LP自動生成ツールの選び方|AIでランディングページを作る主なサービスと料金・注意点

LP(ランディングページ)の自動生成ツールは、商品やターゲットを入力するとAIが構成・文章・デザインのたたき台を作ってくれるサービスです。ただし、出てくるのはあくまで下書きなので、目的を1つに絞り、載せる事実(料金・実績・写真など)を自分で用意し、表示内容が法律に触れないかを人が確認してから公開するのが正しい使い方です。

この記事では、LP自動生成でできること・できないこと、代表的なツールの特徴と料金(2026年10月14日確認)、選び方、公開前に確認すべきことを解説します。

LP自動生成ツールとは

LPは、広告や検索から来た人に、申込み・購入・資料請求などの行動を1ページで促すためのページです。LP自動生成ツールは、このページづくりのうち次のような作業を短縮します。

  • 業種や目的に合ったセクション構成(ファーストビュー、特徴、料金、よくある質問など)の提案
  • 見出しや説明文の下書きの作成
  • 配色・フォント・レイアウトの自動設定
  • フォームやボタンなど、申込みに必要な部品の配置
  • 公開用のサーバーやURLの用意

一方で、商品の強みが本当は何か、どの順番で伝えると読者が納得するか、載せる数字や事例が事実か、といった判断はツールには任せられません。構成の考え方は生成AIでLPワイヤーフレームを作る方法、デザインの基本はLPデザインの作り方でも解説しています。

自動生成の3つのタイプ

タイプ しくみ 向いている人
AIビルダー型 チャットや質問に答えると、AIがページ全体を組み立てる とにかく早く形にしたい人、デザインを考えたくない人
テンプレート+AIアシスト型 テンプレートを選び、文章の作成などをAIが手伝う 見た目をある程度自分で整えたい人
生成AIでコードを書く型 ChatGPTやClaudeなどにHTMLとCSSを書かせ、自分でサーバーに置く HTMLを読める人、細かく作り込みたい人

主なLP作成ツールと料金(2026年10月14日確認)

料金やプランは変わることがあるため、申し込む前に必ず公式ページを確認してください。

ペライチ

国産のホームページ・LP作成サービスです。公式サイトでは、600種類以上のテンプレート、文章作成を手伝う「AIアシスト」機能、ABテスト用のページをワンクリックで作れる機能などが紹介されています。料金ページによると、有料プランは次の4つです。

プラン 月額(税抜) 月額(税込) 公開ページ数
ライト 1,480円 1,628円 3
レギュラー 2,980円 3,278円 5
ビジネス 3,980円 4,378円 20
プロフェッショナル 6,980円 7,678円 20

最上位プランと同等の機能を1か月無料で試せる「お試しビジネスプラン」があり、期間後に自動で有料プランへ切り替わることはないと書かれています(2026年10月14日確認)。以前の解説記事で見かける「月額0円のプランで公開し続けられる」という情報は、現在の料金ページとは一致しないので注意してください。

Wix

WixのAIサイト作成ツールのページでは、AIチャットでビジネスについて伝えると、AIがサイト構成や外観を含む「クリエイティブブリーフ」を作り、サイトを自動生成すると説明されています。生成後はテーマ・レイアウト・テキストを変更でき、ワンクリックで作り直すことも可能です。業種に応じて予約やネットショップなどの機能も追加されます。テンプレートは900種類以上とされています(2026年10月14日確認)。

ジンドゥー(Jimdo)

ジンドゥーの公式サイト(KDDIグループ)では、質問に答えるだけでAIがホームページの土台を作る「ジンドゥーAIビルダー」と、HTMLやCSSでカスタマイズできる「ジンドゥークリエイター」の2種類が案内されています。無料から始められ、AIビルダーの有料プランは1か月・1年・2年の契約期間から選べると説明されています(2026年10月14日確認)。

Studio

Studioは、コードを書かずにデザインの自由度が高いサイトを作れるノーコードのWeb制作サービスで、AI機能も備えています。料金ページでは、個人利用向けにFree(0円)、LP・シングルページ向けのMini(年払いで月590円、月払いで月1,290円)、Personal(年払いで月1,190円、月払いで月1,720円)、ビジネス利用向けにBusiness(年払いで月3,980円、月払いで月5,460円)などが掲載されています。料金はサイト単位でかかります(2026年10月14日確認)。

Mixo

Mixoは海外のAIウェブサイトビルダーで、事業の説明を入力すると、ページ・問い合わせフォーム・ブログなどを含むサイトを自動で作ると説明されています。無料プランがあり、40以上の言語に対応するとしています(2026年10月14日確認)。管理画面や案内は英語が中心なので、日本語のLPを作る場合は、生成された文章を自分で整える前提で使いましょう。

生成AIにHTMLを書かせる方法

ChatGPTやClaudeなどの生成AIに、構成案とデザインの条件を伝えてHTMLとCSSを書かせる方法もあります。テンプレートの制約がなく自由に作れる反面、公開するサーバーの用意、フォームの送信先の設定、スマートフォンでの表示確認などを自分で行う必要があります。HTMLの基本を知っていると、生成されたコードの手直しがぐっと楽になります。

