【エンジニアの年収】プログラミング言語別年収ランキングの見方〜みんなのプログラミングチャンネルvol.4〜

■エンジニアの給料算定方法とは

 エンジニアの工数は見積もり時に人月単価で語られることが多いので、それを時給ベースに換算するといいでしょう。

例えば、時間5000円だと人月単価80万円のスキル、時間1万円だと人月単価160万円のスキルという感じです。

 

そこから給与を払われるので、あとは給与分配率の話です。

自分で営業しているフリーランスだったら100%

フリーランス派遣会社経由だったら80%

SES社員だったら60%-70%(これは社会保険料や待機リスクをとっているため)、

自社サービスや受託会社だったら同業者の相場感で決まります。

■開発経験があれば、サラリーマンよりは高単価で働ける可能性が高い。

 どの言語にしても、その母集団に対してトップレベルになれば1000万円以上の年収になっているので、経験の積み上げ方次第です。

 また、周りのエンジニアにヒアリングした意見なのですが、年収の高いエンジニアは複数の言語をまたいで仕事をしているので言語で年収を区切るのはナンセンスだという話です。

■言語の流行り廃りがあるので注意が必要

例えば、2017年時点で1位のscallaで、当時のエンジニアたちに支持されたという理由で流行っていたのですが、学習コストの割にパフォーマンスが悪いということで2021年現在は案件が少なくたっています。

言語としての人気がなくなると案件も減り、仕事自体がなくなる可能性もあります。

 

■言語ではなく案件内容や役割(ポジション)次第で単価が決まる

 

PHPRailsWEBアプリ、kotlinandroidアプリ、

SwiftiPhoneアプリみたいに、使用言語から案件内容を想像することができますが、

pythonJavaC言語、JavaScriptは、開内容が多岐にわたります。

 

ですので言語別でキャリアを考えるのは早計です。

 

どんな案件のどんなポジションが高いかという軸をもって考えることも大切です。

詳しくは動画をご覧ください。

平均年収トップの開発言語は、「ABAP」「R」「Perl」


開発言語別の平均年収ランキングでは、1位がSAP製品の開発言語である「ABAP」(661万円)、2位はデータアナリスティクスや統計解析で活用されている「R」(656万円)、3位が大規模配信システムなどで活用されている「Perl」(630万円)という結果になった。

平均年収の高い開発言語「ABAP」「R」「Perl」でPython入らず パーソルが調査

プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング

■ 20代

• 「Go」の 512万円
• 「R言語」の 464万円
• 「Scala」の 457万円

■ 30代

• 「Scala」の 666万円
• 「R言語」の 662万円
• 「Go」の 623万円

https://proengineer.internous.co.jp/content/columnfeature/19004

プログラミング言語別の平均年収ランキング トップ10にPythonやJSなど入らず

パーソルキャリアは6月6日、日本におけるプログラミング言語別の平均年収ランキングを発表した。1位は「ABAP」で平均年収661万円。2位は「R」で656万円、同率3位は「Perl」と「VC・VC++」で630万円だった。同社が過去に調査した「ITエンジニアが学びたい言語ランキング」ではPython、Java、JavaScriptが上位だったが、これらはトップ10に入らなかった。

 プログラミング言語別の平均年収ランキングでは、5位が「Delphi」で629万円、6位が「ASP」で628万円、7位が「Go」で627万円、8位が「PL/1」で618万円、9位が「Cocos2d-x」で607万円、10位が「C++」で605万円だった。調査結果は、パーソルキャリアが転職支援サービス「doda」で集めた100万件以上の転職情報を基に算出した。

一方、パーソルキャリアが2021年に発表したITエンジニアが学びたい言語ランキングは、1位がPython(32.8%)、2位がJava(9.8%)、3位がJavaScript(5.9%)。以降は4位が「C」(5.7%)、5位が「VC・VC++」(5.4%)、6位がC++(4.8%)、7位が「C#.NET」(4.5%)、8位が「Ruby」(4.3%)、9位が「Swift」(2.0%)、10位が「COBOL」(1.8%)だった。https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/07/news065.html