やっぱりスダックスはすごかった。愛すべき社畜に捧げる名言、迷言のオンパレード集。

「いまだに俺は社畜。」と言い放ちました。
「仕事なんて楽しむもんじゃないよ」
「一年の抱負とかって嫌いだなあ」

持ち合わせていた名刺はざっと16枚。
ほかにも絡んでいる企業もあるというsudax。

あなたのツボにはまる須田語録。必ず見つかります。

なんか社畜って楽しそう。

須田仁之氏(sudax)

ベンチャー成功請負人
茨城県牛久市出身。江東区在住。
元エクセルパワポ職人、元面接職人、元無茶な事業立ち上げ職人、元M&A仲介交渉職人。要するに「元ベンチャー無茶社畜」。今は主に運気とお笑い担当。上場CFO経験者ですが簿記三級落ちてます。

上場を目指す起業家に捧げるバイブル「マネーの拳」

先週、竹村さん(FC本部の学校の学長)とWEB面談をした際に、竹村さんから「これを絶対に読むように」と薦められたのが「マネーの拳」だ。早速、メルカリで全巻5000円で売られてたので、はじめてメルカリに登録して購入した。

漫画を全巻読んだのは白土三平の「サスケ」以来のことだ。
それくらい漫画を読むのは苦手だ。兄貴がジャンプを読むを見て、あのスピードで読むことはできないと思ってから漫画は苦手なジャンルだ。

とはいえ、中学時代に中根からビックコミックスピリッツとかヤングジャンプとかをタダでくれたので、それくらいは読んだ。

さて、「マネーの拳」を読んでみたところ、絵が多いのには助かった。
心理描写が戦国武将の劇画になっていて面白かった。

「敵は本能寺にあり」とか「天下分け目の決戦」とか「黒船来航」など。

この物語は企業内部の紛争に終始している。社員が一致団結したり、バラバラになったりの繰り返しだ。主人公で社長の拳は、それを俯瞰的に眺め、むしろ楽しんでいる。ある種、拳は傍観者的であり、拳以外の人たちが、我ごとのように会社運営に立ち向かっている。会社のためにといいながら自分の欲に忠実だ。

かつて、「i-modeは俺が作った」という人がたくさんいた。
それを夏野さんが、「これは俺の手柄だという人が多いほど、勝てるビジネスになる」と評していた。そして、我ごとにように働く社員がドコモを去っていき、夏野さんもドコモを去った。

さて、この物語では「抜擢人事」がよく出てくる。
OZ(小柳津林太郎)との対談動画で、サイバーエージェントの強みは「若者に大きな仕事を任せること」といった。その観点から言えば、i-modeの成功も「抜擢人事」の賜物だった。

「起業家」も社会全体から見れば「抜擢人事」なのかもしれない。
常に一定数の若者・よそ者・馬鹿者が「起業家」として輩出されている。

フランチャイズビジネスの相談で、竹村さんがこの漫画を薦めた真意はわからないが、FCのオーナー探しというのは、一国一城の主を決める「抜擢人事」ともいえると思った。

拳は「会社にぶら下がる奴はいらない」と言った。
この会社を利用して、自分が伸し上がろうとする者に、要職を任せろということなのだろう。それは直営でもFCでも、ましてや、正社員でも業務委託でも、変わらないというわけだ。

下記の動画では、全巻についてのあらすじと、拳がとった経営判断(人事)をまとめているので、興味があったら見てほしい。

恋愛依存症のボクが社畜になって見つけた人生の泳ぎ方

恋愛依存症のボクが社畜になって見つけた人生の泳ぎ方

黎明期のソフトバンクで孫正義社長の洗礼を受け、やがて自ら起業した男がたどり着いた地獄とは――。

世の中にあふれる「行動せよ」という言葉にうんざりしていた。偉人ではないこの人の話なら聞きたいと思えた。
――村上健志(お笑い芸人/フルーツポンチ)

同じ茨城県牛久市出身者として共感多い。但し、全く共感できない部分も多い(笑)。
――守安功(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役社長兼CEO)

裏街道を歩んできたIT界の変態かつ天才がついにこの本でバレてしまう!
――小澤隆生(ヤフー株式会社 常務執行役員)

捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法

僕は社畜時代を通して、ほとんどの仕事術を「量稽古」で身につけてきました。
もちろん、量をこなさなければ伸びない力もあるのですが、本書では血と涙と汗をできるだけかかずに済むノウハウを中心に選びました。

これらを実践することで、AIやテクノロジーが猛スピードで発展している現代を生きるうえで本当に必要な、人間にしかできない仕事力を養えるはずです。

また、ご自身が抱える業務のなかで、「何がムダなのか?」「効率化して成果を出すためにはどうすべきか?」という問いに対する根本的な回答が見出せるでしょう。

IT起業家との対談番組「みんなのグラさん」とは?(Youtube)

テックジム東京本校