ツールの選び方

確認すること 見るポイント
目的に必要な機能 申込みフォーム、決済、予約、メール配信など、LPのゴールに必要な機能が標準で使えるか
公開できるページ数 広告ごと・ターゲットごとにLPを分けるなら、プランの上限ページ数が足りるか
独自ドメイン 自社ドメインで公開できるか、どのプランから使えるか
計測 Googleアナリティクスなどの計測タグや広告のタグを入れられるか
デザインの自由度 ブランドの色・フォント・画像に合わせて調整できるか
契約と解約 月払いと年払いの違い、解約や返金の条件

たとえば広告のタグを埋め込む予定があるなら、プランによってタグ埋め込みの可否が違わないかを先に確認しておきましょう(ペライチでは、お試しプランではタグ埋め込み機能だけが制限されると書かれています)。

自動生成でLPを作る手順

  1. ゴールを1つ決める:無料体験の申込みなのか、購入なのか、資料請求なのかを決めます
  2. ターゲットと悩みを書き出す:「誰が、どんな状況で、何に困っているか」を具体的に書きます
  3. 使える事実を集める:料金、特徴、掲載許可のある事例や写真など、事実として載せられる材料を一覧にします
  4. ツールで下書きを作る:上の情報を入力して構成と文章の下書きを生成します。事実が足りない箇所は空欄のままにします
  5. 人が書き直す:自社の言葉に直し、誇張や事実と違う表現を削ります
  6. スマートフォンで確認する:表示崩れ、ボタンの押しやすさ、フォームの動作を確かめます
  7. 公開して計測し、改善する:申込み数や離脱の多い場所を見て、見出しやボタンの位置を調整します

公開前に必ず確認したいこと

AIが作った「実績」や「お客様の声」をそのまま使わない

AIは、それらしい数字や利用者の声を作ってしまうことがあります。実在しない実績や体験談を載せると、読者をだますことになります。消費者庁は景品表示法について、商品やサービスの品質・内容・価格などを偽って表示することを規制していると説明しています。数字や事例は、根拠を示せるものだけを載せましょう。

広告であることを隠さない

消費者庁は、令和5年10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反になったと案内しています。第三者の感想のように見せかけた広告文をLPに載せないよう注意してください。

画像や文章の権利を確認する

ツールが用意した画像の利用条件、AIで作った画像や文章を商用で使ってよいかは、各サービスの利用規約で確認します。他社のLPの文章をそのまま入力して書き換えさせる使い方も避けましょう。

個人情報の扱いを決める

フォームで名前やメールアドレスを集める場合は、利用目的を示し、プライバシーポリシーへのリンクを置きます。

LPを自分で作れるようになるには

自動生成ツールは便利ですが、細かい修正や計測タグの設置、表示速度の改善などはHTML・CSS・JavaScriptの知識があると格段に進めやすくなります。自分でコードを書いて作れるようになりたい方は、テックジムのような対面型のプログラミングスクールで学ぶ方法もあります。テックジムは東京本校(永田町)に通い、自分のペースで課題を進めながら、わからないところをトレーナーに質問できるスクールです。まずは無料講座から試せます。

よくある質問

Q. LP自動生成ツールは無料で使えますか?

無料プランや無料のお試し期間があるサービスはあります。たとえばStudioにはFreeプランがあり、ペライチには1か月無料の「お試しビジネスプラン」があります(2026年10月14日確認)。独自ドメインや広告の計測タグなど、必要な機能が無料の範囲で使えるかを確認してください。

Q. AIが作ったLPはそのまま公開してもよいですか?

おすすめしません。AIは事実と異なる数字や架空の利用者の声を作ることがあります。内容が正しいか、表現が景品表示法などに触れないか、画像の利用条件に問題がないかを人が確認してから公開してください。

Q. ペライチの料金はいくらですか?

公式の料金ページでは、ライト月額1,480円(税込1,628円)、レギュラー2,980円(税込3,278円)、ビジネス3,980円(税込4,378円)、プロフェッショナル6,980円(税込7,678円)と案内されています(2026年10月14日確認)。

Q. プログラミングができなくてもLPは作れますか?

作れます。ペライチやWix、ジンドゥー、Studioなどはコードを書かずにLPを作れます。ただし、計測タグの設置や細かいデザインの調整をするときは、HTMLやCSSの知識があると作業がしやすくなります。

まとめ

LP自動生成ツールを使えば、構成・文章・デザインの下書きまでは短時間で作れます。ただし、ゴールの決定、載せる事実の準備、表現が法律に触れないかの確認は人の仕事です。ペライチ、Wix、ジンドゥー、Studio、Mixoなど、それぞれ得意分野と料金体系が違うので、必要な機能・ページ数・独自ドメイン・計測の可否を比べて選び、公開後は数字を見ながら改善していきましょう。

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