【2025年最新版】経理代行サービスおすすめ比較15選!料金相場・選び方・メリットを徹底解説

 

企業の経理業務を効率化したい、コア業務に集中したい、そんな悩みを解決するのが経理代行サービスです。 本記事では、2025年におすすめの経理代行サービスを徹底比較し、失敗しない選び方のポイントや料金相場まで詳しく解説します。

目次

  1. 経理代行サービスとは?基本概要
  2. 経理代行サービスのメリット・デメリット
  3. 料金相場と費用体系
  4. 失敗しない経理代行サービスの選び方
  5. 【2025年版】おすすめ経理代行サービス15選
  6. 経理代行サービス導入の流れ
  7. よくある質問

1. 経理代行サービスとは?基本概要

経理代行サービスとは、企業における経理業務を外部の専門会社に委託するサービスです。日々の仕訳入力や月次決算などのルーチン業務はもちろん、経理業務の一部、あるいはすべてを外注することが可能です。

依頼できる主な業務

経理代行サービスで依頼できる主な業務には、日々の記帳業務代行や入出金管理などの会計業務があります。また、毎月の給与計算・請求書発行・月次決算や、決算代行などの年次業務もアウトソーシング可能です。

【記帳・会計業務】

  • 仕訳入力・帳簿記録
  • 現金出納帳・預金出納帳の作成
  • 売掛金・買掛金管理
  • 経費精算・証憑整理

【支払・請求業務】

  • 請求書作成・発行
  • 支払予定表の作成
  • ネットバンキングでの支払処理
  • 入出金管理

【給与・年末調整業務】

  • 給与計算
  • 勤怠管理
  • 年末調整対応
  • 社会保険手続き

【決算・申告業務】

  • 月次決算
  • 年次決算
  • 税務申告書作成(税理士資格必要)
  • 財務分析・経営レポート作成

2. 経理代行サービスのメリット・デメリット

メリット

①コスト削減効果 経理代行サービスに依頼すると、経理業務にかかるコストを抑えられます。例えば、経理担当者に毎月20万円支払っていた場合、経理代行会社の月額費用が3万円だとすると大幅にコストを抑えられます。

②コア業務への集中 経理代行サービスに委託したい業務を代行してもらえる分、空いた時間を自社のコア業務に注力できます。コア業務とは、簡単に言うと「売上・利益に直結する業務」です。

③専門性の高い処理品質 経理のプロに委託できるため、自社社員よりも入力ミス・計算ミスを防げ、法改正も専門的な知識で対応してくれるため、自社の負担を減らせます。

④人材確保のリスク回避 経理代行サービスを利用することで、人手不足の解消に繋がります。自社の経理担当者が辞めてしまったとしても、経理業務が滞ることがなくなるため安心です。

デメリット

①社内ノウハウの蓄積不足 経理をすべて外部に頼ってしまうと自社の経理人材が育たない、ノウハウが蓄積されないというデメリットがあります。

②情報セキュリティリスク 経理代行で扱うデータは、企業の売上などの機密情報のため、第三者に漏洩させないことは絶対条件です。

③コミュニケーションコスト 外部委託により、業務の進捗確認や修正依頼などのコミュニケーションコストが発生する場合があります。

3. 料金相場と費用体系

業務別料金相場

記帳代行の料金相場は仕訳数50~100円程度、給与計算代行は従業員1人あたり1,000円〜2,000円が相場です。

【記帳代行】

  • 仕訳1件あたり:50~100円
  • 月額基本料金:1~3万円

【給与計算代行】

  • 従業員1人あたり:1,000~2,000円
  • 基本料金:5,000~10,000円

【決算業務】

  • 年次決算:5~20万円
  • 月次決算:2~5万円

企業規模別料金相場

経理代行サービスは、基本的に「月額固定」でプランを提供しており、月額固定の場合、15万円〜20万円ほどが料金相場になります。

【小規模企業(従業員10名未満)】

  • 月額:3~10万円
  • 基本的な記帳・給与計算対応

【中小企業(従業員10~50名)】

  • 月額:10~30万円
  • 包括的な経理業務対応

【中堅企業(従業員50名以上)】

  • 月額:30万円~
  • コンサルティング含む高度なサービス

4. 失敗しない経理代行サービスの選び方

重要な5つの選定ポイント

①対応業務範囲の確認 サービスによって対応できる経理業務の範囲は異なります。自社が依頼したい業務に対応しているかどうか調べましょう。

②料金体系の明確性 経理代行サービスには、毎月一定額を支払う固定制と、処理件数や時間に応じて変動する従量課金制があります。

③セキュリティ体制 契約する前に、プライバシーマークやISMSといった個人情報の取扱に関する認証資格の有無について確認しておきましょう。

④実績・信頼性 明確な理由がない限り、導入実績が豊富な経理代行サービスを選ぶのが賢明です。

⑤コミュニケーション体制 対応時間が自社の営業時間をカバーしているか、問題が発生した際には迅速に連絡してくれるかなど、いつでも連絡が取りやすい関係が保てると安心して委託できます。

