【起業家対談040】海外の名も無きものづくりベンチャーの作品を日本に紹介する仕事をするに至った経緯とは?(株式会社ハンズエイド小室健氏)
ご子息をお受験させたい成功者の皆さまに「現実」をお伝えします。
「我が家系は、親子代々、慶應です。」とか言っている人は本論とは関係ないので、「ぜひ孫も慶應で」ということで。
今回は図らずもボンボン学校に入ってしまった私からの、ご子息にかわってのご報告である。
とりあえず、親を超える人材はほぼいない。
一代で成り上がった親と違って、彼は生まれながらにボンボンである。
すでに、満たされているし、東京への憧れもないので、のしあがる合理性はない。
いい大学に入れるからって?
確かにいい大学に入っている奴は多いかもしれないが、頂点(東大)ではない。
頂点を目指す系の学校(開成とか灘とかラサールとか)に入れたとしても、
その頂点の学校では、あなたのご子息はカローラ同然である。
だったら、普通車が走っている公道(公立の学校)でポルシェ気分(優等生)もいいのではないかと思う。
あと、いい大学に入っても、のしあがれないことは、
自分の学歴よりもいい奴を自分の会社に入れているあなたがよく知っているはずだ。
先日、たまたま、フェイスブックで国分寺市立第四小学校の同窓生とつながった。
小五にしてベーマガを読み、スキーゲームを作っていた。
彼はそのまま四中にあがり、俺は学習塾というチートを使ってボンボン学校へ。
彼はITコンサルタントになっていた。
なんとなしにIT業界に入った俺のインチキ人生とはわけが違う。
まあ、親の介入を受けるのも子どもの仕事だから、それぞれの人生を味わえばいい。
だがしかし、あなたの思い通りに子どもは育たないということ。
さらにいえば、100年人生時代。子どものことより、自分自身のことを考えろよと言いたい。
子どもの意思を確認せずに、プログラミングを勉強させる親を見るたびにそう思う。
同世代の女子たちは、親の介入を受けて、大半がピアノを習っていた。
そのほとんどが、ピアノ嫌いになっている。
プログラミングもそうならないで欲しい。
いつのまにか東大生の方がリスクテイカーになっていた。
昨日、東大生とメシを食った。
別に隠していたわけではないが、
実は年に一度、江副浩正氏のお墓参りに行っている。
彼は俺の中でヒーローなのである。
なぜかというと、政治に近づいた商人で牢獄にぶち込まれた人物だからである。
そういう意味では堀江貴文氏も同じで、もし彼が俺よりも先に死んだら、墓参に行くだろう。
東大というと、親父もそうだが、同級生も含め、リスクをとらない安定志向なやつばかりだと思っていた節がある。
どうやら実は違っていたらしい。正確にいえば、2015年以降に特に、そんな潮流を感じる。
友人、知人で、東大出身の起業家をあげてみると、
津崎さん、鬼頭さん、服部さん、%E9崎さん、辻さん、保手濱さん、飛翔さん、など、結構名前があがってくる。
1999年の起業当初は、知り合いも少ないので起業家の知人はゼロ。
それが2006年ぐらいになると増えてきて、慶應が多く、その次は早稲田という感じだった。
そこから、ひと回り時がたって、技術要件もタフになってきたのを待ってましたとばかりに、
東大起業家のラッシュである。(少なくとも自分から見えている景色ではの話である)
2019年のテックジム開業当初、東大生が入会してきた。
今まで色々な学生インターンと会ってきたが東大生は皆無であったので
「東大生がうちを見つけてくる時代になったんだな」とワクワクしたものであるが、
今は普通に東大生が入会してきて、インターン生も東大生が多い。
東大生が堀江貴文の言葉を教えてくれた。
「就職戦線になるとマーチから早慶の方が元気を出してくる。
そんな土俵に東大生は乗ってはならない」と言ったそうだ。
また。東大あるあるを2つ教えてくれた。
一つ目は、勉強しなさいと親に言われたことがない。
自律的に目標に向かって走れる素質と忍耐力を持っているということであろう
もう一つは、いざ東大に入ると、上には上がいて、
それゆえに、自己肯定感が低いそうだ。
それって、もはや起業家じゃないか。
自律的に頑張るけど常に上には上がいる世界。
ならば、東大生は、とっとと起業すればいい。
というわけで、起業しろおじさんの動画を貼っておくので、
学生の皆さんは見るべし!
【小室健さんのプロフィール】
2002年にNTTドコモ入社、新潟支店に赴任後、同年退社。
化粧品ベンチャー株式会社フィッツを経て、2008年、株式会社ハンズエイド設立。
当初は雑誌や書籍のグルメ特集をiPhoneで閲覧することが出来るグルメ書籍アプリ「食べレコ」を運営。 2年後には事業転換。
現在は海外のものづくりベンチャーの製品の販売やマーケティング支援をしている。
■株式会社ハンズエイド
【取扱商品例】
■Neabot
今までのロボット掃除機と異なり、Neabotには密閉型の紙パックの自動ゴミ収集機能がついています。1~2ヶ月に1回、指でつまんで捨てるだけ掃除完成になります。
■The Power Packer
香港の新進気鋭トラベルブランド。第一弾のThe Power Packerはあなたが集中できるように作業環境を整理してくれるデジタル機器専用オーガナイザーです。
■Sonic Decanter
特許技術である超音波で、ワイン、ウィスキーや日本酒を数分で熟成し、味と香りを引き立てます。
■KUVRD
メーカー問わずレンズに装着可能、水や砂ボコリなどからレンズを保護し、衝撃を吸収。大切なレンズを保護してくれます。