全国50都市でPython講座を115開催.3500名とお会いして思い出に残ったこと:

テックジム初号店、赤坂見附校が開校したのは4月1日ですが、それに先駆けて無料オープン講座は新年から東京で毎週開催しておりました。

初回に参加された方は98名で、毎週開催で、3月になっても50名以上の参加者が集まるので、東京以外の地域はどんな感じだろうと思って、全国ツアーをはじめました。

【無料】ゼロから始めるPythonプログラミング入門講座(週4開催)

目次

IT起業家との対談番組「みんなのグラさん」とは?(Youtube)

結論からいうと、人の集まり具合の地域差はこちらになります。

あなたの県のPythonランキング(都市別・参加者数比較)

最初はちょうど、大分で法事があったので、それにあわせて九州へ。

まずは佐賀からスタート


ペライチの山下さんに伊万里のイベントに誘われておりましたので、その前日にPython講座を開催しました。

佐賀は山下さんの故郷でして、山下ファミリーとご一緒に車で伊万里にいきました。佐賀はイカが透明で美味いと聞いていたのですが、食べそびれました。

翌日は吉野ヶ里遺跡にいきました。
これは縄文人の国ではない。佐賀が古代の文明開化の起点だったと確信しました。

天ぷらがめちゃ旨かった博多

天神で開催したのですが、たくさんの人が集まりました。

博多って感度高いなと思いました。東京・大阪についで3位ですから。

この辺で美味しいところどこですか?って参加者の人に聞いたら、ご案内しますよってことで、2人で天ぷらランチをしました。

その方は東京でのエンジニアを辞めて福岡に戻ってきて会社を起こし、越境ECをしてるとのこと。

東京から地元に戻るというエンジニアの起業パターンを聞いて、ワクワクしました。こういう人たちをもっと増やしたいですね。

辛子明太子は島本を買いました。

その夜は、山下さんと合流、元みんなのウェディングの創業メンバーだった方と三人で、中洲の美味しいご飯をいただきました。

お二人いわく、博多は東京では高い料理が安く食べられるということです。


いいですね博多!また博多で講演したいです。

そうそう、中洲の屋台エリアの近くでものすごい群衆がいました。

もしかして、伝説級の屋台が来るのを待っているのかなと思って、聞いてみたら、ポケモンGOとのことでした。

はじめて宇佐八幡にお参りした大分

大分では講座のあと、参加者のみんなでランチをしました。

その中のお一人が車で別府まで送ってくれましたので、温泉宿にとまりました。

翌日は親父の生家であり叔父叔母の住んでいる杵築へ。

杵築駅からタクシーで3000円かかりました。車がないと大変だなと思いました。

杵築ではほぼ一週間、滞在しました。


車を借りて、奈多八幡と宇佐八幡にお参りしました。

宇佐八幡は、2礼4拍手1礼なのですが、これって出雲大社でもそうなんだと後で知ることになります。

親族あつまってバーベキューをしたり、甥っ子たちとキャッチボールをしました。

地元の人は、奈多八幡が宇佐神宮の分社ではなく、最初に降臨したのは奈多八幡だと信じているようです。宇佐ではその昔、銅や鉄がとれて、姫島では黒曜石がとれたそうで、莫大な富をかかえた豪族の都市国家があったと推測されました。

じゃないとこんな山奥にすごいお寺がたくさんたちませんからね。

思い出といえば、足利尊氏、黒田官兵衛、宮本武蔵が時代を超えて交差する富来城をたまたま見つけました。こういう偶然の出会いは旅を盛り上げます。

これで第1次九州遠征は終了。

次は仙台の原さんを頼って、仙台を秋田をまわります。

8年ぶりの仙台

テックジムの地方第1号店は仙台校でした。

原さんのご紹介で仙台校を運営されることになる佐藤さんとお会いしました。

仙台といえば実は兄貴が大学時代に住んだ街。
そのあと最初の起業のときにi-modeの公式サイトの開発をお願いしたのが東北大の院生の方でしたし、原さんの会社が仙台にあったり、仙台はちょくちょくきていました。最後に訪れたのが8年前でレインボーアップス仙台校の開校の際にセミナーをやって以来です。

enspaceというおしゃれなコワーキングスペースで講座を開催。
東京のSES会社がビルを改装されて運営しており、仙台校もここでやっています。マイクロソフトの澤さんがやってくるイベントの告知があって、その他のところでもよく澤さんイベントのポスターはよく見ましたね。

澤さんって全国各地を行脚されているんですね。
後に小柳津くんとイセくんが携わっているハイブリッドサラリーマンズクラブの交流会で、ナマ澤さんを拝むことができました。


そのあと3人で食べたご飯も美味しかった。

稲庭うどんがうまかった秋田

稲庭うどんって秋田名物なんですね。
そういうことを知るのも旅の醍醐味。

原さんと秋田新幹線で秋田へ。

原さんのご紹介でトラパンツさんという地元のIT企業のセミナールームをお借りして、オープン講座を開催しました。

駅で稲庭うどんメーカーが運営しているレストランにいって、パイタンラーメン風の稲庭うどんをたべました。稲庭うどんのラーメンというべきでしょうか。

まあどっちでもいいですかね。

4月は赤坂見附の開校月ということもあって、東北ツアーだけでした。

5月は、車で高崎・長野ツアーをします。

桑田佳祐が大好きな高崎のプリン屋さん

店の看板が桑田佳祐へのラブレターというケーキ屋でプリンを食べました。
絶品でした。講座のあとは、榛名神社にお参りして、そのあと榛名湖畔の定食屋でわかさぎのてんぷら定食をたべて、温泉のあるホテルにとまりました。

榛名湖っていいですね。

湖畔のめちゃ眺めのいいところに「売地」の看板があったので、電話してみたら5億円だそうです。

ゴットファーザー2で家の庭からボートを出すシーンがあるじゃないですか。
あんな感じで、湖面と地面がいい感じにスレスレです。


ほしい方はぜひ手に入れてください。

群馬って、栃木に比べて商売が下手だなあって思いました。
佐野厄除け大師とか佐野ラーメンとか佐野アウトレットとか日光とか、すごく賑わっているのに、榛名湖は寂れてました。

足利尊氏は有名だけど、新田義貞はそこまでじゃないですしね。

長野は2名での開催

首都圏の周辺の県って逆ドーナツ化現象というか、ひとが集まらない傾向があるようです。千葉も大宮も申し込みが少ないわけです。東京が近くにありますから情報感度の高い方は東京に出ていくわけです。

