【AIバブル崩壊】AIベンチャー天国と地獄 次に死神が微笑む企業はここだ!!
【地獄】死神さんは見逃さない!AIのピークは済んだ!!【阿鼻叫喚】
目次
- 1 【地獄】死神さんは見逃さない!AIのピークは済んだ!!【阿鼻叫喚】
- 2 ガートナー社のハイプサイクル
- 3 【日本屈指のユニコーン】プリファードネットワークスの余命はあと何年?(調達金額155億円)
- 4 【時価総額約1582億円】PKSHAって何と読むの?(198億円公募増資)
- 5 【将棋】AIというかゲーム会社というか?HEROZ(時価総額約1134億円)
- 6 【謎】株的には注目?kudanの社員はなんと、14人だけ(時価総額約678億円)
- 7 【若い役員みんな30代】豊かな社会を実現してね。ABEJA(資金調達60億円超)
- 8 【あらまこれま】アカデミックなかほり漂うアラヤ(想定時価総額41億円)
- 9 【ちょっと】LeapMindさん、役員構成大丈夫?(調達総額約15億円)
- 10 【お前がAI界を守る】東大・松尾豊【メサイヤか!】
- 11 【反省会】まったく時間足りません。
ども。死神四郎です。死神一族では、ハイテクセクターを担当しております。死神一族は、日々、企業活動の情報収取、分析を行い、適切なタイミングでの、死神の鎌を振るうことをモットーとしております。死ぬときはすぱっと死んだほうがいいのですよ、ほんとは。死臭が漂い始めますと、アクセンチュアとかBCGがたかり始めます。そんな、寄生虫がうようよついてから、死ぬとしんどい!なので、死神一族としては、ずぱっと一撃。鎌を振り下ろすわけですね。さて、自分が担当するセクターの注目はなんといっても、AI、ロボットでございます。この2分野は、やはり、投資に対しての成功率が、いまいち、高くないのです。下記の図は、ガートナー社の、ハイプサイクルというもので、技術のトレンドを把握するのに死神一族も使っております。ディープラーニングがちょうど絶頂期に!ということは、ここから、死屍累々、死神ルンルン。とはいっても、イノベーションの芽を摘むわけにも行きません。慎重に慎重を、鎌を振るタイミングは決めるのです。今回は、AI分野のレポートを皆さまに御覧いただこうと存じます。
ガートナー社のハイプサイクル
【日本屈指のユニコーン】プリファードネットワークスの余命はあと何年?(調達金額155億円)
調達金額155億円。そして、未上場ながら、想定時価総額が、約2485億円というまさにユニコーン企業。死神一族としても、ユニコーンにはそうそう鎌を振るえないのです。政治的問題といいますか、忖度といいますか。非常に慎重なスタンスになります。実際には、ユニコーン狩猟申請が必要になり、なかなか許可が出ないのです。さて、プリファードですが、現在は、社員が200人を超えて、売上も伸び始めてきているとは聞きます。まぁ、いつでも上場できちゃうんでしょうね。上場企業となるとなかなか死神一族と言えど、そう手がでない。実際、やるなら今のうち。提携先が、トヨタやファナック、国立がん研究センターというビックネームばかり。しかし、実際、一般人にはやっていることが難しくて、理解ができないものばかり。そんな中。ロボットとAIを駆使した、お片付けデモというのを披露していました。デモとしては、未来を感じさせる素晴らしい内容。死神的には、200人もの天才くんをかき集めているところは気になります。仮に、売上が、30、40億円あったとしても、うち、同じ金額かそれ以上に人件費に消えちゃいますからね。実際、20億、30億円かそれ以上の赤字が出ていても不思議ではないです。共同研究だけで食っていくのも限界があるでしょうし、ちゃんと、大きく跳ねる商品が必要です。お片付けデモはあれは到底家庭に売れるようなものには、数年じゃならないでしょうね。Chainer(チェイナー)という、プリファードご自慢の、深層学習のフレームワークも開発コミュニティが広がっているのでしょうか?お金持ちのおじさんとばかりとつるんでないで、もっと、いろんなお友達作らないと、死神さんが遊びに行っちゃうよ!!
【時価総額約1582億円】PKSHAって何と読むの?(198億円公募増資)
PKSHAと書いて、パークシャと読む社名から難しい、難しいことをやっている会社です。こちらは、上場企業でございます。おめでとうございます!(死神さんも人を褒めます)決算資料を読むと、順調に本業である各種アルゴリズムのライセンス販売事業で、きっちり売上も伸ばしているし、利益も出せているし、死神さんのお出番は無さそうじゃないですか。追加で198億円の公募調達も成功し、資金面もまったく心配なさそうな雰囲気。6月には、 、駐車場機器の製造販売・駐車場運 営事業を行っている会社を買収し、AIビジネスをより社会実装に近づけていく一手も売ってきた。パークシャという社名とも相性良さそうだし。ちょっと、社長の顔が俺(死神さん)と似ていることくらいしか、突っ込めないな
【将棋】AIというかゲーム会社というか?HEROZ(時価総額約1134億円)
吹けば飛ぶような 将棋の駒に♪
賭けた命を 笑えば笑え♪
村田英雄の名曲「王将」ですね。この会社の特徴はなんといってもAIの前に将棋!あの将棋ソフトウェアのPonanza(https://ja.wikipedia.org/wiki/Ponanza)を開発した山本氏ほか、コンピューター将棋の世界の有名人がいっぱいの会社なのです。しかも、社長はアマ6段というアマチュアじゃない強さ!そして、ビジネスも将棋ウォーズ(https://shogiwars.heroz.jp/)というコンシューマー向けアプリがメイン。そこで培ったノウハウを「HEROZ Kishin」というB向けのAIサービスにつぎ込むというモデルというのです。2019年決算を見ても、昨年の11.5億円から、13.7億円と、119%程度の成長。あんまり、どーんと、伸びている感じじゃないなぁ。ぜひ、将棋ウォーズが下火になる前に、B向けビジネスがどーんと伸びるといいですね。さもないと、死神の鎌がやってきますよ!新規事業に待ったなし!ぜひ、ビジネスでも「神の一手」を!!
