【都道府県別】プログラミング教室の需要度ランキング
東京を100とした場合の、プログラミング需要度指数を当社なりに調べてみました。
1位 東京都 100
2位 愛知県 73
3位 大阪府 72
4位 神奈川県 62
5位 宮城県 52
6位 福岡県 49
7位 大分県 47
8位 静岡県 46
9位 群馬県 41
10位 北海道 36
【11位-20位】
長野県 31
長崎県 31
山形県 26
石川県 25
福島県 20
福井県 20
山梨県 19
佐賀県 18
宮崎県 17
青森県 13
【21位-31位】
秋田県 13
千葉県 12
岩手県 12
広島県 12
栃木県 9
埼玉県 9
沖縄県 9
熊本県 9
岡山県 8
新潟県 7
鹿児島県 7
【その他】
京都府 6
鳥取県 6
茨城県 6
兵庫県 6
岐阜県 5
愛媛県 5
富山県 5
香川県 4
高知県 4
徳島県 3
山口県 3
滋賀県 3
三重県 3
島根県 3
和歌山県 2
奈良県 1
IT城下町を全ての地元に。地元で起業という選択肢。
長渕剛の乾杯の歌詞に
「故郷の友は今でも君の心にいますか?」とあるが、
東京に登ってきた人々の答えはおそらくNOである。
ただ、地方の子供たちが「東京に憧れるベクトル」と同じ分、
地方を捨てた大人たちが「故郷と繋がりたいベクトル」は存在する。
想像してみてほしい。
例えば、故郷にIT会社ができたとする。
ホームページの更新や広告の運用など、切り離しできそうな業務は、依頼したくなるだろう。東京で成功した人だったら出資という形をとるかもしれない。
お世話になったコミュニティへの恩返しというか、接点を持ちたいというのが人間というものだ。ふるさと納税のIT版があってもおかしくない。
最初は小さい仕事かもしれないが、仕事をこなすうちに、地元の有力企業のシステムや基幹業務を任されるだろう。
エンジニアが生まれれば産業ができる。
かつての自分もそうだ。まず人づてにエンジニアと知り合い、そして人づてに発注者を探し、最初の仕事を受ける。仕事を通じて人と出会い、人脈で仕事がまわっていく。東京だろうと地方だろうとITの仕事はあるし、そういう仕事が人づてにまわるのも、東京も地方も海外も関係ない。
海外の開発会社だって、東京の仕事を受けているのだから、単にエンジニアがいないから、そういう話に混ぜてもらえないだけである。
今まではエンジニアが東京に集まってきていたから、地方でIT産業は育たなかった。エンジニアがその土地にとどまれば、そこで産業ができる。
今まで時代はエンジニアの取り合いだった。
これからの時代はエンジニアを生み出す者が主導権を握る。
テックジムがやりたいことは、人を集め、エンジニアを育て、経済をまわす「IT城下町」を作ることである。
テックジムFCは「プログラミングを教えて対価を得る」だけに止まらなくてもいい。育ったエンジニアを地元企業に派遣や紹介をしてもいいし、開発部隊を作って受託開発や自社サービスを展開してもいい。
エンジニアが生まれ続けるということは、卒業生が地元で就職、起業することも後押しする。東京に行かなくても仕事はまわるからだ。
東京の連中は、中国やベトナムに、オフショア開発先を探している。
ただ、人件費の高騰とコミュニケーションコストが嵩んできて割高になってきているという。
そのうち、あなたの地元にも東京の連中が来るかもしれない。
いまのうちにIT城下町を作っておこう。
デジタルネイティブ世代のプログラミング必修化も、それを後押ししてくれるだろう。
なぜなら、この国家プロジェクトには出口戦略がない。
IT人材を育ててほったらかしではなく、その地場で産業が生まれてようやく全国民がこの恩恵をうけるのだ。
日本が再び返り咲くと思う理由
フォードが自動車を作り始めたのは1903年。
それに対してトヨタは1933年。
これ一つの事例では全部を語ることはできないが、
日本人は出遅れても世界に伍せる産業を作ってきた。
火縄銃もいい例だろう。
1543年に伝わり、1600年頃には世界最大の銃保有国になった。
さて、私は今まで、米国、中国、ドイツ、ミャンマー、ルワンダと、IT企業の視察に行く機会に恵まれた。
そこで見て驚いたのは、ITエンジニアがいわゆる知的エリート層(有名大学・大学院卒)だったことだった。
つまり、教育ヒエラルキーによって、ITエンジニアになることができない人々がいるということだ。
日本は学歴格差はあっても、教育格差はないと思う。
みんな知的な教養を持ち得ている。
明治時代3500万人で「学問のすすめ」が340万部売れた国である。
江戸時代の寺子屋数は1万校あったそうだ。
一番多いのは滋賀県。近江商人は教育熱心だったようである。
そして、日本は恵まれている。
中学生でもパソコンを買い与えられ、Wi-Fiは当たり前に届くし、停電もない。
そもそも、世情不安がないので、学習を阻害する要因も少ない。
テックジム東京本校では、ついに高校生エンジニアが生まれた。
そんな日本だからこそ、
私が開催したプログラミング体験講座に、老若男女が1万人以上が参加した。
こんなに教養に関心がある国民はあるだろうか?
トヨタ社は「モノづくりは人づくり」と考え、会社設立翌年の1938年に学校開校し、自動車技術者を育成し続けてきたという。
日本には、寺子屋・私塾にはじまり、慶應義塾、トヨタと、連綿と受け継いできた実業向けの民間教育がある。
そのタスキを誰かが、後世にリレーしなくてはならない。
かつてスティーブ・ジョブズがアップルを追い出された時、
この分野の先人たちの期待に添えず渡されたバトンを落としてしまったと感じたという。
たしかに、今日のシリコンバレーの起業家たちは、そのバトンを受け継いでいるように見える。
ただ、どの会社も良いITエンジニアの「採用」には力を入れても、「人づくり」に力を入れる会社は多くはないだろう。
そこにIT産業の軛がある。
今こそ日本のチャンスだ。
私は一生をかけて、プログラミング教育に身を投じ、
日本各地でIT産業が勃興するのを見届けたいと思う。
ご協力をお願いいたします。
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