国内の独立系ベンチャーキャピタルまとめ【161社一覧】

2026年最新版

国内の独立系ベンチャーキャピタルまとめ
【161社一覧】

日本国内で活動する独立系VC(ベンチャーキャピタル)を161社、網羅的にリスト化しました。 独立系VCの定義・特徴から、銀行系・CVCとの違い、代表的なVCの投資方針まで徹底解説します。 資金調達を検討しているスタートアップ経営者・起業家必見の情報です。

最終更新:2026年3月 収録社数:161社 対象:独立系VC中心

独立系VCとは?定義と特徴

独立系ベンチャーキャピタル(独立系VC)とは、特定の大企業・金融機関・政府機関などの傘下に属さず、 独立した組織として運営されるベンチャーキャピタルのことです。 ファンドの出資者(LP:リミテッドパートナー)から資金を調達し、有望なスタートアップへ投資を行います。

📌 独立系VCの定義

親会社・系列企業を持たず、外部の機関投資家・個人富裕層などからLP資金を集めて投資ファンドを組成・運用するVC。 投資判断が親会社の事業戦略に左右されず、純粋なリターン最大化を目的として動くことが最大の特徴です。

独立系VCは1980年代以降に日本でも増加し、現在では国内に200社以上が存在するとも言われています。 特にシード〜シリーズAのアーリーステージに強みを持つVCが多く、起業家に寄り添ったハンズオン支援を行う点でも知られています。

VCの種類と独立系VCの位置づけ

ベンチャーキャピタルは運営主体によって大きく3種類に分類できます。独立系VCの強みを理解するために、まず全体像を把握しましょう。

種別 特徴 代表例 主な投資ステージ
独立系VC 特定の親会社を持たず自由な投資判断が可能。アーリー期に強い ジャフコ、グロービス、インキュベイトファンドなど シード〜レイター
銀行系VC メガバンク・地銀系列。融資との組み合わせ支援が強み SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタルなど アーリー〜レイター
CVC(コーポレートVC) 事業会社が運営。シナジー重視・事業連携がセットになることも NTTドコモ・ベンチャーズ、Sony Innovation Fundなど シリーズA以降
大学系VC 大学発技術・研究シーズへの投資に特化 UTEC(東大)、THVP(東北大)など シード〜アーリー
政府系VC 政府・公的機関が出資。政策目的の投資が多い DBJキャピタル、産業革新投資機構(JIC)など レイター以降

独立系VCが果たす役割

独立系VCは日本のスタートアップエコシステムの中で最も重要な資金の担い手のひとつです。 特にシード期では、独立系VCが資金調達の大半を占めており、STARTUPDB(2024年)のデータでも、 シード期スタートアップへの出資において独立系VCの割合が最も高いことが確認されています。 事業ステージを問わず幅広く投資するVCがある一方、シード特化・特定領域特化など、 独立系の中でも多様なスタイルが存在します。

独立系VCから資金調達するメリット

🎯

中立的な投資判断

親会社の事業都合に縛られないため、純粋に事業の成長性・将来性を評価してもらいやすい。

🤝

ハンズオン支援

経営・採用・営業など投資後の実務支援に積極的なVCが多い。起業家との距離が近い傾向。

🌐

幅広いネットワーク

多数の投資先・LP・メンター等のネットワークを活用した事業開発・採用支援が受けられる。

🚀

シード期から対応

銀行系やCVCが対応しにくい創業間もない段階からの支援に強い独立系VCが多い。

🔄

次ラウンドへのパス

著名VCからの投資実績は次ラウンドの資金調達やIPO・M&A時のシグナルとなる。

🌍

グローバル展開支援

海外拠点・グローバルネットワークを持つ独立系VCは海外進出への橋渡しも担う。

代表的な独立系VCの紹介

国内を代表する独立系VCを、その特徴とともに紹介します。

ジャフコグループ株式会社

1973年創業の日本最古参の独立系VC。元々は野村グループ系列でしたが、2017年に独立。 出資金総額は1兆円超、累計投資社数は4,200社以上(2024年3月時点)に上り、日本最大規模のVCとして知られます。 シード〜レイターまで幅広く投資し、HR・マーケティング・バックオフィスなど多面的な支援体制も充実。 代表的投資先:Chatwork、マネーフォワード、UUUMなど。

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社

グロービス経営大学院と連携し、経営人材育成力と投資の両輪を持つ日本最大級の独立系VC。 36社以上のIPO実績を誇り、ITやテクノロジー領域を中心に1号ファンドから蓄積してきた 圧倒的な運用実績・投資家ネットワークを強みとします。

インキュベイトファンド株式会社

プレシード・シードステージへの特化では国内最大規模を誇るVC。2010年設立以来、 累計1,250億円超を運用し、アクセラレーションプログラム「Incubate Camp」も主宰。 2021年にはグロースファンドも組成し、初期段階から成長後期まで一貫支援する体制を整備。