そんなことを彦根の人も言ってました。意識高い人は名古屋や京都に出てしまうと。

お。ここは長野の思い出を語る場所です。

講座のあとは、善光寺にお参りして、お土産に七味唐辛子を買いました。

リンゴジュースは美味しかったです。

どうせ人が来ないなら上田でやればよかった。

あ。上田城もいきました。

そして地元で人気の蕎麦屋にも行きました。旨かった。

5月は土日を使った1回だけのツアーとなり、6月も土日で浜松と名古屋にいきました。

家康公をくん呼ばわりする浜松の人たち

浜松駅の駅前には家康くんというキャラの像があります。

https://www.instagram.com/p/B10z8XojHpY/?utm_source=ig_web_copy_link

駅前に人が群がっていたのですが、やっぱりポケモンGOでした。

浜松も意外に人が集まりました。静岡にしようか迷ったのですが、県庁所在地にこだわる必要はない。と、他の土地でも思うようになります。

凍っているみかんが入っている大福を食べました。

講演の翌日は、家康公と秀吉公が時代を経て交差した出世神社にお参りしました。

そういえば、浜松の講座は大遅刻をしてしまいました。
静岡の駅にとまる新幹線って1時間に1本レベルなわけです。
ちょいと寝過ごしてしまったわけですね。


新幹線の中で参加者に遅刻の報告をしました。
こういうときってネットって便利ですね。というかすみませんでした。

講座に参加した中野さんが浜松校を運営することになりました。

名古屋でうみゃー。出世ロードはお早めに。

名古屋は大須校と、なごのキャンパス校があるのですが、実は同じ日に契約の内諾をいただいております。それがこの日。

もともと「リアカー全国一周」で有名な田中さんの紹介でアポイントが決まっていて、それにあわせて今回のツアーを組んだのですが、ちょうど、後関先輩が名古屋にいるので、飲む約束をしてたわけです。

暑い中、ウイメンズプラザあたりで待ち合わせして、ソニーの盛田氏の生家と、トヨタの創業者の豊田氏の生家が斜向かいにあるというので、汗をかきながらいってきました。名古屋に行ったら出世ロードにはいくべきです。

https://www.instagram.com/p/B100A6Vj4MI/?utm_source=ig_web_copy_link

名古屋のリニアはあつい。とくに中津川はめちゃあつい。と先輩から強く推されました。中津川といえば中津川ジャンボリーという単語ぐらいしか知りません。

そもそもジャンボリーの意味もわかりません。

先輩にテックジムの話をしたら、それやりたいと。

翌日のアポイントでも、ガッコウプラスの創業者の加藤さんもやりましょうと。

なんて、名古屋の人はノリがいいんでしょう。

そのあと、大須観音近くの小道にある「母さん」というレトロな小料理屋で飲みました。

名古屋の講座もたくさん人があつまりました。(全国5位)

金山にあるとんかつ屋は美味しいそうです。

今年は名古屋に6回行きました。人生でもっとも名古屋づいた1年でした。

というのも、先述の田中さんが運営されている川原塾の名古屋2期生として参加したので、名古屋起点に講演ツアーをするという流れができました。

名古屋って周辺都市へのアクセスがいいんですよね。リニアができたら名古屋が首都になった方がいいんじゃないかと思うくらいです。

川原塾のご縁で、清水さんと会い、大阪梅田校も決まりました。

熱気ムンムンの神戸

神戸は創業メンバーの鈴木の出身地であり、当社の系列会社も含めると4名が神戸出身だったりしており、私自身は広島出身ながら、神戸には何か感じるところがあります。

そんな中開催したわけですが、貸し会議室がめちゃ暑くて、クーラーが効くまで時間がかかりました。中には山口県から来た教授の方もいらっしゃって、講座が終わったあとは、南京町で受講生たちと中華を食べました。

今回ははじえてゲストハウスを使ってみようと、ナデシコハウスという場所に泊まったら、そこを経営しているご夫妻が人懐っこくて、ロビーで餃子ナイトをやりました。昨日まで見ず知らずの人と仲良くなるというゲストハウスは良い思い出になりました。ちょうど、その日は神戸でヨーロッパと南米のクラブチームが戦う前日で、それ目当てのお姉さま方もいらっしゃいました。

何万円もするチケットに対して、ホテルはゲストハウスを選ぶというのも粋なものです。

神戸に世界一のクラブチームを呼べるのは楽天の三木谷さんのおかげだと言っておりました。ミッキーってすごいんですね。

トリプルヘッダーの大阪

大阪では1日に3回公演をしました。
はじめ13時でイベントを組んでいたのですが、40名のキャパが満席になったので、次に10時にもイベントを入れ、そちらもすぐに満席。そして、16時にもイベントを入れたというわけです。

ちょうど、吉本の御家騒動が加熱していたタイミングでもあり、
大阪人の吉本への関心度の高さにも感動しました。

この講座に参加した米良さんが甲子園校を運営することになります。

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熱気どころじゃない。蒸しご飯の京都

京都は猛暑でした。ただ暑いだけじゃなく、人でギュウギュウでした。
「もう暑くてダメです」とお帰りになった方もいらっしゃいました。

貸し会議室って使ってみないとわからない。

Wi-Fi完備といいながら、Wi-Fiがつながらないこともあります。

だから私はモバイルルータも持っていきます。

誰かしらモバイルルータを用意している人もいて、そういう時の助け合いって、なんかいいものを感じます。

なかにプロジェクターとスクーリーンをどこに置くんだよと、ただ貸すだけの義理を果たしているだけのところもあります。

そういうところは残念ピーポーマックスです。

ちょうど京都では祇園祭のシーズンでしたので八坂神社にお参りして、七味唐辛子を買いました。

京都といえば、油取り紙が有名ですよね。

いろいろな商品展開していて、人でごったがえしてました。

マーケティングのうまいこと。うまいこと。関心しました。

ここの通りには美味しいおばんざいのお店がちょいちょいあるので要マークです。

横浜は人が集まります。

あとでわかることですが、千葉や大宮は人があつまりません。

それに比べると横浜は人があつまりました。

適度に東京に遠くて、独自の文化圏を構築しているような気がしました。

大宮もそうじゃないかと期待していたのですが、千葉と埼玉は東京をむいて生きているような気がしました。

「翔んで埼玉」はうまいところついていると思います。

あのコミックは80年代の作品らしいですが、この40年変わっていないということですね。

札幌の二条市場はNGだそうです。

札幌は札幌校を運営することになる田島さんとのアポイントがとれましたので、それにあわせて公演をしました。札幌校の開校がきまり、気を良くした私はウニといくらが食べたくなったので、近くの市場に行きました。

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三千円くらいするウニいくら丼をFBにあげたところ、そこに言っちゃダメだという地元の人のコメントをいただきました。

スーパーで売っている方が安くてうまい、駅前の大丸だってそこよりもうまくて安いと。

確かに、なんか、そんな気がしました。

信長は実在していなかった?

