ぶっとんだ人の「真の適材」を作り出す仕組みを。元ソフトバンクモバイル副社長・松本徹三氏

昨今の世界の科学技術開発の流れの中では、「高度なソフトウェア開発」就中「AI(人工知能)関連」の比重が極めて大きくなっておりますが、日本はこの分野で他国に大きく遅れを取っている様に感じられます。この分野では、日本が得意とする「要素技術の緻密な組み合わせと改善の蓄積」よりも「特異な頭脳をもった一個人の飛躍した発想」がより大きい貢献をするという事実が、この背景にあるのではないかと思われます。

IQが突出して高い人逹は、一般社会においてはその特異性が目立ち、周囲にうまく適応できないケースも多く、「苛め」の対象にもなりやすいことから、「登校拒否」、さらには大学への進学を断念せざるを得ないケースもあると思われます。社会に出ても、その稀有の能力が認められず、その能力を活用できないままに、下積みの生活に甘んじていることも多いでしょう。これは、本人にとっても不幸なことですし、社会と国家にとっても大きな損失です。

【松本徹三氏プロフィール】


高IQ者認定支援機構 代表理事

京都大学法学部卒業。1962年 伊藤忠商事に入社。アメリカ会社エレクトロニクス部長、東京本社の通信事業部長、マルチメディア事業部長等を歴任。1996年に伊藤忠を退社して独立し、コンサルタント業のジャパン・リンクを設立。1998年にクアルコムジャパンを設立し、代表取締役社長に就任。2005年からは同社の会長兼米国本社上級副社長。2006年に同社を退社しソフトバンクモバイル取締役副社長に就任。2012年まで同社に勤務した後、現在はソフトバンクを含む国内外の企業数社とのアドバイザリー契約を持つジャパン・リンクの社長として活動。2013年から2年間、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科の特別招聘教授。最近の著書に『AIが神になる日』(日本語、英語、中国語、韓国語)がある。

【高域知能検査「CAM-S(キャムズ)」について】

「CAMS」は数ある知能測定方法の中でも「図形の行列推理」に着目し、当機構が開発・実施しています。
「CAMS」では、測定対象とする能力を「時間的な圧力の少ない状況で、高い推論能力を発揮する力」としています。また、当機構は「推論能力」を「少ない情報から隠された法則性を見つけ出す能力」と定義しています。「記憶力」と「思考力」を比較した場合、「記憶力」は現行の学力テスト等で十分に評価される状態になっていますが、「思考力」についての評価システムは未成熟といえます。「CAMS」はこの「思考力」の測定を使命としています。

https://www.hiqa.or.jp/cam-s


Web簡易検査はこちら(無料)
https://www.hiqa.or.jp/test

キャムズとMENSAとの違い

高いIQを持つ人達が参画しているよく知られた組織としては、英国で発足し、現在世界で12万人の会員(60%以上は米国人と英国人)を持つMENSAという組織があり、日本でもこの組織が毎月実施している検査で一定のIQをクリアーした人達約3,500人が、現在会員として登録されています。

しかしながら、このMENSAという組織は、もともと全世界の人口の2%に当たる「頭の良い人」の認定と親睦のために作られた組織であり、IQが130 sd15を大きく上回るような所謂「天才級」の人達の認知は行われていません。また、その入会試験問題も、「比較的簡単な問題を限られた時間内に解く」能力に主眼が置かれているようです。これは、当機構の測定する「前例のない難問を時間をかけてじっくり解く」能力とは異なる能力です。


著名人からのメッセージ

髙野義行氏(JAPAN MENSA 議長/会長)

現在、JAPAN MENSAでの活動の多くは、未だその一段階目の「仲間の発見」にとどまっている所ですが、こちら財団法人「高IQ者認定支援機構」では、既に第三段階目「社会への還元」までをも具体的に見据えられた活動が行われております。
個人的にも日本国内での斯様な活動の嚆矢ではないかと、大きな期待を寄せているところです。財団の更なるご発展を心より祈念しております。

鎌田敬介氏

私はこれまでに、サイバーセキュリティの分野に国内外で17年間、主に金融業界を中心に関わっていますが、サイバーセキュリティの技術を担う人材は世界中で不足していると痛感しています。(海外の求人サイトを見ても膨大な数の人材募集が出ています。)その仕事に求められる能力は多様なITの知識、コンピュータを操る能力、閃き、忍耐力など様々ですが、通常の社会生活に溶け込みにくい人材が多く活躍しており、同様の性質を持つであろう高IQ者が活躍できる「これからの分野」だと思います。


夏野剛氏

同調圧力の強い日本において高IQ者は、恵まれた立場と言うよりは、社会で浮いてしまう存在であったと思います。この財団ができることにより、高IQ者がその才能を社会のために生かす土壌ができることは、これからの日本にとって大変重要なことだと思います。本格的な人口縮小を迎えるこれからの日本は、あらゆる意味で多様性を最大限に生かした社会を作っていかなければならないからです。高IQ者認定支援機構を応援します!

村上憲郎氏

高IQ者認定支援機構という財団が設立された事を知り、遂に日本も「桁外れの人間」の必要性を理解し始めたのかと、一種の感慨に浸っています。

米国等では、「ギフテッド教育」の名の下に、特異な能力を持った子供達に、早い時期からその能力を活かせる環境を与えていますが、日本では最近に至るまでそういう文化が根付いておらず、多くの人達が社会の片隅に未だに埋もれている可能性が大です。新しく誕生した財団が、こういう人達にどんどん光を当てていかれることを望んでいます。

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