AI法務ツール比較|Legal AI Pro・LegalForce・LeCHECK
AI法務ツール徹底比較
Legal AI Pro / LegalForce / LeCHECK
最終更新:2025年3月 / 対象:国内AI契約書レビュー主要3サービス
AI法務ツールを選ぶ前に知っておくべきこと
契約書レビューにかかる時間・コストの削減や、法務リソースが限られる企業でのリスク管理強化を目的として、AIを活用した法務支援ツールの導入が急速に広まっています。2025年時点では国内でも複数のサービスが競合しており、機能・価格帯・想定ユーザー層に大きな差があります。
本記事では、特性の異なる3つのAI法務ツール、Legal AI Pro(Legal AI株式会社)・LegalForce(株式会社リーガルオンテクノロジーズ)・LeCHECK・リチェック(株式会社リセ)を、機能・ターゲット・料金感・セキュリティなどの観点から横断的に比較します。「どれが自社に合うか」の判断材料としてお役立てください。
⚠ 本記事の注意事項
本記事は各公式サイト・公開情報をもとに編集部が作成したものです。料金は参考値であり、最新の正確な情報は各社へ直接お問い合わせください。掲載情報は2025年3月時点のものです。
3サービスの概要と基本情報
各サービスのコンセプト・強みを簡潔に整理しました。
「最強のAI弁護士」を標榜する、法律特化型LLM。契約書レビューだけでなく、本人訴訟・裁判対応まで幅広くカバー。
導入社数No.1を誇るAI契約書レビューサービス。弁護士監修・約50類型対応の自動レビューと、ひな型集2,000点以上を誇る企業法務向けプラットフォーム。
「一人法務を支援する」をコンセプトに掲げ、中小企業向けの低価格を実現。西村あさひ出身弁護士が監修し、英文対応・OCR・Wordアドインなど実務に即した機能を搭載。
一目でわかる比較表
| 比較項目 | Legal AI Pro | LegalForce | LeCHECK(リチェック) |
|---|---|---|---|
| 主なコンセプト | 法律特化型LLM・AI弁護士 | 企業法務向けAIレビュー | 一人法務支援クラウド |
| 主なターゲット | 個人・中小企業・法律相談 | 中〜大規模企業・法律事務所 | 中小企業・一人法務担当者 |
| 契約書レビュー | ✓ 対応 | ✓ 50類型以上 | ✓ 弁護士監修 |
| 英文契約書対応 | △ 詳細要確認 | ✓ 日→英翻訳検索 | ✓ 英文専用機能あり |
| カスタムレビュー (自社基準) |
— 詳細要確認 | ✓ カスタム自動レビュー | ✓ 自社ひな型登録 |
| ひな型・テンプレート | △ 詳細要確認 | ✓ 2,000点以上 | ✓ 立場別テンプレート |
| 契約書保管管理 | — 詳細要確認 | ✓ 自社DBに蓄積 | ✓ キャビネット機能 |
| Word連携 | — 詳細要確認 | ✓ Wordでの修正可 | ✓ Wordアドイン |
| OCR(PDF読取) | △ 詳細要確認 | ✓ 対応 | ✓ 精度99.74% |
| 本人訴訟・裁判対応 | ✓ 対応 | — 対象外 | — 対象外 |
| 無料トライアル | △ 詳細要確認 | ✓ デモ・資料請求 | ✓ 無料お試しあり |
| 価格帯イメージ | 要問合せ | 要問合せ(中〜大規模向け) | 低価格(中小向け) |
| 弁護士監修 | ✓ | ✓ 弁護士監修 | ✓ 西村あさひ出身等 |
| ISMS認証 | △ 詳細要確認 | △ 詳細要確認 | ✓ 取得済み |
| Microsoft提携 | — | — | ✓ Microsoft for Startups |
| AI研究機関連携 | — | — | ✓ 東大松尾研・Deep30 |
機能詳細を深掘り
各サービスの主要機能を、カテゴリ別にさらに詳しく解説します。
法律特化型の大規模言語モデル(LLM)を活用し、契約書のリーガルチェックに対応。「AI弁護士」として機能し、一般法律相談から契約書レビューまでの幅広い法的質問に応答する汎用性が特長。
弁護士が監修した自動レビュー機能で約50類型の契約書に対応。一般基準でのリスク洗い出しに加え、「カスタム自動レビュー」で自社独自の確認項目・修正方針も登録可能。競合他社との差分抽出(比較機能)も備える。
30名以上の各分野専門弁護士が監修。不利な条項・抜け漏れの指摘と代替案提示を自動で実行。最新の法改正に対応した条文解説つきで、法務担当者が学びながら使える設計。
法律特化LLMとしての特性を活かした文書生成に対応。テンプレートの体系的な整備については、詳細は公式へ確認を推奨。
