【フェイスブック・グーグルドコモ・KDDI】2020年がAR元年になる6つの理由

赤坂見附テックハブでは、去年末から隔月でARアプリ開発講座を開催しておりますが、いよいよ来年にはARが産業化するのではないかと囁かれております。


MR(複合現実)領域へ。ドコモが米Magic Leapに約300億円出資。

MagicLeapはプロダクトローンチ前から多額の資金調達を実施しておりMRヘッドセット「Magic Leap One」を手がける。

AT&TがMagicLeapとの提携拡大を発表。MRを活用した商品の試着・試用アプリ、複合医療診断機能アプリなど、これらの業
界で使用するのに適したMagic Leap One用アプリを開発し、売り込みを図る。

ドコモもまた、MR領域の今後の大きな成長を見込み、Magic Leapとの提携を通じて5Gの持つ高速・大容量・低遅延といった特長や、dアカウントをはじめとしたドコモのアセットとの連携を行うことで、日本国内における空間コンピューティングを利用したMRサービスの創出と市場の拡大をめざす。

KDDIとnreal、XR技術を活用したスマートグラスの企画開発


nrealが開発したスマートグラス「nreal light」をベースに、KDDIが国内利用に向けた対応をサポート。
nreal lightは、スマートフォンやnreal製のコンピューティングユニットとUSB-Type-Cケーブルで接続して利用できるスマートグラス。スマートグラス本体の軽量化や、安全性の確保、稼働時間の延伸を実現するほか、位置トラッキングにも対応したAR・VRアプリケーションを利用できる。さらに、52度の広い視野角に加えて、わずか88グラムという従来のスマートグラスに無い軽さを実現。

マイクロソフト「Hololens2」の発売


HoloLensが発売されてから約3年。
2019年2月、Microsoftの新MRヘッドセット「HoloLens2」がMobileWorldCongressで発表された。
視野角が広がりより軽量化される。


google glassの新モデル発売

Google Showcase


2019年5月20日、GoogleはスマートグラスGoogle Glassの新モデル「Glass Enterprise Edition 2」を発表。販売価格は999ドル(約11万円)。法人向けに販売。
工場や倉庫、医療機関などでの現場作業をアシストするデバイスとして設計。

アップルARグラスが2020年末に量産開始!?

2019年。顔認識のための内側の3Dカメラを背面にも搭載することを発表。これによってより遠くの特徴点が拾えるようになる。

アップル初のAR製品は早ければ2019年第4四半期、遅くとも2020年の第2四半期に量産に入る。
また、2020年には、3Dプリンターカメラ搭載のiPhoneをリリースを予定。


アップルARメガネは基本的にはディスプレイ機能のみとされ、実際のコンピューティングやレンダリング、インターネット接続や位置情報はiPhoneが処理して、ARメガネはそのデータを出力するだけの役割となる。
この方式により様々な部品を内蔵する必要がなくなるため、ARメガネはOcculus GOのような一体型よりも、はるかに軽量、かつ装着しやすくなる模様。

OculusQuestを発表予定のFaceBookもARグラスを開発中

 

フェイスブックは傘下のOculus向けに、新たな職種の募集を行っており、この求人情報から、同社がARヘッドセット(ARグラス)を開発中であることが判明した。
そこには「将来、我々のARグラスは物理的な世界とデジタルの世界を融合し、“現にあるもの”と“ありえるもの”を一つにします。これは次のメインストリームであり、そのために必須となる、一般消費者向けのウェアラブル技術を生み出します」と記載されていた。

そして、「AR製品は研究段階を終え、現実化します。出荷が近づいています」と発表。リリース時期については明言しないものの、複数の製品を含む、楽しみなARロードマップを計画しているとのことだ。

去年のWWDCでARKit3が発表!!

6月3日から開催されたアップルのディベロッパー向け祭典「WWDC」にてARkit3が発表されました。しかもその場でマイクロソフトがマインクラフトのAR版を発表。早くもARゲームの市場が拓けそうです。

そんな中にARグラスが市場投入となると、ARグラス向けゲームでスタートダッシュをかけるベンチャーもいろいろと出てきそうな予感です。

【ブロックチェーンゲームの次はARゲーム?】WWDC19で、ARKit3を発表。マイクロソフトもMinecraft Earthを発表。

ARアプリ開発講座(ARKit2・CoreML2が1日ですべて丸わかり)

iOS11より、拡張現実(AR)の「ARKit」と機械学習に関する機能「Core ML」が搭載され、話題を呼びました。現在はそれぞれバージョンがあがり、AR Kit2・CoreML2となって、さらに機能豊かなアプリが実装可能となっております。

そこで、1日でこれら全てが丸わかりできるプログラミング講習会を開催いたします。

【2/2(日)】ARアプリ開発講座(ARKit3・CoreML2が1日ですべて丸わかり)