滋賀県開催は大津にすると京都が近いので面白くないなと思い、近江八幡開催にしましたところ、参加者は1名と、史上最低となりました。

折角なので、安土城にレンタサイクルでいきました。

安土駅前には信長公が寂しそうに立っておりました。

天下の安土城も焼けてしまえばタダの山です。

家康公が江戸城を作る前はタダの漁村だったことを考えると、
あの日がなかったら、ここは今でもジャパンの首都だったのかもしれません。

茶器にうつつをぬかすからこんな目にあうわけです。

「これは一国分の価値がありますぞ」って利休に言わせるところまではいいですが、自分自身がその価値に溺れるようじゃダメですね。

全国から集めた商人は、近江商人として全国各地に散らばるわけですが、今は昔、近江商人はいなくなってしまいましたとさ。

かつて、近江の寺子屋は全国平均の2倍以上の生徒で溢れかえり、複式簿記や論語を学ぶ少年少女でごったがえしたそうです。

そんな教養を重んじる近江の人はどこにいったのでしょうか。

安土駅前の信長蕎麦はうまかったです。

近江八幡にはホテルがないので、彦根までいきました。

彦根駅からは彦根城が見えました。

駅近くにガールズバーがあったので思わず入りました。

そこのキャストのお姉さまいわく、「彦根は何にもないけどいいところ」という言葉がなんとなく胸に刺さりました。地方って「何にもないけどいいところ」のステレオタイプなんでしょうね。

あとは、「飯が安くてうまい。空気が綺麗。人がいい。」も各地でよく聞いた言葉です。確かに東京は飯が高くて空気が汚くて、人がスレているわけだけども。

近江の大敗北を喫したあとは、九州遠征を行いました。

最初のコンプリートは九州でした。たまたま涼しい夏でした。

鹿児島は「かごっま」というそうです。

鹿児島では天文館という学業の聖地で開催しました。

ここから優秀な幕末志士たちが育って、倒幕運動の起点となったそうです。

西郷さんの最期の地には行きそびれましたが、田原坂の駅を通った時はプチ感動しました。とはいえ、何にもない駅でしたが。

熊本は「くまっと」というそうです。

熊本公演のあとは、水俣からご参加いただいた方と、郷土料理を食べ、熊本城を眺望できるホテルに泊まりました。

テックジムも「くまモン」みたいなキャラクターを作りたいなと思いました。

その前にやれることあるだろうと思い、ご当地ロゴのアイデアに至ります。

熊本のアーケードを歩いていると、スローハンドという名前につられてロックバーに入りました。

そしたら財津和夫に似たクラプトンがいました

息子さん2名とトリオで演奏してもらいました。

ご夫妻で経営されているわけですが、お母さんはお父さんの大ファンでおしかけ女房だったみたいでした。もともとお父さんはハコバンといって、レストランなんかの生演奏をしていて、20年前くらいからロックバーをはじめたのだとか。

昭和ってそんな時代があったのですね。東南アジアに行くと生演奏のレストランはちょいちょい見かけますが、日本もそんな古き良き時代がありましたとさ。

本場長崎のちゃんぽんか、トルコライスか?

長崎のバスターミナルの2階の食堂で、ゴージャスちゃんぽんをいただきました。そこで、はじめて、トルコライスという単語を知りました。

トルコっていうと、なんかあっちの方を連想してしまうわけですが、西洋と東洋の融合という感じで、わかりやすくいうと、大人のための「お子様ランチ」ということだそうです。

講座は約半数が大学生参加でした。

人生ではじめてアパホテルに泊まりました。

部屋にはAPA社長の本が聖書のように設置されていました。

APA社長カレーも部屋に設置して欲しいところです。

そのあと、アパホテルの下にあるバルで、飲みすぎました。

着ていたテックジムTシャツを見て、そこのマスターから「アパレルの方ですか?」と聞かれました。

マスターはアパレルの販売員だったそうで、私もそう見えたようです。

「一応、独自ブランドです」と答えておきました。

翌日、博多へ2度目の公演に行くわけですが、折角のバスターミナルなので、バスで移動しました。

博多の2回目講演では、LINEの子会社の方が来たり、パソナテックの方が来たりと、IT色豊かな参加者の顔ぶれでした。

そこで出会った橋本さんが博多校をやることになります。

9月は、美崎さんのアテンドで西日本の横断キャラバンを行いました。

食べそびれた富山ブラックラーメン

富山は兄貴が長年赴任していた街ということもあり、ちょっとだけワクワクしました。

あとでわかったことですが、日本海側は人口密度の割に人が集まります。

金沢や富山は新幹線の開通により、首都圏へのアクセスが随分と良くなりました。それを背景に製造業の人材派遣ビジネスも勃興しているのだとか。

富山駅前にはインテックもありますし、エンジニアもたくさんいらっしゃるのでしょう。

富山では2回の講演を行いました。

美咲さんのご紹介で富山校を運営することになる高田さんをお会いしました。

近くには日本一のスタバがありました。なんで日本一なのかわかりませんが。

もはや記憶が薄れている金沢

私は本当に金沢に行ったのでしょうか?

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ちゃんと行ってました。ちょうどその頃からインスタアカウントをつくりまして、記憶に残すよりも記録に残そうと思いました。

マックスむらいさんの生まれた石川県。
そのほかにも石川県のことを知りたーい。

3度目の大阪は堺へ。仁徳天皇陵と家康のお墓

大阪府には、河内文明がありました。
仁徳天皇陵と堺の町には行きたいと随分前から願っておりましたが、同じ堺市だとは知りませんでした。

大阪梅田校の清水さんと旨い焼き鳥を食べたわけですが、堺は近いから行った方がいいですよと勧められ、念願の堺訪問がかないました。

この日はとにかく歩きました。仁徳天皇陵はピラミッドよりもでかいですからね。そこから堺の港も遠いこと。

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大和朝廷はまず畝傍朝(神武系)があって、そのあと三輪朝(崇神・出雲系)、そのあとに河内にうつって、また奈良に飛鳥朝(継体天皇・推古系)という変遷だったそうです。こういうことも歩いてみないとわかりません。

