「ウェブカツの鬼十則」に対するテックジムからのアンサーソング。

気合系プログラミング塾の「ウェブカツ」には鬼十則という行動規範があるようです。


信教の自由が保証されている世の中ではありますが、我々の考え方も表明しておきたいと思います。

IT起業家との対談番組「みんなのグラさん」とは?(Youtube)


1.まずは3ヶ月継続

成功しない人は壁に当たるとすぐ諦める。そして、何かともっともらしい理由をつける。
そして、また新しいものに飛びつき、また諦める。どんなものでも、継続しない限り成功はしない。

テックジム的には「まずは10時間」です。
はじめてギターを触った日に1曲を弾き切れない場合、その人のギター人生は終わります。


最初の10時間である程度のハードルを超えられるか、そのプチ成功体験を私たちは重要視します。


プログラミングでいえば、「関数を書けるか」です。
これは決して、「関数を理解しているか?」ということではありません。
ギター小僧も「サスペンデッド4」を理解しなくても、弾くことはできます。

もし、あなたが、プログラミング学習で「つらいK日目」を過ごしたら、「K+1日目」もつらい1日になるでしょう。


よって数学的帰納法によって、いつまでたってもつらい日を迎えるのです。

だから最初の10時間である程度の達成感を味わったら、次の100時間はテックジムで楽しく過ごせばいいのです。

2.夢でうなされて初めて「やった」

成功しない人はちょっと努力した程度で「成果が出ない」と諦める。どんなものでも夢にうなされるまでやって初めて「やった」だ。


プログラミングにおける成功とはなんでしょう?

ほとんどのビルドでエラーという試練を受けるのが、プログラマーの宿命です。
「まずい。もう一杯」という世界です。


自己肯定感の低い方にはプログラミング学習は向いていないかもしれません。
しかしながら、私たちはプログラミング学習を通じて「自己肯定感」を育むことができると信じております。

競争に晒して自己肯定感の低くするような「現社会の仕組み」からフリーになるというのは、
ある意味、成功といえるのではないでしょうか?

そのために努力は必要でしょうか?


ゲームにはまって時間を膨大に使ったからゲームがうまくなったように、
プログラミングにはまって時間をフンダンに使えば、どんな人でも、セッションミュージシャンぐらいにはなれるのです。

プログラミングにおいて全員がスターになる必要はありません。
そつなく平均賃金を超える程度で、まずはいいんじゃないでしょうか?

それくらい今のIT業界は恵まれているのです。ITの世の中に感謝。

3.工夫しろ

動画を見ながらコードを書くのが大変だと言う人がいる。それなら中古の安いiPadでも買えばいい。時間がないなら、作ればいい。
工夫することだ。成功しない人は整った環境から始めようとする。成功する人は今ある環境の中でどうするかを考える。整った環境など一生来ない。


はい。私たちもコードを書くのが大変だという人はお引き取りいただいております。


楽器を弾けない人はリスナーサークルに入って、つまらない知識を自慢しあって生きてくださいね。


4.どんどんアウトプットしよう

アウトプットは自分の理解度の確認になる。頭で理解できたと思っても、いざブログやTwitter、人に話そうとすると上手くいかない。また、アウトプットすることでそれ自体が周りからの評価や転職材料となり、そこから新たな気づきも生まれる。1レッスン終わるごとにブログやTwitterなどで必ずアウトプットして、あなたの頑張りを周りに見せよう。否定してくる奴もいるが、気にするな。


なかなか。いいこと言いますね。
「我、つぶやく。故に我あり」と昔の偉人が言っていたような気がします。

5.とりあえず進める

最初から全てを理解しようと思うな。あやふやなまま先に進んでもいい。点と点でしかない知識が、最後に線で繋がる時が来る。

私たち、もしかして、気があっているのでしょうか。


その通り。「きちんと理解してから次に行け」というのは教育者の欺瞞です。
理解しなくてもコードはかけます。どうせどこかで躓くのだから、躓いた時に改めて学べばいいんです。

6.日常にしろ

成功しない人は成長しない人。成長しない人は週数回しか学習しない人。日が空く学習方法はすぐに忘れる。思い出す事に無駄な時間をかけるな。プロ野球選手にバットを持たない日などない。

打席に立ち続けることは重要ですね。


1日さぼると2日間分後退するなんて言われますから、上達したい方は毎日、数時間はやるといいと思います。

ただ、テックジムでは別にプロのエンジニアになりたい人だけじゃないから、
もっと気楽に、マイペースでやっていただいてOK牧場です。


7.ケチる場所を間違えるな

学習に金をケチる人は稼げない。学習への投資は自分の将来への投資。投資をしなければリターンも生まれない。稼げない人ほど「金がない」と言い訳をする。ジュースや昼飯を買う金ケチってでも参考書を買え。

ググったらなんでも出てきますので、参考書は不要です。

むしろ捨ててください。


自分の人生をたった一つの教科書に委ねるのはプログラマーとして愚かしい。
無数の先輩プログラマーの叡智にキープインタッチする人生の方が豊かなのは言わずもがなです。

ケチといえば、時間にケチをつけてる人は嫌ですね。
「ワタシにはもっとやることがあるって。」

いや、ねーよ。プログラミングやれよ。

8.壁に当たった時が勝負どころ

どんなものでも、成長していくと必ず煮詰まり、壁にあたり「自分には無理かも」と思う時がくる。そして、成功しない人というのはそんな時に「違う目標」を勝手に見出すようだ。諦めたダメな自分を認めたくないからだ。だが、そこからが自分との本当の勝負だ。その勝負に勝てない限り何をやっても成功はしない。

いいこと言いますねえ。ピンチはチャンス。


ロッキー4でこんな台詞がありました。

「臆病者とヒーローは紙一重なんだ。でも、いざという時に一歩を踏めるのがヒーローなのさ。」

プログラミング学習中に、手が止まる人がいます。


これは臆病者ですね。


ヒーローはビルドエラーを怖がらず、そして、写経も億劫がらずにやるものです。


9.煮詰まったら休憩

休憩も学びのうち。煮詰まった時は次の日スッキリした頭で考えると意外と簡単に解決することもある。

はい。そうですね。
脳内メモリーがパンパンになったら、学習はすすみません。
わからない単語はスルーしたり、意地にならずに頭を切り替えたりという、
脳内メモリーの解放は効率学習につながります。

学習の下手な人(この人たちを出来ない人とは言いません。やり方を知らないだけです。)ほど、メモリーパンパンのまま、手が動かずに時間を浪費しているようです。


10.あなたはやる奴か?やらない奴か?

何百人という生徒を見てきて言えることがある。どれだけ良い情報を与え、教えたところで、「やる奴はやる」し、「やらない奴はやらない」。やらない奴、成功しない奴はパターン化されている。あなたは「やる奴」になるのか?それとも、「やらない奴」になるのか?

暑いですね。戸塚ヨットスクールのノリは嫌いじゃないですが、なんか暑苦しい。

「ジムに行って鍛えてます」なんていう「やってる宣言」する人って、なんか暑苦しいですね。

ジミヘンって、やる気なさそうにギター弾くけど、めちゃめちゃ上手いじゃないですか。

こんな人がいいですね。

統計学的にいえば、やらない奴がたくさんいるからこそ、やる奴がチャンスを手に入れやすくなる。

むしろ私たちは「やらない奴」に感謝すべきです。

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