Squarespace(スクエアスペース)とは?使い方の手順と料金プラン、日本で使うときの注意点

Squarespace(スクエアスペース)は、テンプレートを選んでドラッグ&ドロップで編集するだけでWebサイトを作れる、米国発の有料のホームページ作成サービスです。使い方は「無料トライアル(14日間)でサイトを作る→テンプレートの文章と画像を差し替える→ドメインを設定して有料プランで公開する」の3段階で、料金は月払いで月額1,480円からです(2026年10月15日確認)。

この記事では、Squarespaceがどんなサービスか、料金プランの違い、アカウント作成から公開までの使い方、日本で使うときに確認しておきたい点を、公式の料金ページとヘルプセンターの情報をもとにまとめます。

Squarespaceとは

Squarespaceは、2003年に創業者がメリーランド大学の寮の部屋で始めたサービスです(公式の会社概要)。サーバーの契約やプログラミングをしなくても、用意されたテンプレートを編集してWebサイトを作り、そのまま公開・運用できます。こうしたサービスは「ノーコードのWebサイトビルダー」や「ホームページ作成サービス」と呼ばれます。

公式の料金ページ(Squarespaceの料金プランと機能)で確認できる主な特徴は次のとおりです(2026年10月15日確認)。

  • すべてのプランにクラウドのホスティング(サーバー)が含まれ、自分でサーバーを用意する必要がない
  • 全サイトに無料のSSL証明書が自動で設定される
  • モバイル表示に最適化されたテンプレート、SEOツール、アクセス解析(基本的な指標)が全プランに付く
  • オンラインストア、予約、請求書、寄付の受け付けなど、販売や集客の機能もある
  • AIでコンテンツを作るツールが組み込まれている(使える量はプランごとのAIクレジットで決まる)

無料プランはなく、どのサイトも14日間の無料トライアルから始まります。トライアルの開始にクレジットカードは不要と案内されています。

料金プランの比較

2026年10月15日時点で、日本語の料金ページに表示されているプランは「ベーシック」「コア」「アドバンス」の3つです。年払いにすると月あたりの料金が下がります。

項目ベーシックコアアドバンス
月払い1,480円/月2,580円/月3,800円/月
年払い(月あたり)1,180円/月2,080円/月3,040円/月
作成者(編集できる人)2人まで無制限無制限
オンラインストアの取引手数料2%0%0%
デジタル商品の取引手数料7%5%0%
動画のホスティング30分5時間無制限
AIクレジット10(1回限り)月20月120
CSSエディター、コードブロック(HTML・CSS)○○○
JavaScriptを含むコードブロック、コード挿入×○○

出典:Squarespace 料金ページ(2026年10月15日確認)。料金は表示時点のもので、税の扱いを含め、申し込み画面で最終的な金額を確認してください。上の取引手数料はSquarespaceが取る手数料で、これとは別にStripeやPayPalなどの決済サービスの手数料がかかります。

プランの選び方

  • 名刺代わりのサイト、ポートフォリオ、個人のブログなら「ベーシック」で足ります。ただし編集できるのは2人までです。
  • 3人以上で更新する、JavaScriptやMetaピクセルなどのコードを入れたい、Mailchimpなどと連携したい場合は「コア」以上が必要です。
  • 物販やオンライン講座の販売が中心なら、取引手数料が0%になる「アドバンス」と比べて、売上規模で計算してから決めます。

年払いのプランには、新しいドメインの1年間無料登録が付きます(2年目以降は通常料金で更新)。プランの変更やキャンセルはいつでもでき、変更は現在の請求期間の終わりに反映されると案内されています。

Squarespaceの使い方:アカウント作成から公開まで

1. 無料トライアルを始めてテンプレートを選ぶ

公式サイト(テンプレート一覧)で、業種や目的別のテンプレートを見て、近いものを選びます。テンプレートは「完成見本」なので、写真家向けのものを飲食店のサイトに使っても問題ありません。見た目より、ページの構成(トップ・メニュー・アクセス・お問い合わせなど)が自分のサイトに近いかで選ぶと、あとの作業が少なくなります。テンプレートから選ぶほかに、公式サイトには「AI Webサイト ビルダー」も用意されています。

2. 文章と画像を差し替える

編集画面では、ページの要素(テキスト、画像、ボタン、ギャラリー、フォームなど)を「ブロック」として置き、ドラッグ&ドロップで位置や大きさを変えます。料金ページによると、バージョン7.1のサイトでは「創造エディター」と呼ばれるドラッグ&ドロップのエディターが使えます。最初は次の順で進めると迷いにくくなります。

  1. サイト名・ロゴ・色・フォントを決める(サイト全体のスタイル)
  2. 使わないページを削除し、必要なページを追加する
  3. 各ページの見出しと文章を書き換える
  4. 画像を自分の写真に差し替える
  5. スマートフォン表示を確認する