そしてここは、千利休が茶湯を完成させたところ。

そこには徳川家康のお墓がありました。

建立したのは松下幸之助と三木さんという人。

三木さんは、水戸光圀の子孫だそうで、家康の本当の死をずっと秘密にしていたそうです。

本当の真実とは、大阪夏の陣で、真田幸村に本丸を攻められて、堺まで敗走。

その途中で後藤又兵衛の太刀で籠の外から一突きされたものの、太刀が抜かれる際に血をふきとったそうです。又兵衛は籠の中に人がいないと思いそのまま籠はこの神社につきました。すでに家康の息は絶えておりました。

和尚いわく、あれだけ健康オタクだった家康が天ぷらで死ぬわけないでしょ。

すでに死んでいて、豊臣氏が滅亡したのを確認してから、家康が死んだということにしたと。

この神社には、後に秀忠と家光が参拝しているのはそういうことだ。

あれだけ忙しい将軍がこんな辺鄙な神社に訪れるわけがないじゃないかと。

なかなか説得力のある説法でした。

堺は鉄砲や火薬を流通させていた武器商人の町。

死の商人だからこそ、彼らは信心深く、寺に瓦を寄進した者も多く、よって瓦の塀が多いそうです。

日本で数少ない自治都市であり、天皇家とも縁のある町、堺こそ、大阪のど真ん中だと思いました。

駅を出たら姫路城

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姫路講演では、美咲さんの呼びかけできた岩松さんの姫路校が決まりました。

それにしても、美咲さん。キャラバンでは、ことごとくANAホテルに泊まっていました。朝にスッチーを見るとやテンションあがるからとか。

それに対して、私はスーパーホテルかドーミーイン。

チェックインしたら温泉に入りたいですからね。

ドーミーインは、「夜鳴きそば」というラーメン支給サービスがあって、とってもナイスです。

生まれ故郷の三原市。糸崎へ

まず三原でおりて、てっちゃんという母方の伯父の友達がやっているお好み焼き屋でモダン焼きを食べました。かつては祖母とよく行ったところでしたが、孫のことは流石に覚えてないだろうし、わざわざそれを話しかけることもありません。

もくもくと食べた後は糸崎の祖母の家跡に行きました。
祖母の家は15年前に2号線バイパス工事のために立ち退きにあっています。

とりあえずバイパスが完成してましたのでそれを拝みにいきました。

祖母は三原に死ぬまでいることにこだわり、ずっと一人暮らしを続けておりましたが、この立ち退きとボケのためにあえなく埼玉に引き取られ2年前に他界、祖父のお墓も狭山市に引っ越しとなり、この地とは縁もゆかりもなくなってしまいました。

残念なのが祖母のルーツは西条の歌田氏ということで、よくお墓参りに連れていかれたのですが、西条には歌田さんが多いらしく、どのお寺に行ったのかわかりません。母も伯父も知らないらしく、迷宮入りとなりました。

https://www.instagram.com/p/B2f6x51DXVN/?utm_source=ig_web_copy_link

広島講演のあとは、美崎さんたちと、美味しいイタリアンを味わいました。

そういえば美崎さんのご子息は、夏の甲子園の東京大会の決勝に敗れて、とても残念でした。甲子園に行くことを前提にツアーも後ろにずらしていたのですが、大学野球でのご活躍を祈念いたします。

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インスタ映えな別府

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どうです?いい感じでしょ。

大分2回目の開催は別府でした。
講演のあと、美咲さんのご友人がとても美味しいお魚料理のお店につれていってくれました。別府駅から海岸にむかって、国道の手前の路地を左にまがったところです。めちゃ美味しかったなあ。

温泉浴場がある西鉄インに泊まりました。

土佐でも西鉄インに留まったのですが、温泉浴場はありませんでした。

バーで開催の宮崎講演

宮崎は貸し会議室を探すの苦労しまして。

はじめてスペースマーケットを利用しました。

いつもはスペイシーで探して、その次にインスタベース、その次にスペマという感じです。その間にも、とりあえずコワーキングスペースで特別にお借りできないかという問い合わせを何件もいれます。

山口、山形、高知は、スペース予約に苦労した県です。

というわけで、宮崎はバーで開催となりました。

バーのご主人(村島さん)が東京でITをやっていると聞いたので、その会社を聞くと、ブループリントだっていうじゃないですか。

即、小林さんにメッセしたら、「博多でしみっちゃんと飲んでいる」と。

世間狭いなあ。

しかも、シフトさんが宮崎にオフィスがあるし、GMOさんも宮崎に来てるし。

シフトさんは、そういえば、札幌でも偶然、支社を見つけました。

そして村島さんから宮崎校をやりたいと連絡がきました。

この時点で、25拠点で開催、9月19日のことであります。

919といえば、クイックサーチの日。なついなあ。内輪ネタですみません。

年内に全県まわるにはもっともっとペースをあげていかにゃならんぞ。

というわけで、とりあえずスケジュールだけ立ててみました。

山下さんが高松に行く日が11/18だというので、それにあわせてスケジュールを組み、10月は7回、11月は13回、12月は7回、出張開催日を決めました。

そのペースの中で、東京では毎週開催を維持するわけですから、なかなか大変です。週に4回は通っていたトレーニングジム(テコセンター)は週1になり、ついには月2になりました。

3ヶ月で27回いけるってことは、5ヶ月で日本1周はできるということですね。

首都圏外惑星:逆ドーナツ化現象を感じる群玉千茨甲宇

10月は東京に近い県を回ることにしました。
その理由は台風があっても軽微な影響ですむからです。

とはいえ、大宮は台風による計画運休で物理的に行くことができませんでした。

我が町、十条から近いのに、行けないとは無念でなりません。

こういうときって、会議室代返して欲しいところです。

その翌週の甲府講演も線路が片道やられているとのことで、特急あずさが運休したため、あきらかに間に合わず、休校としました。テックジムは自習がウリなので、会議室はそのままお使いくださいとメッセしまして、オープン講座のPDF版が欲しい方には進呈しますとしたところ、5名ぐらいの方から連絡が来たので、まあ開催できてよかったという感じでした。

