「画面固定は嫌だ!拡大縮小したい!!」Kindle電子書籍にPDFやHTMLを使うときの注意点とリフロー型作成ガイド

 

Kindleで電子書籍を出版したいと考えているとき、PDFやHTML原稿を使う場合のトラブルに悩む方は少なくありません。特に「プレビューで横向きになる」「コードが崩れる」といった問題は、電子書籍のリフロー型でよく起きます。この記事では、PDFやHTMLを使ったKindle出版での問題と、リフロー型に最適化する方法を詳しく解説します。


1. PDFを電子書籍に使うと横向きになる理由

KDP(Kindle Direct Publishing)では、PDFをアップロードすると自動的に固定レイアウト扱いとなります。

  • プレビュー画面で横向きや見開き表示になる

  • 文字サイズの変更や縦横切り替えは不可

  • 電子書籍としてのリフロー型に向かない

結論として、PDF原稿をそのまま電子書籍に使うと、読者が読みやすい形にはなりません。


2. リフロー型電子書籍とは?

リフロー型とは、読者の端末に合わせて文字や段落が自動的に調整される形式です。

  • 文字サイズを自由に変更可能

  • スマホやタブレットでも読みやすい

  • 目次が自動生成されやすい

リフロー型を作るには Word(.docx)やEPUB形式 が推奨です。PDFは基本的に非推奨です。


3. HTML原稿をWordに変換する方法

HTMLで作成した原稿をWordに変換する方法は主に3つあります。

方法① Wordで直接開く(簡単)

  1. Wordを起動

  2. 「ファイル → 開く」でHTMLファイルを選択

  3. Wordで読み込み、.docx形式で保存

方法② ブラウザでコピー&貼り付け

  1. HTMLをブラウザで表示

  2. 全文コピー(Ctrl+A → Ctrl+C)

  3. Wordに貼り付け(Ctrl+V)

  4. 見出しや段落をWordのスタイルで整理

方法③ 専用ツールを使う(大量ページ向け)

  • Pandocを使うとHTML → DOCXに一発変換可能

     

4. プログラミングコードを含む電子書籍のポイント

プログラミング本では、コードの見やすさが重要です。特に短いサンプルコードを載せる場合は以下の工夫が有効です。

  1. 等幅フォントに統一

    • Wordでコード部分だけ Courier New など等幅フォントに変更

  2. スタイルを作る

    • 「コード用スタイル」を作成

    • フォント:Courier New

    • サイズ:10pt

    • 行間:固定1.0

  3. 行の長さに注意

    • 80文字以内を目安に収めると端末幅に依存せず読みやすい

  4. 本文との区切りを明確に

    • コードブロックは本文スタイルと分けることで折り返し崩れを防ぐ

💡 短いコードサンプルなら、画像化は不要です。Wordで直接貼り付けるだけで十分、リフロー型として綺麗に表示されます。


5. Kindleリフロー型作成の最短ステップ

  1. HTMLや既存の原稿をWordに変換

  2. 見出しや段落をWordのスタイルで整理

  3. コード部分は等幅フォントでスタイル統一

  4. 長いコードや表は折り返しや画像化を検討

  5. Word(.docx)をKDPにアップロードしてプレビュー確認


まとめ

  • PDF → 固定レイアウト → リフロー型には不向き

  • HTML → Word変換 → スタイル整備 → KDPにアップロードが最適

  • プログラミング本は等幅フォント+短いコードサンプルでリフロー型でも読みやすい

これらの手順を踏むことで、Kindle電子書籍でも快適に読めるリフロー型の本が作成可能です。

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