プログラミングに挫折した時のお薦めプログラミングゲーム

プログラミング学習の基本形はプログラム風に書くとこんな感じです

def play():
  書く
  予想する
  実行する
  確認/考察する
  play()

play()

これをわずかなストレスで体感できるゲームアプリがあります。
今回は数多あるプログラミングゲームの中で特にお薦めなアプリをご紹介いたします。

■ゲットコイン

キャラクターを移動させて、指定されたブロック数以内で、すべてのコインを拾うというゲームです。
繰り返し処理をうまくつかって、消費するブロック数を少なくしていく。
まさに「リファクタリング」を体感できるゲームとなっています。

■アルゴリズムシティ

ゲットコインと似たゲームですが、コインを取る動作と関数の概念が加わったゲームです。
関数を再帰的に使うことで繰り返し処理を行います。
基本的には最後にf{}を加えていくというもの。再帰関数をお手軽に学べます。

■デジタルパペット

キャラクターを移動させて、規定ブロック数以内で、敵キャラを殲滅させるというゲームです。
こちらは「ジョブ」という関数を複数用意して、メイン実行画面で適宜関数を呼び出します。
関数とは何かを感覚的に掴めるゲームとなっています。

■世界の中心でAIは戦う

このゲームは、プログラミングゲームの中でも珍しいタワーディフェンス型ゲームです。
条件分岐も複雑に絡み合い、より深みのあるゲームに仕上がっています。
ここまで複雑な条件分岐を教えようという開発者の意気込みには脱帽です。

■ピタゴラン

超簡単にピタゴラ装置を作れるシミュレーションソフトです。
絶対に間違うことはないので、プログラミングに疲れてこれ以上アタマを使いたくないというときに、
爽やかな風を脳内CPUに送り込んでくれることでしょう。


各動画の概要欄にダウンロードURLが記載されておりますので、
ぜひトライしてみてください。

たかがゲームと思われがちですが、ステージを進んでいくとかなり難しくなっていきますので、プログラミング学習のお供としてはピッタリです。

プログラミングは本来楽しいもの

先日、SNSマーケティングについて、講習会をする機会があった。
受講生は、実際に現場でSNS配信をしている担当者たちだった。
彼らは会社からSNS担当を命じられ、なんとなく運用していて、どうしたらよいか困っているようだった。

人は元来、やらされ仕事はやりたくないものだ。
仕事だからやらなくてはいけない。
そんなのにクリエイティブな時間を注ぎ込みたくないのだ。

講習会を進めていくうちに、「こんなことをやってみたい」という発言が増えてきて、「楽しんでやれそうだ」という風になってきた。

最後に私は、「マーケティングは本来楽しいものなんです。」と答えた。

人は楽しそうなことだと記憶に残り、それをやりたがる。
これが「仕事なんだからやってください」となるとツムジを曲げる。

フランチャイズの方に対して、本部がガタガタいうのも同じことだ。
そうではなくて、「こうやると売上があがるんで、やってみてはいかが?」と提案すると、面白そうだったらやってくれる。
コツとかノウハウというものは、本来面白いものだからだ。
成果があがるんだったら、やってみたくなる。

では、テーマをプログラミング学習に移ろう。

プログラミングをマスターしたら、いい感じの未来が開ける。
そんなのはわかっているけど、そのためには、何日まで何々をしなくてはならない。みたいに、自分に「やらされ仕事」を強要するようになってくる。

プログラミングは書いていれば、勝手にうまくなる。
すべては時間が解決する。なのに、やらされ仕事になるから、
やらない理由を見つけたり、勝手に不安になる。

そういう時は、プログラミングは本来楽しいものと割り切ることだ。
実際に、現場のエンジニアを見ればいい。楽しくしている人の発想をパクるのだ。

例えば、エラーがでる。
「エラーは神様がくれたヒントだ。」
「エラーをつぶしている間にもスキルはあがっている。」
と、思い込めば、心の負担は軽くなり、とりあえず手を動かしていられる。

デバッグもそうだ。
「このバグを潰したら、俺はもっと、レベルが上がるはずだ」と思えばいい。

すべては心の持ち用なのだ。

「大学卒業」をプログラミングの関数に喩えてみる

お隣の国では、何やら学習塾が大規模粛清されたそうだ。
教育ビジネスがもはや闇ビジネスになっている。

その国では大卒にあてがわれるポストがなくなっている。
大卒なのにウーバーイーツの走り子をやっていたり、大学院を出たのにニートをやっている。それなのに利権の塊の大学が増え、減らすことができないという。

お隣の国の事情はさておき、我が国でも、「いい大学入っていい企業に就職する」という親たち世代の洗脳は解けずにいる。

ところで、プログラミングの関数というものに、「戻り値」というものがある。戻り値とは「return」で返すものだ。

「return」とは「リターン」という言葉の方がわかりやすい。
投資に対するリターン、仕事に対するリターン。
リターンとはつまり、「見返り」のことだ。

「大学卒業」を関数とすると、「大学卒業」の見返りは「良い企業に入ること」と多くの親は勘違いをしている。

彼らは「引数」の概念をしらない。つまりパラメータのことだ。
関数の戻り値は「引数」で変わる。

仮にその引数を「東大卒」とすると、案外、「良い企業に入ること」は間違っていないかもしれないが、引数をかえると、間違いだらけだ。

ホリエモンは「東大に入ること」がすごいのであって、「東大を出ることはすごくない。だから中退した方がいい」と言った。

そこまでの受験勉強した経験は、何かしらの価値に変換可能だということだ。「難関大学入学」までは価値があるらしい。

テックジム東京本校の学生インターンはすでに10名になった。
彼らはプログラミングを覚え、すでに企業案件に携わっている。
そのうち4名は、法人登記をした。

それまでに、彼らがかけたコストはだいたい7万円と4ヶ月ぐらい。
そんな僅かな投資で、フリーランスエンジニアは当たり前、起業でワンチャン、就職は「まさかの時の保険」まで、プライオリティが低くなった。

「テックジム」を関数とすれば、第1引数は’7万円’、第2引数は’4ヶ月’、戻り値は、先述の通りである。

さて、改めて考えると、大学という関数、非常に厄介である。

引数にどんな大学名を入れても、「大学3年生から就職活動」、そして「将来のキャリアへの不安」がもれなく、戻り値となって返ってくる。

「親の期待」を得るには、その代償も大きい。

というわけで、もしも、迂闊にも大学に入学してしまったら、
テックジムというメソッドを使って、不安から自由になって欲しい。

隣の国の大学生よりも、我が国の大学生には未来がある。
我々は粛清のリスクなく、君らを受け入れられるからだ。

【学生・プログラミング】2022年度インターンシップ。4次募集のお知らせ【テックジム東京本校・学生プログラマー募集】