選定前にやるべき3つのこと

経理代行サービスを選定する前に、以下3つの点を必ず行いましょう。

  1. 経理業務の棚卸し:外注範囲を明確化
  2. 経理・会計・財務の外注ライン整理:どこまで任せるかの線引き
  3. 予算・期待効果の設定:費用対効果の目標設定

5. 【2025年版】おすすめ経理代行サービス15選

オンライン特化型サービス

1. i-Staff Accounting

i-Staff Accountingは、経理特化型のオンラインアシスタントサービスです。厳選された優秀なスタッフが全国300名以上在籍し、「簿記2級以上を保持」「実務経験3年以上」「PC操作テスト」の基本3条件をクリアしたスタッフが貴社の経理業務を遂行します。

特徴

  • 簿記2級以上の実務経験3年以上のスタッフが対応
  • 2〜5名のチーム制で安定したサービス提供
  • 顧問税理士との連携対応可能
  • 契約時間余剰分は他の業務でも利用可能

料金プラン

  • 記帳代行プラン:月額9,800円~(100仕訳まで)
  • 総合サポートプラン:時間単価2,600円~3,000円(月10時間~)

対応業務 記帳サポート、給与計算、請求書発行、入出金管理、証憑整理、ネットバンキング支払いなど

2. Remoba経理

専属のコンサルタントとオンラインプロワーカーが経理業務を効率化し、経営の意思決定やビジネスの成長をすばやくサポートします。Remoba経理は、完全オンラインでの経理代行サービスです。

特徴

  • 請求書の発行から入金確認、経費精算、月次決算、支払い業務まで経理業務をまるっと請け負います
  • 独自の研修をクリアした経理プロフェッショナルが会計領域だけでなく、お使いの販売管理ソフト、労務ソフト等と連携し効率化を実現
  • 完全オンライン化で進捗、会計データをいつでも好きなときに確認することができます

料金プラン

  • 6ヶ月プラン:月額¥200,000(従業員数15名以下)
  • 12ヶ月プラン:月額¥180,000(従業員数15~50名)

3. 記帳代行お助けマン

記帳入力経験者が担当しますので、品質が担保されています。未経験者や、会計に詳しくない人が担当することはないので、低価格で任せたけど、かえって手間が増えてしまったということはありません。

特徴

  • なるべく事業主様に負担をいただかないように、料金を抑えてご提供しています
  • 月の固定料金のみに設定し、ムダなコストがかからない
  • そのまま信憑類(領収書、入金記録、通帳のコピー、クレジットカード明細書)を郵送するだけでOK

料金体系

  • 仕訳数に応じた料金設定
  • 初回に数ヶ月分のご依頼をいただいた場合、最初の1ヶ月分の記帳料金のみ半額

4. メリービズ(バーチャル経理アシスタント)

あらゆる経理業務をオンラインで代行する『バーチャル経理アシスタント』で、1,000名以上のプロ経理スタッフを有し、東証プライム上場企業から中堅・中⼩企業、スタートアップ企業まで様々な企業にご利用いただいています。

特徴

  • 全国約750名のプロ経理人材の中から最適なチームを編成
  • 導入時に経理業務の棚卸しやフロー整理をすることで、どの業務をアウトソースするべきかのコンサルティングから対応
  • バックオフィスのあらゆるDX課題を解決する『メリービズ経理DX』も提供

5. HELP YOU

HELP YOUとは、株式会社ニットが提供しているオンラインアウトソーシングサービスです。経理や総務、営業サポートなど、さまざまな業務を依頼することで、自社の社員は本来のコア業務に集中できるようになります。

特徴

  • 採用率1%という狭き門をくぐった優秀な人材に絞られているため、スキルの高い業務内容でも依頼することが可能
  • お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チーム制でサポート
  • 契約継続率も97%とほぼ全員が継続するという形を取っています

料金プラン

  • 通常プラン:11万円/1ヶ月(契約期間6ヶ月、実働時間30時間/月)

大手企業支援型サービス

6. BackofficeForce

BackofficeForceは、BPaaSプラットフォームによる各種SaaS及び人的リソースを活用した、経理・財務・労務を託せるクラウドバックオフィスです。母体が税理士法人のため、経理・税務・IPOなど専門的な知識を必要とする業務においてプロフェッショナル人材を多く抱えています。

特徴

  • 公認会計士と税理士が監修した教育を受けたメンバーにより安定してリソースを供給
  • 経理実務に精通した専門人材と、業務を可視化・標準化するためのシステムを組み合わせて提供する、いわゆる「BPaaS(Business Process as a Service)」という形
  • マニュアル作成を業務実施と並行しておこなうため、安定的な業務環境を構築