千葉もまたさんざんでしたが、帰りにミライザカで受講生と飲みました。

同じ歳でした。いろいろな生き様を聞けるというのはいいものです。

水戸では黄門様の神社がありました。

ここで生まれたそうです。水戸の偕楽園に行こうとしたら、偕楽園駅をすっとばして隣駅に行ってしまうため、無意味な往復をしていましました。

水戸は近いですね。スーパー日立ですぐです。スーパー日立という名前の特急ではないのですが、ちょっと忘れてしまいました。

千葉・大宮の参加者数が3に対して水戸は7。

徳川御三家・水戸藩の意地を感じました。

宇都宮は「みんみん」に行きました。

さして旨くないのになぜに並んでいるんでしょうか。

観光客に認知されてるだけで、地元の人は来ていないに違いありません。

と思っておりましたが、受講生の方いわく、地元の人でもミンミン好きな人はいるそうです。

群馬で2回目の開催。それはスバルマラソンがあるから。

太田出身の同い年の友人2名とよく登山に行くわけですが、その中の一人(ベースの方)が一緒にスバルマラソンに出ようと誘われて、申し込んだのが6月。男体山に登った翌日でした。

ちなみにスバルマラソンの開催日は、ギターボーカルの方は別のマラソンにエントリーしてました。

前月になってもゼッケンが届かないので調べてみたところ、登録完了メール類も見つからないので、てっきり申し込みそびれたと思ってました。

7月にはアップルウォッチの対抗馬の時計を買って、週1でランニング練習をしていたのですが、9月にそれがわかってから、テンションだだ下がりで、もうランニング練習をやめてしまいました。

テコセンターのトレーナーたちにも、「内緒にしてて欲しいのですが太田マラソンは申し込みできてませんでした」とカミングアウトしました。

とはいえ、折角太田にいくのだからと、太田開催の講座を決めておりましたし、すでにコワーキングスペースの支払いもすませ、そこそこ参加者も集まっていますから、スバルマラソンに出たことにしようと決意し、トレーナー以外の人にはスバルマラソンに参加する体を守りました。

ところがです。なんと2週間前にゼッケンが届きました。

「参加したことにする」が「参加する」にフラグチェンジです。

前日に太田で講座を開催し、かつてうちでバイトしていた学生の親が営んでいる餃子屋でラーメンと餃子を食し、翌日ハーフマラソンに出場しました。

https://www.instagram.com/p/B4Guz2PjmEJ/?utm_source=ig_web_copy_link

最初の5キロで違和感を感じ、7キロぐらいのところで、復路を走るプロのランナーとすれ違い、10キロのところでもう足があがらなくなりました。

12キロのところで歩き始めました。マラソンを見守る人たちって、最後まで見届けるものなのですね。いろいろな方から励まされました。

2時間以内にクリアしなければならない地点は無事に通過しましたが、ビリ軍団の一人としてふんばりました。

ハーフマラソンって20キロだとおもってたんですけど、ほんとにきっちりハーフなんですね。時計で計測していた20キロ地点で気づきました。

泣きそうになりました。

ゴールしたあと、賞品の抽選会がありました。

一番でかいやつはスバルの自動車です。

十人に一人は当たるやつも逃しまして、寂しく帰りました。

参加者のほとんどの方は車できており、最寄りの駅まで歩くランナーは私ぐらいしかいません。しかも2キロくらい歩きます。これが一番つらかった。

びっこひきながら歩いて、階段は一歩一歩休みながらでしかあがれないし、降る時はいちいちズキンズキンきます。

なお、私を誘った太田出身のベーシストは不参加でした。

会社の引っ越しと重なったからだとか。

つまり、あまり乗り気じゃないマラソンに一人で参加したことになります。

「涙の両毛号(Ticket to ride a Ryomo)」という歌が書けそうです。

https://www.instagram.com/p/B4HzCMlDFbI/?utm_source=ig_web_copy_link

いよいよ。11月の弾丸ツアーのはじまりです。

まずは東北コンプリートの旅。5泊6日のツアーです。

地酒を飲んだ新潟

テコセンターのトレーナーの方に新潟出身の方がいるのですが、新潟に行ったら何を食べるのがいいですかと聞いたら、「日本酒、そしてお米です」というので、日本酒とお米を頂きました。そのほかに何を食べたか忘れました。

新潟ではコワーキングスペースをお借りしたのですが、そこのマスターはIoT関連の仕事をされていて、3Dプリンターなどの工場でもありました。結構、IoT関連で儲けられているとのことで、ほんと、場所って関係ないんだなと思いました。

先述の太田のコワーキングスペースでは、ハンドメイド作家さんの商品を委託販売しながら、マスターはアニメ制作の仕事をされていたり、前橋校を運営されることになったコワーキングスペースでは、IT関連のシステムを受託されていて社員の方たちがそこで開発していて、みたいな感じで、色々なやり方、経営の工夫をされているので、みていて参考になります。

ちなみにコワーキングジャパンを運営されている秦さんは浄土宗の和尚さんで、寺のスペースをコワーキングにしているので、まさに寺子屋です。

酒田では高校教師4名が参加

山形県はなかなか会議室がとれないエリアで場所が決まるのに3週間かかりました。山形ならどこでもいいやって感じで、山形のほかに米沢、天童なども探しました。

結果的に決まったのが酒田市が運営しているコワーキングスペース 。

山口県もこういう取り組みをしているのですが、県外の人を排除したいらしく難癖をつけられて、NGでした。

それに対して酒田はウェルカム。ここで起業しても大丈夫っていうノリで、大学受験の勉強をしている高校生も多数いました。

とりあえず、1ヶ月だけ会員になるという感じでスペースをお借りしました。

当日は産業振興課の方が名刺交換にこられて、いろいろと情報交換をしました。

「〇〇先生も参加されてたんですか?」みたいな感じで物理の先生や数学の先生、コンピュータの先生など、各独自に探して参加されたようです。

他の参加者の方によると、その高校は地元でトップレベルの進学校で、勉強している学生もそこの生徒でした。

先生が言うには、来年から東北大では文系の生徒もPythonが必修になるとのこと。だから生徒への今後のためにも知っておきたいという理由から参加されたそうです。

そのあと、メールもいただき、ぜひ、学校でPython講座をやって欲しいと。

なので2020年は、酒田でまたやるかもしれません。

青森もまた記憶が定かでありません。

毎晩景色の変わるネオンを見ていると、自分は今どこにいるんだろうと思うことがあります。そして翌朝の車窓からの眺めは日本のどこにでもありそうな山と海。

何を食べたのかも忘れてしまいました。

確か、駅の近くには港がありました。

ストーブで暖をとった盛岡

盛岡は寒かった。コワーキングスペースではすでに石油ストーブが活躍しておられました。

新渡戸稲造の生まれた場所も拝めましたし、宮沢賢治にも浸りました。

https://www.instagram.com/p/B4b5vyzjaAy/

盛岡の次の朝は、平泉に立ち寄りました。

レンタサイクルに乗って、いろいろ回ることができました。

達谷窟ではごっつい開運のお札をもらいました。

ところで、東京駅の「祭り」という弁当屋がなかなかにナイスなんですが、そこには平泉ウニ弁当なるものがあります。しかしながら、平泉は山の中でウニはとれません。なぜにどうしてウニ弁当なのでしょうか?

