KDP(キンドルダイレクト出版)に入稿するためのPDFはどんな制約がある?

では、KDP用のA5ペーパーバックPDFを作るための具体的手順を整理します。ここでは「Word/InDesign/PDF出力環境」を想定しています。


1. 原稿作成

  • ページサイズを A5(148 × 210 mm) に設定

    • Word: 「レイアウト」→「サイズ」→「ユーザー設定サイズ」

    • InDesign: 「ドキュメント設定」で幅148mm × 高さ210mm

  • マージン(余白)を設定

    • 上下左右:10〜15 mm程度

    • 製本時の裁断を考慮して、背表紙側は広め(約15 mm)


2. フォント埋め込み

  • Wordの場合

    1. 「ファイル」→「オプション」→「保存」

    2. 「ファイルにフォントを埋め込む」にチェック

    3. 「ドキュメントに使用されていない文字は埋め込まない」はオフ推奨

  • InDesignの場合

    • PDF書き出し時に「フォントを埋め込む」にチェック


3. 画像・解像度

  • 画像は300 dpi以上

  • カラー印刷ならRGBまたはCMYK

  • モノクロ印刷ならグレースケールに変換


4. PDF書き出し

  • Wordの場合:「ファイル」→「名前を付けて保存」→「PDF」

    • オプションで「標準(オンライン発行および印刷)」を選択

    • フォント埋め込みを確認

  • InDesignの場合:「ファイル」→「書き出し」→「Adobe PDF(印刷)」

    • プリセット:High Quality Print または PDF/X-1a

    • 「トンボと裁ち落とし」を確認(塗り足しなしなら不要)


5. PDFチェック

  • ページサイズがA5になっているか

  • 文字化けがないか

  • 画像がきれいか

  • ファイルサイズが650 MB以下か

  • ページ番号・マージンの位置が問題ないか


6. KDPアップロード

  • KDPにログイン → ペーパーバック作成

  • PDFをアップロード

  • KDPのプレビューで必ず確認(スマホ・PC両方で)


💡 ポイント

  • ページ端まで印刷したい場合は「塗り足しあり」でPDF作成(+3mm程度)

  • Wordは段落スタイルを使って統一すると、印刷時に崩れにくい

  • PDF生成後にAdobe Acrobat Readerで文字化けや余白を再チェック


 

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