Pythonで日付の「第何週目・何曜日」を判別する方法:ビジネス活用術


 


日付が月の第何週目何曜日であるかを判別する機能は、Pythonを使えば簡単に実装できます。この情報は、ビジネスの様々な場面で役立ちます。例えば、特定の週に行われるイベントのスケジュール管理、月次レポートの自動生成、あるいは給与計算における特定の曜日を考慮した処理などに応用できます。

この記事では、Pythonのdatetimeモジュールとcalendarモジュールを使って、任意の日付が月の第何週目、そして何曜日であるかを効率的に取得する方法を解説します。短いサンプルコードで、すぐに使えるテクニックをご紹介します。


 

なぜ「第何週目・何曜日」を知る必要があるのか?

 

日付の「第何週目・何曜日」という情報は、単なるカレンダー上のデータ以上の意味を持ちます。

 

スケジュールとイベント管理

 

毎月第2火曜日に行われる会議や、第3土曜日に開催される社内イベントなど、特定の「週」と「曜日」の組み合わせで定期的に発生するスケジュールを管理する際に、この情報は不可欠です。

 

データの集計と分析

 

例えば、「第1週目の売上はいつも好調だ」といった傾向分析や、「第4週目の特定の曜日に顧客からの問い合わせが増える」といったパターンを特定する際に役立ちます。これにより、ビジネス戦略の立案や改善に貢献できます。

 

自動化と効率化

 

手動でカレンダーを確認して日付を特定する手間を省き、システムで自動的に「第何週目・何曜日」を判別できるようにすることで、業務の効率化とヒューマンエラーの削減が期待できます。


 

Pythonで「第何週目・何曜日」を判別する

 

Pythonには、日付や時刻を扱うための強力な**datetimeモジュールと、カレンダー関連の機能を提供するcalendarモジュール**が標準で用意されています。これらを活用することで、今回求める情報を簡単に取得できます。

 

datetimeモジュールで曜日を取得する

 

まず、任意の日付が何曜日であるかを取得する方法です。datetimeオブジェクトのweekday()メソッドを使用します。このメソッドは、月曜日を0、日曜日を6とする整数を返します。

Python
 
from datetime import datetime

# 任意の日付を設定
date_str = "2025-08-07"
date_obj = datetime.strptime(date_str, "%Y-%m-%d")

# 曜日を取得(月曜日=0, 日曜日=6)
weekday_num = date_obj.weekday()

# 曜日名をリストで定義
weekdays = ["月曜日", "火曜日", "水曜日", "木曜日", "金曜日", "土曜日", "日曜日"]

print(f"{date_str}{weekdays[weekday_num]}です。")
# 出力例: 2025-08-07は木曜日です。

 

豆知識:isoweekday()との違い

 

datetimeオブジェクトにはisoweekday()メソッドもあります。これは月曜日を1、日曜日を7とする整数を返します。どちらを使うかは、要件によって使い分けると良いでしょう。


 

calendarモジュールで「第何週目」を取得する

 

次に、任意の日付が月の第何週目であるかを取得する方法です。calendarモジュールには、日付から週番号を計算する便利な機能があります。ここでは、月の初日からの週数を基準に計算します。

Python
 
from datetime import datetime
import calendar

def get_week_of_month(date_obj):
    # 月の最初の日を取得
    first_day_of_month = date_obj.replace(day=1)
    
    # 月の最初の週の曜日を取得 (0=月曜, 6=日曜)
    # firstweekday=6 (日曜日を週の開始とする) にすると、直感的な日本のカレンダーに近くなる
    cal = calendar.Calendar(firstweekday=6) 
    
    # 月のすべての週のリストを取得
    month_weeks = cal.monthdays2calendar(date_obj.year, date_obj.month)
    
    # 目的の日付がどの週に含まれるかを探す
    for i, week in enumerate(month_weeks):
        for day, _ in week:
            if day == date_obj.day:
                # 週番号は0から始まるため、+1する
                return i + 1
    return None

# 任意の日付を設定
date_str = "2025-08-07"
date_obj = datetime.strptime(date_str, "%Y-%m-%d")

# 第何週目を取得
week_num = get_week_of_month(date_obj)

print(f"{date_str}は月の第{week_num}週目です。")
# 出力例: 2025-08-07は月の第2週目です。

上記のget_week_of_month関数は、calendar.Calendar(firstweekday=6)として、日曜日を週の始まりとしています。これは日本のカレンダーによくある形式です。もし月曜日を週の始まりとする場合は、firstweekday=0に変更してください。


 

「第何週目・何曜日」をまとめて取得する関数

 

上記のコードを組み合わせて、任意の日付から「第何週目」と「何曜日」を一度に取得する関数を作成しましょう。

Python
 
from datetime import datetime
import calendar

def get_week_and_day_info(date_str):
    date_obj = datetime.strptime(date_str, "%Y-%m-%d")

    # 曜日を取得
    weekdays = ["月曜日", "火曜日", "水曜日", "木曜日", "金曜日", "土曜日", "日曜日"]
    day_of_week = weekdays[date_obj.weekday()]

    # 第何週目を取得
    first_day_of_month = date_obj.replace(day=1)
    cal = calendar.Calendar(firstweekday=6) # 日曜日を週の開始とする
    month_weeks = cal.monthdays2calendar(date_obj.year, date_obj.month)
    
    week_of_month = None
    for i, week in enumerate(month_weeks):
        for day, _ in week:
            if day == date_obj.day:
                week_of_month = i + 1
                break
        if week_of_month:
            break

    return week_of_month, day_of_week

# 使用例
date_to_check = "2025-08-07"
week, day = get_week_and_day_info(date_to_check)

if week and day:
    print(f"日付: {date_to_check}")
    print(f"月の第: {week}週目")
    print(f"曜日: {day}")
    # 出力例:
    # 日付: 2025-08-07
    # 月の第: 2週目
    # 曜日: 木曜日
else:
    print("日付の解析に失敗しました。")


 

まとめと活用例

 

Pythonのdatetimeモジュールとcalendarモジュールを使うことで、任意の日付が月の「第何週目」で「何曜日」であるかを簡単に判別できます。これらの機能は、以下のようなビジネスシーンで大いに役立ちます。

  • 自動レポート作成: 「毎月第1月曜日に先月の売上データを集計し、自動でレポートを生成する」といった処理に活用できます。

  • イベントスケジューリング: 「第3土曜日に開催されるワークショップの参加者へ、自動でリマインダーメールを送信する」といった自動化が可能です。

  • 勤怠管理システム: 特定の曜日の勤務時間を計算する際や、週をまたぐ勤務時間の集計に役立ちます。

今回紹介したコードは短く、汎用性が高いため、あなたのビジネスロジックに簡単に組み込むことができるでしょう。ぜひ活用してみてください。


 

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