ちなみに今年、一番感動した弁当はこちらです。

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郡山も何をしたか忘れちゃいました。

福島といえば、会津や喜多方、そして大内宿が好きです。

去年は、久しぶりに会津の佐々木さんに会いに行き、

まずソースカツ丼をたべ、その帰り道、

喜多方にいってはラーメンを食し、大内宿にいってはネギそばをたべ、平家の落人の歌舞伎広場を見て帰るほどです。

そういう強烈なものがあると、どうしても郡山が透けて見えます。

おそらく、郡山講演のあと、そのまま帰京してしまったのでしょう。

これで、東北をコンプリートしたあと、次は四国をぐるりとまわる5泊6日の旅にでます。

小津安二郎の尾道から

まずこちらの写真をご覧ください。

ここで思わず出てきた一句がこちらです。

この感動をテコ友の会(ジム仲間)にも知ってももらおうと、送ったところ、しみっちゃんからダメ出しをくらったので、考え直して、こちらを送りました。

時代はマッシュアップですね。

さて、冒頭の写真は、天下の名作、東京物語のロケ現場です。

私の脳みその中は東京物語のメインソングが鳴り響いてました。

尾道ではゲストハウスに泊まり、千光寺の崖にもよじ登り、おばあちゃんのお好み焼きを食べ、尾道ラーメンをすすり、レモンソーダを飲み、そして温泉に2度入りました。

ゲストハウスは外国の方(ヨーロッパ系)で一杯でした。

港沿いにあるコワーキングスペース は見事にオシャレで、東広島の大学生3人組が遠路はるばる車でやってきておりました。福山の方もいたし三原の方もいて、尾道の人はいませんでした。

私の生まれた街、糸崎にも再訪しました。

あとで知ったのですが、糸崎神社というホーリースポットがあるからです。

なぜに、神社マニアの私に、祖母は近くにある神社を教えてくれなかったのでしょうか?

神功皇后のゆかりの神社だというのに。

ついでに、三原のてっちゃんにも寄りました。
(お好み焼きは2回食べたということになります。)

翌日は尾道のバス停から因島までいき、そこで乗り換えて、今治まで向かいます。途中の因島のパーキングエリアでは、タコ唐揚げうどんを食べました。

めちゃ美味しかったです。

それにしても「しまなみ街道」っていいですね。
やまなみ街道って普通の感じなのに、しまなみ街道というとロマンを感じます。

ちなみに、僕は国道168号線が大好きです。

僕の他にも168ファンは日本各地にいて、みんながこぞってユーチューブにあげています。

それもそのはず。日本三大醜道と称されておりまして、これを大画面のスマートテレビに放映して、お酒の飲みながら見ると、たちどころにグルングルンきます。

奈良の十津川らへんが真骨頂です。

広島よりも激アツな松山

広島の倍以上の人が集まりました。
マツヤマンスペースというコワーキングペース。

なかなか親父ギャグなネーミングの割にはオシャレなスペースでした。

道後温泉につかった後は、ランチを食べるところを何往復もして、いろいろ吟味してお店に入ったわけですが、その記憶はあるのに、何を食べたのかを覚えていない。

人間の記憶なんてそんなものですね。

宇和島の鯛茶漬けみたいのが名物っぽいのですが、それは食べていないと思います。

松山城では、チームラボが大規模なイルミネーションをやっていた残骸を拝見しました。もうちょっと前にくれば拝むことができたのに。

それにしても、あの西洋の砦はなんなのでしょうか。松山城よりも目立ってました。

閉鎖的な土佐

土佐出身のザキヤマさんから「高知県民はとても閉鎖的だ」と聞かされていたもんですから、さすがにそんなことないだろうと、たかを括っていたのですが、やっぱりその通りでした。

とにかく手頃な会議室もないし、コワーキングスペースへのお問い合わせも反響なし。こう言う時はスペースマーケットです。

郊外のゲストハウス「ルル」が見つかりました。
高知駅から遠いところだなと思いましたが、そのおかげで坂本龍馬の生まれたところを拝むことができました。

その前日は、龍馬公の誕生日でした。

薩長土肥の地域を訪れてわかったことは、幕末の志士たちが、そんなにリスペクトされていないということです。単なる観光資源という扱い。

よく考えてみれば、彼らは故郷に帰らなかったし、藩をつぶして、他の藩を寄せ集めて、同じ県にしちゃいましたからね。

どこの地域に行ってもそうなのですが、地元のことを旧国名で呼びます。

三河、遠州、尾張、みたいにつかいわけるわけです。

広島と三原は一緒にされたくないし、大分と杵築は一緒にされたくないのです。

そういう学びも東京育ちには斬新でした。
東京は武蔵国の一部を切り出された人工都市ですからね。

武蔵国のしょうもない部分を切り出されたのが埼玉県だという「跳んで埼玉」の冒頭のナレーションは秀逸です。

徳島では駅舎で講座を開催

徳島駅から2駅目の二軒屋という駅はコワーキングスペースになっていて、未来の寺子屋像を彷彿とさせます。

寂れた駅も、たたずむことができれば、素敵な空間に変わります。

こういう駅はどんどん増えて欲しいです。

参加人数全国7位の高松

まさか高松がこんなに人が集まるとは、誰が想像したでしょうか?

松山よりも多いですし、岡山よりも多いです。

しかも、琴電がいい色をしています。

ルフトフンザ航空を想像してしまいました。

ホテルにチェックインすると、常に夕方の地域番組を見るわけですが、このエリアって兵庫と一緒なんですね。びっくりしました。

天気予報に神戸とか出てくるから、「あれ、俺、いま神戸にいるのかな」ってちょっと焦ります。

あと、地域番組にはその土地の名物キャスターがいるわけですが、東京のスターと変わらない扱いなんでしょうね。彼らは「中居くん」とか言ってますけど、中居くんにあったことなんか無いんじゃないでしょうか。

