カツカレー食い逃げ事件とは?自民党総裁選の真相を徹底解説【2018年・2024年・2025年】

 

カツカレー食い逃げ事件の概要

カツカレー食い逃げ事件とは、自由民主党総裁選挙に出馬した候補者の出陣式に出席した国会議員の数よりも、実際の得票数が少なかった出来事を揶揄した言葉です。「カレーライス事件」とも呼ばれ、自民党総裁選の風物詩として注目を集めています。

事件の由来:2018年安倍陣営での出来事

この事件の名称は、2018年自由民主党総裁選挙の際に、安倍晋三氏の陣営において験担ぎのために振舞われたカツカレーの数よりも、実際に得た議員票の方が4票少なく「カレーだけ食べて、票を入れずに食い逃げしたやつがいる」との臆測を呼んだことが由来となっています。

当時、出陣式に出席した議員全員にカツカレーが振る舞われましたが、蓋を開けてみると安倍氏への投票数が4票足りず、永田町で大きな話題となりました。

2018年の真相が明らかに

元衆院議員の宮沢博行氏が、この事件の真相について「私が3杯食べた」「もう2票は自民党会派で党員じゃない議員」と説明しました。つまり、実際には「裏切り」ではなく、宮沢氏が複数杯食べたことと、会派には所属していても党員ではない議員が参加していたことが原因だったのです。

2024年:加藤勝信陣営での再発

2024年の自民党総裁選では、加藤勝信氏の陣営で同様の事態が発生しました。推薦人20人が揃って行った「出陣の会」で全員でカツカレーを食べましたが、実際の投票数は加藤氏本人を含めて16票で、5人分の差が生じました。

この事件は「推薦人の中から5人が引き剥がされた」可能性があるとして、大きな注目を集めました。

2025年:小泉進次郎陣営でも話題に

2025年10月4日に行われた自民党総裁選では、小泉進次郎氏の陣営でも類似の事態が取り沙汰され、インターネット上で「海軍カレーパン食い逃げ」などとネタ化されました。

なぜカツカレーなのか?

自民党総裁選では、「勝つ」という験担ぎの意味を込めて、投票日の出陣式でカツカレーを振る舞うのが恒例となっています。安倍氏の時は3,000円以上の高級カツカレーが提供されたと言われています。

しかし、この習慣が思わぬ形で「裏切り者探し」や「票読みのズレ」を可視化する材料となってしまったのです。

事件が示す政治の裏側

カツカレー食い逃げ事件は、一見すると笑い話のように見えますが、実は総裁選における票の読み合いや派閥間の駆け引きの複雑さを象徴する出来事とも言えます。

毎日新聞専門編集委員の佐藤千矢子氏は「毎回、カツカレー食い逃げ事件は話題になります」とコメントしており、今後も起こりうる現象として認識されています。

まとめ

カツカレー食い逃げ事件は、2018年の安倍陣営から始まり、2024年の加藤陣営、2025年の小泉陣営と、自民党総裁選の名物となっています。真相が明らかになったケースもありますが、政治の世界の複雑な人間関係や票読みの難しさを物語るエピソードとして、今後も注目され続けるでしょう。

総裁選の度に繰り返されるこの現象は、永田町の「風物詩」として定着しつつあります。

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