直してきてください。

テックジムに学びにきている学生の方がよっぽど明確な目的を持って頑張っていますよ。

実はうちにも他のスクールのメンターもやっている講師がいるんですが、彼がいうには、テックジムの生徒は質問内容のレベルが高いそうです。

では、他のスクールでどんなことを聞いてくるのかというと、テキストに書いてある言い回しについて「どういう意味ですか?」ということを聞いてくるようです。
それに対して、テックジムの受講生は「自習型」であることを受け入れてくるので、その点でフィルタリングができているのではないかというお話でした。

プログラミングスクール側に問題がある

と、きついことを言ってしまいましたが、そもそも、このような方が生まれてしまう背景にはプログラミングスクール側に問題があると思っています。「誰でもスキルが手に入る」「簡単に稼げる」「好きな働き方ができる」という誘い文句で転職ゴールの方を大量に生み出しています。

コロナで「リモートワークをはじめとする働き方の多様化」や「特定の業界の将来性が不透明になったこと」などを受けて、転職ゴールで安易にプログラムを学ぶ方が増えているようです。

クソ客を作り出す大手スクールの戦略は本当にクソですが、ITプログラマーになろうと思っているのに情弱、という方にも、大いにもったいなさを感じます。

高いお金を払って何も手に入らないというのは生産性ゼロですよね。

プログラミングスクールから享受すべき本当の価値は、「自学自習の効率最大化」です。

「なりたい自分」も「やりたいこと」もあなた次第なのだから、まずはご自身が何をやりたいのか、考えてみてはどうでしょうか。

その上で、スクールがそれを後押しするための「学び」と「出会い」を提供する場となり、人生を自分の力で切り開く一歩を一緒に踏み出せれば、こんなに嬉しいことはないと思っています。

テックジムはそういう思いから、月額制をとっています。

いろいろなイベントもやっているので、ぜひ話を聞きにきてくださいね。