その夜は、山下さんたちと合流し、これまたすごく美味いお料理を堪能しました。

高松では讃岐うどんを買いました。

山下さんから、児島にある「天ぷら三松」がめちゃうまいと聞きましたので、翌日は児島によることにしました。

というわけで立ち寄った児島。

というか、「ようこそ倉敷市」ってどういうことだ。

旅人を混乱させる行政区域はよろしくないです。

熊野周辺なんかも田辺市ってひどいじゃないですか。

やっぱり倉敷は素敵でした。

残念ながらてんぷら三松は定休日でした。
それを山下さんに報告したら、「岡山のレオーニが日本一コスパ良いフレンチ」だということでしたが、そこも定休日でした。

しょうがないので、ジーンズストリートを一巡して、近くのカフェに入りました。1階が予約制のイタリアンで同系列のお店で、おそらくオーナーの両親が経営されているようなのですが、そこのナポリタンはめちゃ美味しかったです。

ジーンズトリートで、ジーパン買って帰ろうかと思いましたが、安いわけじゃないんですね。2万円もするとなるとジーパン選びもおいそれとできません。なので何も買いませんでした。

どうです。倉敷いいところでしょ。

大原美術館では、前衛的なアートをわからないなりに、わかったフリをして見学しました。ちょうど綺麗な女性が前衛アートをゆっくり見ていたので、飛び越してしまったら、自分の教養のなさがバレるじゃないですか。

政権はゆらぐことがなく、忖度という単語を教えてくれた、あの学校法人も美術館を経営されておりました。

岡山のシンクキャンプさんも、なかなかいいコワスぺでした。

これで四国もコンプリート。次は山陽・山陰コンプリートの旅に出ます。

気づけば11月も終わり。12月はあと2ツアーです。

哀愁の山口

山口県も会議室予約に苦労した県です。

萩、津和野、宇部、岩国、いろいろと探しましたが見つからず、新山口駅前の専門学校の会議室をお借りしました。

参加者の中には萩から車で来た方もいました。

新山口の近くには観光スポットがありませんでした。

どうせなら、松下村塾がある萩でやりたかったです。

駅伝だけじゃないぜ。出雲

つきなみですが出雲大社にいきました。

出雲地方は、北海道と沖縄と同じぐらい縄文人のDNA度が高いと聞きました。

あとで、おでんやのお兄さんに聞いたのですが、「出雲人は喧嘩が嫌いでおっとりしている」そうです。

出雲では、島田さんにご紹介いただいた島根県の産業振興課の方とお会いしました。そして講座は一軒家を改装したコワーキングスペースで開催。

帰り道におでんやがあったので、そこに立ち寄りました。

創業50年で、お父さんは数年前に他界、お母さんと息子さんと一緒に経営されておりました。お刺身も美味しかったし、おでんもまた美味しかったです。

ちょうど、ブラタモリが吉備参りをしていて、大和朝廷が攻め落とした地域だとやってました。出雲もまた国譲りの地域ですから、感慨深げでした。

寒くて鳥取砂丘は行きませんでした。

鳥取ではスーパーホテルに泊まりました。

「前回は宮崎にお泊まりでしたね」と言われました。

わお。自分、全国各地、追いかけられてます。
ルパン三世みたいで悪い気はしませんね。

翌日は城崎温泉によりました。

城崎温泉は外湯がたくさんあって、パスポートで廻り放題です。
QRコードをかざして、チェックイン。IT化は地域でも進んでおります。


私は5温泉めぐりました。

なにを隠そう、私の大学での卒業論文は志賀直哉。

ざっくりいうと、「東京で死にかけた青年が、城崎で投げた石がイモリを殺す」というなんだか笑い話のようなプロットが志賀作品に多いという論文でした。

そういえば、尾道は暗夜行路の舞台でしたね。

「便所の神様」はもっとも私のお気に入りです。

最後に、城崎温泉の近くの但馬牛バーガーがめちゃ美味しかったという事を付け加えておきます。

4度目の大阪も盛況でした

大阪のPython人気も衰え知らずで、50名の参加者が集まりました。

名古屋と同じく、大阪の街の地図がイメージできるようになりました。

といっても梅田付近ですが。

https://www.instagram.com/p/B5kudm9jtw9/?utm_source=ig_web_copy_link

夜は、梅田校の清水さんと、和尚の秦さんと、ご飯を食べました。

しかし、大阪ってうまい飯屋が簡単にあるもんですね。

クリスマスっぽいネオンを梅田で先取りしてきました。

そして、最後の近畿遠征にいきます。

少々残念な岐阜

私はかつて大垣に滞在していたことがあります。
前回の起業でゆかりがあったのが岐阜県でした。

関ヶ原には何回も行きましたし、岐阜羽島の手前の美味しい豚カツ屋も何度行ったことか。

大垣と同様、岐阜駅では信長公がお出迎えしてくれました。

今年2回目の信長公です。

岐阜といえば天下布武の地。
ここが首都になってもおかしくない地です。

ですが、駅前のアーケードはギャランドゥ。

あ、がらんどうでした。

講座のあと、受講生の一人とおでん屋にいきました。うまかったです。

その方は、20代の頃は、東京で会社をお越し、建設現場職人を束ねていて、ある時をきっかけにワーホリでオーストラリアに滞在。そこで出会った岐阜人と結婚。東京で仕事をしてましたが、最近岐阜に戻り、マスオさん満喫中とのことでした。

ITとはゆかりのない方でしたが、事前にVSコードをローカルで実行できるようにしていて、プログラミングの素養もなかなかなもんです。

物づくり職人もまたプログラミングに向いているんだなと実感しました。

こういう方が岐阜を盛り上げて、信長公の無念を晴らしてほしいです。

今年最後の名古屋

名古屋では宇宙船と遭遇しました。

最後の川原塾にあわせて、全国全県コンプリートのツアーを組んだわけで、岐阜からスタートしたわけですが、なんだか名古屋が故郷のような気持ちになってきました。

https://www.instagram.com/p/B21AP7kDWd_/?utm_source=ig_web_copy_link

ソウルフードの手羽先を何個たべたことか。

広島出身の私とすれば、お好み焼きなわけですが、もはや手羽先がマインドシェアのマジョリティをとっています。

津って地味でした。でもウニめかぶ

津じゃないところから来た参加者から、津でやってはダメだよ的なことを言われました。要するに人が少ないようです。群馬でいうと前橋よりも高崎が賑やかなように、地味な県庁所在地はあります。