East Ventures株式会社

シード期特化の独立系VCとして国内外で活躍。日本・インドネシアを中心にアジア全域への投資実績を持ち、 「East Ventures Digital Competitiveness Index」など独自リポートでも注目される。 mercari(メルカリ)の初期投資家としても知られる。

ANRI株式会社

シード・アーリーステージに特化した独立系VC。ディープテック・AI・バイオなど先端技術領域への 投資に定評があり、起業家との長期的なパートナーシップを重視する。

Coral Capital

日米バイリンガルのチームによるシード〜シリーズA特化のVC。スタートアップ向けの情報発信・ コミュニティ形成にも積極的で、「Coral Insights」などのメディアも運営。グローバル展開支援が強み。

グローバル・ブレイン株式会社

独立系VCとしてアジア・欧米を含むグローバルな投資ネットワークを持つ。 国内外有数の大企業と連携したCVC型ファンドの運営も手掛け、事業会社とスタートアップの橋渡しにも強み。

千葉道場株式会社

ベンチャー支援のコミュニティ「千葉道場」を核に、起業家育成とVC投資を一体で行う独自スタイルのVC。 著名起業家・投資家が集まるネットワークは質・量ともに国内屈指。

Beyond Next Ventures株式会社

大学・研究機関発のディープテック・スタートアップに特化した独立系VC。 バイオ・ライフサイエンスから材料・ロボット等の先端技術領域において豊富な実績を持ち、 アカデミアと産業界をつなぐ独自の投資哲学が強み。

B Dash Ventures株式会社

国内有数の招待制テックカンファレンス「B Dash Camp」を主催し、投資先にインキュベーションスペースも提供。 インターネット・IT領域の起業家コミュニティの中核として機能し、投資後の支援体制も充実している。

国内独立系VC一覧(161社)

以下に、日本国内で活動が確認できる独立系ベンチャーキャピタルを161社まとめました。 大学系VC・地域密着型VCも一部含みます。(順不同)

🏢 独立系VC一覧

161社収録
No. 会社名 ウェブサイト

VCの選び方・アプローチのポイント

多数の独立系VCが存在する中で、どのVCにアプローチすべきかは、事業ステージ・領域・求める支援内容によって大きく異なります。 以下のポイントを参考に、自社に最適なVCを絞り込みましょう。

① 投資ステージを確認する

VCによってシード特化・シリーズA以降重視など、対象ステージが明確に異なります。 自社の現在のステージに合っているかを事前に確認してください。 創業間もないプレシード・シード期なら、インキュベイトファンド・Skyland Ventures・ANRIなど シード特化型VCが候補になります。

② 投資領域・テーマを確認する

ヘルスケア・ディープテック・農業・ドローンなど、特定領域に特化したVCも多数存在します。 自社の事業領域に深い知見・ネットワークを持つVCからの支援は、資金以上の価値をもたらすことがあります。

③ VCの投資哲学・スタイルを理解する

ハンズオン型(経営に深く関与)かハンズオフ型(経営判断を任せる)か、 また国内特化かグローバル展開支援があるか、など投資スタイルも様々です。 起業家とVCの相性はパフォーマンスに大きく影響するため、代表パートナーの経歴・思想もリサーチを。

④ ウォームイントロ(紹介)を活用する

多くのVCはコールドコンタクト(面識のないメール等)よりも、共通の知人・投資先経営者等からの 紹介(ウォームイントロ)を重視します。スタートアップコミュニティ・アクセラレータへの参加や イベント登壇などを通じて接点を作ることが効果的です。

  • 自社のステージ・フェーズに合ったVCをリストアップする
  • 各VCの過去の投資先・投資実績を調べ、事業親和性を確認する
  • ピッチデック・財務計画は事前に徹底的に磨き込む
  • 紹介(ウォームイントロ)ルートを積極的に開拓する
  • VCとの初回面談は「投資を求める場」より「相互理解の場」として臨む
  • 複数のVCと並行してプロセスを進め、比較検討する

まとめ

国内独立系VCの現状と展望

日本国内の独立系ベンチャーキャピタルは2020年代に入り急速に増加しており、 現在では200社以上が活動しているとも言われます。政府の「スタートアップ育成5か年計画」や 大企業によるオープンイノベーション推進など、エコシステム全体として起業家を支援する環境が整いつつあります。

一方で、グローバル競争の激化やAIをはじめとした技術変革の加速により、 VCの投資判断もより本質的な事業価値を見極める方向に変化しています。 スタートアップ側にとっても、単に資金を得るだけでなく、 長期的なパートナーとなれるVCを選ぶことがますます重要になっています。

本ページ掲載の161社リストを参考に、自社の事業フェーズ・領域に合った独立系VCへのアプローチを開始してみてください。

© 2026 VC Database Japan|本記事の情報は公開情報に基づくものであり、投資を勧誘するものではありません。

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