HTTPとHTTPSの違いとは?比較表で分かりやすく解説
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目次
HTTPとHTTPSの違いを理解していますか?
インターネットを利用する際、URLの先頭に「http://」や「https://」という文字列を見かけたことはありませんか?この「S」の有無が、実はWebサイトのセキュリティに大きな影響を与えています。
本記事では、HTTPとHTTPSの違いについて、初心者の方にも分かりやすく比較表を用いて解説します。
HTTPとは?
HTTP(Hypertext Transfer Protocol) は、WebブラウザとWebサーバー間でデータをやり取りするための通信プロトコルです。1990年代初頭から使用されており、インターネットの基盤となる技術の一つです。
HTTPの特徴
- データが暗号化されずに送信される
- 通信内容が第三者に傍受される可能性がある
- 実装が比較的シンプル
- ポート番号:80番
HTTPSとは?
HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure) は、HTTPにSSL/TLS暗号化を追加したプロトコルです。「S」は「Secure(安全)」を意味し、データの送受信を暗号化することで、セキュリティを大幅に向上させています。
HTTPSの特徴
- データが暗号化されて送信される
- 第三者による傍受や改ざんを防止
- SSL/TLS証明書による認証
- ポート番号:443番
HTTPとHTTPSの違い【比較表】
| 項目 | HTTP | HTTPS |
|---|---|---|
| セキュリティ | 暗号化なし | SSL/TLS暗号化あり |
| データ保護 | 保護されない | 保護される |
| SSL証明書 | 不要 | 必要 |
| ポート番号 | 80 | 443 |
| URL表示 | http:// | https:// |
| ブラウザ表示 | 警告表示される | 鍵マークが表示される |
| SEO評価 | 低い | 高い(Googleが優遇) |
| 通信速度 | やや速い | やや遅い(暗号化処理のため) |
| 導入コスト | 無料 | SSL証明書の費用が必要(無料版もあり) |
| 情報の傍受リスク | 高い | 低い |
| なりすまし防止 | なし | あり |
| 適用場面 | 一般的な情報閲覧 | ログイン、決済、個人情報入力 |
HTTPSを使用するメリット
1. セキュリティの向上
HTTPSでは、送受信されるデータがSSL/TLSによって暗号化されるため、第三者による盗聴や改ざんを防ぐことができます。特に以下の情報を扱う際に重要です:
- ログイン情報(ID・パスワード)
- クレジットカード情報
- 個人情報
- 機密データ
2. SEO効果の向上
Googleは2014年から、HTTPSを検索ランキングのシグナルとして使用することを発表しています。HTTPSを導入しているサイトは、HTTPのみのサイトと比較して検索結果で優遇される傾向にあります。
3. ユーザーの信頼性向上
現代のWebブラウザは、HTTPサイトにアクセスすると「保護されていない通信」という警告を表示します。HTTPSを導入することで、ユーザーに安心感を与え、サイトの信頼性を高めることができます。
4. データの完全性保証
HTTPSは、データが転送中に改ざんされていないことを保証します。これにより、ユーザーが意図した通りのコンテンツを受け取れることが確保されます。
HTTPSのデメリット
1. 導入コスト
SSL証明書の取得には費用がかかる場合があります。ただし、Let’s Encryptなどの無料SSL証明書サービスも普及しており、コストは以前より大幅に削減されています。
2. 処理速度の低下
暗号化・復号化の処理が必要なため、HTTPと比較してわずかに通信速度が遅くなる可能性があります。ただし、HTTP/2やHTTP/3などの新しいプロトコルの登場により、この差は縮小しています。
3. 設定の複雑さ
SSL証明書のインストールや更新、サーバー設定など、HTTPSの導入には技術的な知識が必要です。
HTTPからHTTPSへの移行が必要な理由
Chrome、Firefox、Safariの対応
主要なWebブラウザは、HTTPサイトに対して積極的に警告を表示するようになっています:
- Chrome 68以降: すべてのHTTPサイトに「保護されていません」と表示
- Firefox: パスワード入力フォームがあるHTTPサイトに警告
- Safari: HTTPサイト訪問時に警告表示
インターネット全体のセキュリティ向上
HTTPSの普及は、インターネット全体のセキュリティレベルを底上げします。2026年現在、主要なWebサイトの大部分がHTTPSを採用しており、これが標準となっています。
まとめ:HTTPSへの移行を推奨
HTTPとHTTPSの最も重要な違いは、通信の暗号化によるセキュリティレベルです。現代のインターネット環境において、以下の理由からHTTPSの導入は必須と言えます:
- ユーザーデータの保護: 個人情報やログイン情報を安全に送受信できる
- SEO効果: Googleなどの検索エンジンで優遇される
- 信頼性の向上: ユーザーに安心感を提供し、サイトの信頼性を高める
- 業界標準: 主要なWebサイトはほぼすべてHTTPSを採用している
特に、ユーザーから情報を受け取るフォームや、ログイン機能を持つWebサイトを運営している場合は、HTTPSの導入が強く推奨されます。
無料のSSL証明書サービス(Let’s Encryptなど)も利用できるため、コスト面のハードルも以前より低くなっています。まだHTTPを使用している場合は、できるだけ早くHTTPSへの移行を検討しましょう。
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