弁護士監修のひな型集を2,000点以上搭載。自由にダウンロードして参考にできるほか、英文契約書の参考条文を日本語で検索できる「翻訳検索」機能も搭載。
各分野の専門弁護士が作成した「立場別契約書ひな型」を提供。売主・買主など自社の立場に応じたテンプレートが使えるため、ゼロからの契約書作成も効率化。
英語をネイティブとする法律専門家の関与があるとされており、英文対応の可能性はあるが、専用機能の有無は公式ページで確認が必要。
日本語で入力するだけで英文契約書を検索できる「日→英翻訳検索」を搭載。英文契約書のレビューおよび参考条文のリサーチ効率を大幅に向上させる。
英文契約書専用の機能として、「リスク洗い出し・欠落条項検知」「国際取引専門弁護士作成の条文解説」「和文・英文両対応の代替条文案提示」を搭載。海外取引が多い企業に適する。
LLMとの対話による法律相談・レビューに強みを持つが、組織的なナレッジ蓄積・管理機能については詳細確認を推奨。
アップロードした契約書を自社専用データベースとして蓄積。ドラフト版から最終版までバージョン管理が可能で、チームのやり取り履歴も残せる。組織の法務ナレッジの属人化防止に有効。
「キャビネット機能」で過去の締結済み契約書を安全に保管。タグによる自由分類・整理と、契約期間終了前のアラーム機能を搭載。更新忘れ・紛失リスクをゼロに。
3サービスで唯一、本人訴訟・裁判対応をカバー。契約書レビューの枠を超えた汎用法律相談AI(AI弁護士)として機能するため、法律問題全般の相談窓口として活用できる。
企業法務部門・法律事務所による契約審査業務の効率化に特化したサービスであり、訴訟対応や個人向け法律相談は範囲外。
契約書のレビュー・作成・保管を主軸としたサービスで、訴訟対応は対象外。ただし、法務Q&Aや動画教材など、法務担当者の学習支援コンテンツを提供。
ターゲット・想定ユーザー
各サービスが想定するユーザー像は大きく異なります。自社の規模・法務体制・課題に照らし合わせて選択することが重要です。
Legal AI Pro が向く組織・用途
契約書レビューだけでなく「本人訴訟」「裁判対応」まで対応する点が最大の差別化要因。法律相談を広くAIに任せたい個人・スタートアップ・士業事務所、または法的リスクに関わる質問を気軽にできるAI法律相談窓口を求める組織に適しています。
LegalForce が向く組織・用途
「導入社数No.1」を誇り、中規模〜大規模の企業法務部門や法律事務所が主なターゲット。弁護士監修の高品質なレビュー・2,000点超のひな型・自社ナレッジ蓄積など、チームでの法務オペレーション高度化を目的とする組織に特に力を発揮します。現在は「LegalOn」という次世代プラットフォームへと進化を続けており、マターマネジメント・サイン・テンプレート管理なども含む統合的な法務DXを実現します。
LeCHECK が向く組織・用途
「一人法務を支援する」というコンセプトが示す通り、法務専任担当者が少ない中小企業や、法務部を立ち上げたばかりの組織に最適。低価格でありながら、英文対応・OCR・Wordアドイン・ISMS認証取得など実務で必要な機能を網羅。東大松尾研究室関与のAIパートナー採用、MicrosoftのStartupsプログラム認定という技術的信頼性も強みです。
セキュリティ・信頼性
法務ツールにおいてセキュリティは最重要事項のひとつです。契約書には機密情報が多く含まれるため、各社の取り組みを確認してください。
| セキュリティ項目 | Legal AI Pro | LegalForce | LeCHECK(リチェック) |
|---|---|---|---|
| ISMS認証 | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ 取得済み |
| データ暗号化 | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ SSL/TLS1.2 |
| WAF(Webアプリ防御) | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ 搭載 |
| IPアドレス制限 | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ 設定可能 |
| 第三者脆弱性診断 | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ 年1回実施 |
| 国内データ保管 | 詳細要確認 | 詳細要確認 | ✓ 国内高水準クラウド |
| 電話・メールサポート | 詳細要確認 | ✓ | ✓ 電話・メール・Web |
