【ブロックチェーンゲームの次はARゲーム?】WWDC19で、ARKit3を発表。マイクロソフトもMinecraft Earthを発表。

いま開催中の「WWDC19」にてARkit3の発表がありました。
ARkit3.0の正式リリースは今秋のようです。
ベータ版は現在、AppleDeveloperのみしか使えないのでご注意ください。


Motion Capture(モーショントラッキング)

カメラで人間の動きを映し出すと、リアルタイムでその動きをキャプチャします。
これによりCGのキャラクターに人間の動きなどを重ねることが可能になります。

 

People Occlusion(ピープルオクルージョン)

AR空間のなかにいる人間を認識し、3Dオブジェクトを隠してくれる機能。
これにより、ARで表示させている物体と人間との前後関係がわかり、人間と3Dオブジェクトが重なることを防ぎます。

後述のマインクラフトアースのデモにより、ARゲームの可能性がぐっと拓けたような認識を植えつけたのではないでしょうか?

ARグラスの市場投入により、いよいよゲーム業界が熱くなりそうです。

【フェイスブック・グーグルドコモ・KDDI】2020年がAR元年になる6つの理由

「RealityKit」と「Reality Composer」

「RealityKit」は、AR機能をより手軽に実装することを目的としたフレームワーク。
フォトリアルなレンダリングやエフェクトなどのAR機能を手軽に実装することができる。

「Reality Composer」は、ARに対応したインタラクティブなシーンを作ることができるツール。
iPadやiPhoneで作ったAR機能をすぐに実機で動かして検証可能になる。

マインクラフトの完全新作ARゲーム『Minecraft Earth』発表。

WWDC19のキーノートプレゼンにて。iPhoneの新しいAR機能、ARKit3の活用例として、マイクロソフトが、『Minecraft Earth』のゲームプレイを初めて公開しました。

現実世界を歩きまわって鉱物や動物を集めたり、クエストをクリアする位置情報ゲームであるが、レゴのようなブロックが現れるビルドモードや、作った作品を等身大のARにして入り込んで遊べるプレイモードもある。

先述のARKit3の新機能「People Occlusion」により、仮想のマイクラ世界に人が入り込んだような表現を実現した。

ARアプリ開発講座(ARKit2・CoreML2が1日ですべて丸わかり)

iOS11より、拡張現実(AR)の「ARKit」と機械学習に関する機能「Core ML」が搭載され、話題を呼びました。現在はそれぞれバージョンがあがり、AR Kit2・CoreML2となって、さらに機能豊かなアプリが実装可能となっております。

そこで、1日でこれら全てが丸わかりできるプログラミング講習会を開催いたします。

また、この度発表された、ARKit3についてもじっくり取り上げていきます。

【2/2(日)】ARアプリ開発講座(ARKit3・CoreML2が1日ですべて丸わかり)