3. SEOとアクセス解析を設定する

全プランに、検索順位の改善に役立つ手順を案内するSEOツールが含まれています。SSLは自動で設定されるので、自分で証明書を用意する必要はありません。公開後はSquarespaceのアクセス解析(基本的な指標)で、訪問数、流入元、訪問者の地域、よく見られているページを確認できます。

4. ドメインを決めて公開する

トライアル期間中または終了後に有料プランを選ぶと、サイトを公開し続けられます。独自ドメインは、Squarespaceで新しく取得するほか、すでに持っているドメインを接続することもできます。

始める前に用意しておくもの

Squarespaceの作業時間の多くは、操作そのものより「載せる中身を決めること」にかかります。トライアルの14日間を有効に使うため、次のものを先にそろえておくと進めやすくなります。

用意するもの内容の例
サイトの目的問い合わせを増やす、予約を受ける、作品を見せる、商品を売る
ページの一覧トップ、サービス・料金、プロフィール、アクセス、お問い合わせ
文章各ページの見出しと本文(あとから直せるので下書きで十分)
画像ロゴ、写真(自分で撮影したもの、または使用許諾のあるもの)
ドメインの候補新しく取るか、持っているドメインをつなぐか
販売する場合使う決済サービス、送料や返品の条件

なお、Webサイトとは、インターネット上で公開する複数のWebページのまとまりのことです。Squarespaceは、そのページの作成、サーバーへの設置、公開後の更新までを1つのサービスで行えるようにしたものだと考えると分かりやすいでしょう。

トライアル終了後の切り替えと解約

公式の料金ページのよくある質問によると、トライアル期間中でも終了後でも、いつでも有料プランに切り替えられます。プランのアップグレード・ダウングレード・キャンセルもいつでもでき、変更は現在の請求期間の終わりに反映されます。キャンセルしても、支払い済みの期間はそのままサービスを使えると案内されています。学生向けの割引プログラムもあり、条件は料金ページから案内されているページで確認できます(いずれも2026年10月15日確認)。

日本で使うときに確認しておきたい点

  • 料金ページやテンプレートの紹介は日本語で表示され、料金も円で表示されます。
  • 一方、ヘルプセンターは日本語のURL(support.squarespace.com/hc/ja)にアクセスしても英語版に転送されました(2026年10月15日確認)。困ったときに調べる情報は英語が中心になると考えておきましょう。
  • オンラインストアで使える通貨には日本円(JPY)が含まれています(Supported countries and currencies for Squarespace Commerce)。日本の事業者としてどの決済サービスを使えるかは、開設前にヘルプの対応国の一覧で確認してください。

Squarespaceが向いている人・向いていない人

向いている人ほかの方法も検討したい人
サーバーやプログラミングに時間をかけず、見た目の整ったサイトを早く公開したい独自の機能(会員の管理画面、複雑な検索など)を作り込みたい
写真や作品を大きく見せたい(ポートフォリオ、店舗、教室など)無料でサイトを持ちたい(Squarespaceに無料プランはない)
サイト・予約・小さなストアを1つのサービスでまとめて管理したい日本語のサポート情報を中心に調べながら進めたい

ホームページ作成サービスとWordPress、自分でコードを書く方法の違いは「Webサイト構築の進め方|作り方3通りの比較」、会社のサイトを作る場合は「コーポレートサイトの作り方」で詳しく比べています。

Squarespaceでは全プランでCSSを、コア以上のプランではJavaScriptも足して細かく調整できます。HTML・CSSやプログラミングの基礎を身につけておくと、テンプレートでは届かない部分にも手が届きます。テックジムでは、まず試せる無料Python講座を用意しています。

よくある質問

Q. Squarespaceは無料で使えますか?

無料プランはありません。どのサイトも14日間の無料トライアルから始まり、公開を続けるには有料プランへの申し込みが必要です。トライアルの開始にクレジットカードは不要と案内されています。

Q. Squarespaceの料金はいくらですか?

2026年10月15日時点の日本語の料金ページでは、ベーシックが月払い1,480円(年払いなら月あたり1,180円)、コアが2,580円(同2,080円)、アドバンスが3,800円(同3,040円)です。

Q. Squarespaceは日本語で使えますか?

料金ページやテンプレートの紹介は日本語で表示され、料金も円で表示されます。ただしヘルプセンターは日本語のURLにアクセスしても英語版に転送されたため、調べものは英語が中心になります。

Q. 独自ドメインは使えますか?

使えます。Squarespaceで新しく取得するか、持っているドメインを接続します。年払いのプランには、新しいドメインの1年間無料登録が付きます。

Q. プログラミングの知識は必要ですか?

基本的な作成と公開には不要です。CSSエディターは全プランで、JavaScriptを含むコードの追加はコア以上のプランで使えるので、知識があれば細かな調整ができます。

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