LeCHECKはセキュリティに関する公開情報が最も充実しており、ISMS認証・WAF・SSL暗号化・年次脆弱性診断・IPアドレス制限など、複数の施策を組み合わせた多層的なセキュリティ体制を採っています。LegalForce(LegalOn)も大企業への導入実績が豊富であることから、相応のセキュリティ対策を有していると考えられますが、詳細は各社へ問い合わせることを推奨します。
各サービスのメリット・デメリット
- 法律特化LLMとしての汎用性が高い
- 本人訴訟・裁判対応まで対応する唯一のサービス
- 契約書以外の法律相談にも応答
- 個人でも利用しやすい設計
- 企業法務向け特化機能(ひな型・ナレッジ管理等)は詳細要確認
- 英文契約書専用機能の充実度は不明
- セキュリティ認証の公開情報が少ない
- チーム利用向け機能の詳細が不明確
- 導入社数No.1の実績と信頼性
- 弁護士監修・約50類型対応の高精度レビュー
- ひな型2,000点以上の圧倒的なコンテンツ量
- LegalOnへの進化でオールインワン法務DXを実現
- 大企業・法律事務所向け機能が充実
- 中小企業・一人法務には機能過多の可能性
- 価格が高めであることが多い(要見積)
- 個人向けの法律相談・訴訟対応は対象外
- 中小企業が導入しやすい低価格設定
- 無料トライアルで気軽に試せる
- ISMS認証・WAF等のセキュリティ情報が充実
- 英文対応・OCR・Wordアドインなど機能が豊富
- 東大松尾研・Microsoftとの提携で技術信頼性が高い
- 西村あさひ出身弁護士など専門家チームが監修
- 大規模チームの法務管理には機能が限られる場合も
- ひな型の量はLegalForceより少ない可能性
- 訴訟・個人法律相談は対象外
こんな方におすすめ
各サービスが最も力を発揮する具体的なシーンをまとめました。
- 個人で法律相談・契約書チェックがしたい
- 本人訴訟・裁判対応のサポートが必要
- 弁護士費用を抑えてAIに質問したい
- 法律Q&A的な使い方がメインの個人・スタートアップ
- 契約書以外の幅広い法律問題も相談したい
- 中〜大規模企業の法務部門
- 法律事務所でクライアント対応を効率化したい
- チームでナレッジを共有・蓄積したい
- 豊富なひな型・参考条文が必要
- 企業法務DXを一括で推進したい
- 審査業務の属人化を解消したい
- 一人法務・少人数法務担当の中小企業
- コストを抑えてAIレビューを導入したい
- 英文契約書の審査ニーズがある
- 無料で試してから判断したい
- Wordで作業しながらレビューしたい
- セキュリティ認証(ISMS)を重視する
まとめ:自社に合うサービスを見つけよう
3つのサービスはそれぞれ明確なポジショニングを持っています。単純な「どれが一番優れているか」という比較ではなく、自社の規模・法務体制・主な課題・予算に合わせた選択が重要です。
Legal AI Proは、法律相談を広くカバーする汎用AI弁護士として、個人や小規模組織の法律問題全般の入口として活用できます。LegalForce(LegalOn)は、大企業・法律事務所向けの充実した機能群と実績で、本格的な法務DX推進に向いています。LeCHECK(リチェック)は、一人法務を抱える中小企業が低コストで高品質なAIレビューを導入するための最適解として機能します。
いずれのサービスも無料トライアルや資料請求が可能なため、まずは実際に試してみることをおすすめします。導入後の運用コストや社内への定着までを見越して、サポート体制・ユーザビリティを含めた総合評価を行ってください。
📌 選定チェックリスト
✅ 法務担当者の人数(一人法務 / チーム法務)
✅ 企業規模・契約書処理件数
✅ 英文契約書のニーズがあるか
✅ 本人訴訟・裁判対応などの用途
✅ 既存のWordワークフローとの連携要否
✅ セキュリティ要件(ISMS・暗号化等)
✅ 予算・コスト感
✅ 無料トライアルで実際の使いやすさを確認
各公式サイト・参考リンク
| サービス | URL | 運営会社 |
|---|---|---|
| Legal AI Pro | review.legalai.co.jp | Legal AI株式会社 |
| LegalForce | legalontech.com/jp/legalforce/ | 株式会社リーガルオンテクノロジーズ |
| LeCHECK | lisse-law.com/lecheck/ | 株式会社リセ |
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