中小企業特化型サービス

7. KANBEI(カンベイ)

KANBEIは、クラウド会計ソフト「freee」とオンライン秘書サービス「nene」などを利用した記帳代行サービスです。

特徴

  • 業界最安値級!月額1,100円(税込)~記帳業務を対応
  • freee会計ソフト特化
  • 経理専門チームによる対応

8. NTTビジネスアソシエ

NTTグループが提供する経理代行サービスで、大手企業の信頼性と安定したサービス提供が特徴です。

9. アックスコンサルティング

税理士事務所が母体の経理代行サービスで、税務から経営コンサルティングまで幅広く対応しています。

10. ジョブカンBPO

勤怠管理システムで知られるジョブカンが提供するBPOサービスの一環として、経理代行サービスを展開しています。

税理士事務所系サービス

11. DX税理士法人

最新のデジタル技術を活用した税理士法人で、経理のDX化支援とともに代行サービスを提供しています。

12. FOC経理アウトソーシング(旧NOC経理アウトソーシング)

アウトソーサーが最新情報にもとづき処理を行うため税法や社会保険の内容を詳しく理解する必要がなく、1,000人以上のアウトソーシングスタッフが在籍しているため、組織的な業務運営を安定的に提供することが可能です。

スタートアップ・小規模企業向け

13. freee会計 おまかせパック

クラウド会計ソフトfreeeと連携した経理代行サービスで、小規模企業に最適化されています。

14. STREAMED

STREAMEDは、証憑のデータ化に特化したサービスで、経理代行の一部として利用されています。

15. Fammアシスタントオンライン

ママ向けのオンラインアシスタントサービスで、経理業務を含む幅広いサポートを提供しています。

6. 経理代行サービス導入の流れ

ステップ1:現状分析・要件定義

  1. 現在の経理業務の洗い出し
  2. 課題・問題点の整理
  3. 外注範囲の決定
  4. 予算・期間の設定

ステップ2:サービス選定・比較

  1. 候補サービスのピックアップ
  2. 見積もり依頼・比較
  3. セキュリティ・実績確認
  4. 無料トライアル実施

ステップ3:契約・導入準備

  1. 契約締結
  2. 業務引き継ぎ資料準備
  3. システム・ツール設定
  4. 担当者とのキックオフ

ステップ4:運用開始・効果測定

  1. 業務開始
  2. 定期的な進捗確認
  3. 品質・効果測定
  4. 改善提案・最適化

7. よくある質問

Q1: 経理代行サービスの導入期間はどれくらいですか?

A: 最短翌日、平均申込から一か月程度で運用開始となります。導入業務の範囲や複雑性により導入期間は変動します。

Q2: 税務申告も依頼できますか?

A: 経理代行サービスは税務申告支援を提供している場合もあります。ただし、税務申告は税理士資格が必要な業務のため、提供元にお問い合わせください。

Q3: セキュリティは大丈夫ですか?

A: 信頼できるサービスでは、プライバシーマークやISMS認証取得、秘密保持契約締結など、厳重なセキュリティ体制を整備しています。契約前に必ず確認しましょう。

Q4: 現在の会計ソフトを変更する必要はありますか?

A: 原則変更は不要です。但し、インストール型の会計ソフトをご利用の場合はクラウド会計の導入をしていただくことをお願いしております。

Q5: どのような企業に経理代行がおすすめですか?

A: 以下のような企業に特におすすめです:

  • 経理担当者の採用が困難な企業
  • 経理業務に時間を取られ、本業に集中できない企業
  • 経理ミスや法改正対応に不安がある企業
  • コスト削減を図りたい企業

まとめ

経理代行サービスは、企業の経理業務を専門の業者に代行してもらえるサービスで、コア業務に集中できたり、ミスやトラブルを防げたりなどのメリットがあります。

成功する経理代行サービス選びのポイントは:

  1. 自社の業務要件を明確化する
  2. 複数サービスを比較検討する
  3. セキュリティ・実績を重視する
  4. 料金体系を詳しく確認する
  5. 無料トライアルを活用する

特に注目すべきは、i-Staff Accountingのような専門性の高いオンライン特化型サービスです。簿記2級以上の実務経験豊富なスタッフによるチーム体制で、税理士との連携も可能な点が大きな魅力です。

また、Remoba経理のように完全オンラインでの包括的なサービスや、記帳代行お助けマンのような低価格で品質を担保したサービスなど、企業のニーズに応じて様々な選択肢があります。

経理代行サービスを導入することで、自社社員は売上・利益に直結するようなコア業務にリソースを集中できるでしょう。ぜひ本記事を参考に、自社に最適な経理代行サービスを見つけてください。

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