【謎】株的には注目?kudanの社員はなんと、14人だけ(時価総額約678億円)
続きまして、kudanの件です。(これが駄洒落ってわかってね。)売上が1億ちょいで、上場して、社員が現在、14名と。どこの零細企業というサイズで、死神の鎌もブンブンこれじゃいけないすわという会社に見せかけて、時価総額678億円。時価総額5、600億円とかだと、曙ブレーキ工業なんかと同じくらいだけど、曙ブレーキは、9000人もいるでっかい会社。さて、そんな精鋭の14人が何をやっているかというと、kudanのサイトで一番押していると思えるのが、SLAM技術(https://ja.wikipedia.org/wiki/SLAM)。これがきっとすごいのでしょうね。ちょっとこの分野をかじっている死神四郎としても、「たぶん、すごいのでしょうね。」としか言えないのですが、投資化の皆さんは、この技術をどう評価されているのかを聞きたいです!タレスとのプレスリリースもkudanからのしか見つからなかったよ!
【若い役員みんな30代】豊かな社会を実現してね。ABEJA(資金調達60億円超)
ABEJA、アベジャ、あべし、ひでぶ。「お前はもう死んでいる!」(©ケンシロウ)と、初の死亡案件かと思いきや、なかなか、ご立派な会社ちゃん。役員もみんな若い。一部を除いて、死神さんのタイプ。ちなみに、死神さんは、10万42歳です。「イノベーションで世界を変える」とか、「テクノプレナーシップ」とか偉い目線が高い!リテール向けとかAIのプラットフォームとか、まぁ、ちゃんと品ぞろえも作れているわね。Googleの米国から、直に金入れているというのも、なんかよっぽど立派なものがあるってことなのでしょう。その辺の目利きは死神さんより上でしょうし、Google先生は。でも、まぁ、武士は食わねど高楊枝的な雰囲気直して、稼がないと、大変よ!
【あらまこれま】アカデミックなかほり漂うアラヤ(想定時価総額41億円)
サイトの作りから雰囲気、文章の感じから、なんか、研究者丸出しのアラヤ。最新の資金調達はKDDIなどから、5.5億円。なんでも、エッジAIとか自律AIの開発にがんばるとのこと。社長の夢は月に引っ越しこと。ふふふ、月も、死神さんのテリトリーです。逃げても無駄よ。
【ちょっと】LeapMindさん、役員構成大丈夫?(調達総額約15億円)
15億円って、そりゃ大変な金額です。しかしね、AIとかやったら、分かりますよ。金、かかるんですわ。また。しかも、まだ、そんなにがっつり儲かるわけでない。社員数85名。労務費が1000万円かかるとして、8億5000万円だけも消えちゃいます。赤字を3、4億に抑えても、4年や5年で、消えて、溶けて、無くなってしまうのです。そして、僕、死神さんのお出番なわけよ。2017年10月に資金調達して、もうすぐ、2年。あと、1、2年の資金の底をつくというところで、なんか、株主さんが、いろいろ動いたのかなぁ。5月には、AIとまったく、関係ないネット広告の世界から、COOが。最近でも、社外取締役にも人が増えた。なんとなく、短期収益のために、いろいろ株主さんが、動いたのかぁ。よし、それでも、がんばれ!いまこそ、どーんと飛躍(Leap)を!
【お前がAI界を守る】東大・松尾豊【メサイヤか!】
まずいまずい、これはまずい。なかなか、鎌を振るうべき相手がいないではないか。これでは、FY19の予算未達で、流通・小売セクターに降格されてしまう。とは、言って、振るうべき相手に鎌をふるうのは一族にとってご法度。誰が、このセクターの保護しているのか・・・。なぬ、東大の松尾が、AI業界のメサイヤだと! 国家公務員のくせして、民業に精を出しているとはけしからんやつめ。しかも、髪が無いIT業界の神こと、孫正義のソフトバンクグループの取締役にもなったというのか。まずは、松尾に、国家公務員法第103条に基づく、営利企業への加担で刺しに行くか。それとも、ハニートラップか。よし、銀座に来るときは気を付けるのだな。しかし、どれだけの会社に名前を出しているのか。本当に、技術顧問しているのか?とは聞きたい。1日が、24時間なのは、人も死神にも平等なルール。しかし、教授になられたのは、やっと、今年なのですね。何か、そこの努力は不足されていたのはちょっと感じちゃう。
【反省会】まったく時間足りません。
一人じゃ追いきれん!AIスタートアップは雨後の筍。今回、挙げたのはたったの7社。なんでも、400社もあるとな。といっても、しょうもない連中は死神様のお出番ではない!!俺の鎌にかかる気合の入った連中はでもまだまだいる。次回レポートを待たれよ!
では、エンディングテーマをどうぞ。
生きたまま 蝋人形の如く♪
震えて眠れ 明日はもうないさ♪
LaLaLaLa LaLaLaLa♪
(聖飢魔Ⅱ蝋人形の館)
PS)次回は、ロボットベンチャー天国と地獄 次に死神が微笑む企業はここだ!!というようなエントリーを予定しています。
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