【2021年版】プログラミング言語業界図:モダンな言語(アプリ開発/WEB開発/機械学習) ~みんなのプログラミングチャンネル Vol.5~

■「稼げるプログラミング言語」なんてものはない。

言語別でこれは「ない」が結論です。
その言語を選んでどうキャリアを積むかにかかります。

できる人は取得言語も多いのも事実で、逆に一つの言語しかできない人は同じ案件ばかりやっている可能性もあり、基本的には低く見積もられます。

エンジニアの中にはそのスキルをいかしてアフィリエイトで稼いだり、スクレイピングなどの仕事や、アプリで稼いだりしている人もいます。SNSの自動フォローなどちょっとしたツールで儲けている人もいます。
つまり、稼ぐという観点はその人の努力と、働き方次第です。


とはいえ、何の言語から勉強をしようかというのは自己投資という観点でも大事なことなので、いくつかの視点であてはまる言語をピックアップしてみます。

■案件数が多いプログラミング言語

案件が豊富なのはWEB開発とアプリ開発です。
WEBアプリでいうとRails、PHP。
スマホアプリだと、Swift、kotolin、ReactNative、Flutter、Unity。

最近だと、GAS、GO、flutter、機械学習関連(Python)が注目されています。

■廃れにくいプログラミング言語

Java、Rails、PHPなどは、過去に作られた案件が豊富にあるので廃れにくいです。
いまだにCobolも銀行のシステムに利用されています。

■高単価になりやすいエンジニア人材

希少人種という意味で、AIエンジニア、かつてはブロックチェーンエンジニアも高価でした。

■玄人受けなプログラミング言語

プロが喜ぶ言語というのは昔はありましたが、(例えば最初のiOS言語のオブジェクティブCなど)、フランス語は美しいけど英語でいいやという感じになり、今やプロもアマもswiftを奨励しています。
やはり教えやすい、とっつきやすいというのは今後の鍵になります。

■特定分野に強いプログラミング言語

機械学習ならPythonです。Pythonは30年前の言語ですが、学者や学生たちがずっと使い続けて、機械学習でもてはやされるようになって、モダンなWEB系のプロエンジニアたちに使われて人気言語になったという歴史があります。

ゲームについてはUnity一強で、VR、AR、ロボットシミュレーションなどに応用でき、デザイナーたちもノーコードで参戦できます。

■業界動向にも目を向けよう。GoogleとFaceBookの戦争が激アツ

ディープラーニング分野では、グーグルが出したディープラーニングライブラリーのTensorFlowはギットハブで1位のfavorite数を稼ぎましたが、今年に入ってフェイスブック陣営のPytorchが海外で人気をあつめています。

スマホアプリ分野では、フェイスブックのReactNativeがすでに確固たる地位を得ていたものの
この1年でグーグルが開発したflutterが人気を凌ぐようになりました。
flutterはReactNativeよりもデザイン性がよいなどの利点があるので、投資する価値のある系になるかもしれません。

■JavaScriptはどこが覇権を握るのか?

JavaScriptと一言で括っても、様々なフレームワークやライブラリー、派生言語があります。

例えば、vue.JS(オープン)、angular.JS(グーグル)、react(フェイスブック)、typescript(マイクロソフト)などです。


ちなみにエディタ分野では、マイクロソフトのVisual Studio Codeが人気をはくしています。GitHubも同社が買収済み。GAFAはエンジニアたちを多方面から囲い込んできています。