どうせやるなら四日市だと、四日市の受講生が記事を書いてくれたので共有しておきます。

津の名産といえば、やはりウニめかぶでしょう。

橋本環奈さん激オシって感じで、テロップが出てました。

サイコの神社、サイコの寺、サイコの天皇陵、奈良サイコー

まずはこちらをご覧ください。

思わず一句。

しかせんべい、ぐるっとまわって、チョコチップ

そしたら、鹿の方も一句読んでくださいました。

しかせんべい、ああしかせんべい、しかせんべい

ありがたいことです。

奈良では、真っ先に神武天皇陵にいきました。

日本最初のエンペラーのグレイブです。

橿原神宮にも寄りました。

道に迷って畝傍山を登ってました。

天香山って近くにあるんですね。

次に訪れたのは、日本最古の神社である大神神社。

三輪山が御神体です。

三輪山参拝では写真もとっちゃだめ、そこで見たものも話してもだめ、飲食禁止、殺生禁止で、一般人は上り下りで3時間コースとのこと。

私は元登山部ですから1時間ですみましたが、やばいものを見てきました。

まさに天皇の秘部を見た感じです。

というかユダヤの秘部というか。

なんてことはありませんでした。石があったくらいです。

守秘義務のお石様ですから、何にも言えません。

畝傍山から10キロぐらいのところでしょうか、三輪王朝は崇神天皇を起点としていて、神武天皇を起点とする畝傍王朝は、近いんですね。

奈良滞在中は色々と天皇家のことを調べました。
結論として奈良時代は4つ時代あると思っています。

まず神武系の畝傍王朝、次に崇神系の三輪王朝、その次が仁徳系の河内王朝、そして継体系の大和王朝です。このあたりは別の記事で紹介します。

なんと、日本は268年周期だとわかったのです。

<268メモ>

1868 明治維新

 →近代の中央集権国家の起点(江戸から東京へ)
1600(=-268) 関ヶ原の戦い

 →徳川政権誕生の起点
1333(=-267) 鎌倉幕府の滅亡

 →都が再び京都へ
1063(=-270)源頼義が鶴岡八幡宮入り

 →源氏政権の起点
794(=-270)平安京遷都

 →京都遷都。735年に天然痘。
526(=-268)継体天皇の大和入り

 →大和朝廷(飛鳥朝)の起点

 参)5世紀に日本で天然痘、ヨーロッパでペスト。
258(=-268)神功皇后58年、卑弥呼没後10年

 →河内朝の起点か?

 参)ローマの天然痘:165年。黄巾の乱:184年。後漢の滅亡:220年
-10(=-268)

 →邪馬台国の建国?

 参)崇神天皇:-97〜-30。-92に疫病。前漢の滅亡:8年。

-278(=-268)

 参)周の滅亡:-256。秦の統一:-221。滅亡:-207

-546(=-268)

 参)春秋時代:-770年〜-403年。戦国時代:-403〜。
  アッシリアの滅亡:-612。
  神武天皇測位:-660。
  イスラエル王国の滅亡:-722。

   殷の滅亡:-1046。

(古代日本史に詳しい方のご意見お待ちしております。)

お昼のランチは三輪そうめんの三輪にゅうめんを食べました。

お寿司も旨かったです。

どうです。このきつね。ジューシーです。

しかも、スープがド関西。また食べたい。

そして、箸墓古墳へ。

女性の秘部を箸でつついたという、にんともかんともな逸話の残る古墳ですが、卑弥呼の墓とうたってます。宮内庁的には違う方のお墓ですが。

古代日本の神秘を感じ取り、気を良くしていた私でしたが、

奈良講演は奇跡の無人開催でした。

無観客試合での選手の気持ちがわかりました。

3名のエントリー者がいましたが、借りた会議室である奈良新聞の社屋の電気が消えており、裏口から入るというオペレーションが悪かったのでしょうか。

それにしても、新大宮の駅前の伝染には無数の鳥がとまっていて気持ち悪かったです。あそこの何羽か会議室に来てくれればよかったのに。

帰り道は、景気付けにステーキ屋で、ハンバーグとステーキを食べました。

今年はステーキ屋によくいきました。彦根のひこねステーションの近くのステーキハウスは美味しかったですね。

翌日は東大寺にお参りしました。

参道で見つけた奈良漬屋にはいるやいなや、日本の奈良漬のほとんどは偽物だとのこと。中国産のウリにみりんをつけて、短期間で作ってるんだよ。

それに対してうちは5年も酒粕に着けるんだ。この黒さが証拠だよ。と。

というわけで購入しました。

その後は、日本最古の寺である法隆寺へ。

かき食えど、鐘もならない、法隆寺。

って感じでした。

そういえば、津で焼き牡蠣の食べ放題をしましたが、この句を思い出しました。

近くのカフェの唐揚げ定食は美味しかったです。

残念な和歌山ラーメン

和歌山は駅前のコワスペで講座開催しました。
受講生から和歌山ラーメンのお店を教えてもらいました。

地元の人はみんな知っているけど、お客さんがいつも並んでいるから入ったことがないとのことでした。

私が行ったときは、空いてました。

そしてチャーシュー麺をたのんだわけですが、

あれれれれ。

ラーメンで出された瞬間ワクワクするじゃないですか。

そのワクワクがそのラーメンにはありませんでした。

なんか、スープの顔色が悪いし、具も元気がありません。
おまけにチャーシュー麺の癖して、チャーシュー少なすぎ。

サイドメニューで寿司と茹で卵も置いてましたが。。

味は残念なものでした。味覚には個人差がありますから私が正解ではないですが、尾道ラーメンのお店は美味しかったし、綺麗に作られてましたよ。

今度は美味い和歌山ラーメンを食したいと思います。

最後は福井でフィニッシュ

奥の細道では大垣が最終地点で、その前が敦賀です。

テックジムの全国行脚は福井が最終地点でした。

福井は鯖江にイチゴジャムの福野さんがいますし、赤坂見附校のトレーナーをやってもらっている田中さんの故郷です。そういう意味では最終地点にふさわしい地域です。

といいますのも、福井は大和朝廷の起点となる継体天皇のゆかりの地ですし、鎌倉幕府を二週間足らずで陥落させた新田義貞公の最期の土地です。

そんな土地では、ランチに蟹を食べるべきでしたが、なぜかビーフシチューを食べてしまいました。

講座のあとは、その土地のことをなるべく知るために、泊まることにしているのですが、1ヶ月に15日は出張してましたから、この日は帰京しました。

その土地に泊まらなかったところは秋田以来のことでした。

https://www.instagram.com/p/B6FunfDDOm4/?utm_source=ig_web_copy_link

福井はいいですね。

駅で地酒の飲み比べができます。

米原経由で帰京。

シンデレラエキスプレスに乗って帰宅しました。

ああ、日本のどこかに、私を待っている人がいる。

これでテックジム全国ツアー2019は無事に全県制覇を遂行することができました。いろいろな人とお会いし、各地域の人々の優しさに触れることができました。

そして何よりも、この長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

また、日本のどこかでお会いしましょう。

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