Dribbbleとは?デザイナー向けサービスの使い方・料金・特徴をわかりやすく解説


WebデザインやUI/UXデザインについて調べていると、「Dribbble(ドリブル)」というサービスを目にすることがあります。

Dribbbleは、世界中のデザイナーが作品を公開し、デザインのインスピレーションを得たり、仕事を探したり、クライアントとつながったりできるデザインプラットフォームです。

現在は単なる作品投稿サイトにとどまらず、デザイン作品のポートフォリオ、デザイナーの仕事探し、フリーランス案件の獲得、デザイナーの採用・外注まで幅広く利用されています。

Dribbbleとは?

Dribbbleは、デザイナーやクリエイティブ関係者向けのオンラインプラットフォームです。

2009年にスタートしたDribbbleは、もともとデザイナーが自分の作品を共有し、フィードバックを得るための招待制コミュニティとして始まりました。

その後サービスが拡大し、現在ではより多くのデザイナーが参加できるプラットフォームになっています。

現在のDribbbleでは、主に次のようなことができます。

  • デザイン作品を見る
  • 自分のデザイン作品を公開する
  • デザイナーを探す
  • デザインの仕事を探す
  • フリーランスとして案件を獲得する
  • デザインサービスを提供する
  • デザイナーを採用する
  • デザインのアイデアやトレンドを調べる

つまりDribbbleは、「デザインを見る場所」から「デザイナーが仕事につながる場所」へと進化したサービスといえます。

Dribbbleでできること

1.世界中のデザイン作品を見られる

Dribbbleの大きな特徴が、世界中のデザイナーの作品を閲覧できることです。

Webサイト、スマートフォンアプリ、ロゴ、イラスト、UI/UX、プロダクトデザイン、モーションデザインなど、さまざまなジャンルの作品が掲載されています。

例えば、次のようなデザインを探すことができます。

  • Webサイトのデザイン
  • アプリのUI
  • ロゴ
  • ダッシュボード
  • ECサイト
  • ランディングページ
  • イラスト
  • アニメーション
  • ブランドデザイン
  • 3Dデザイン

デザインを勉強している人にとっては、優れたデザインを大量に見ることができる参考資料サイトとしても利用できます。

2.自分の作品をポートフォリオとして公開できる

デザイナーは自分の作品をDribbbleに投稿できます。

Dribbbleでは作品を「Shot」と呼び、作品を一覧で見せることができます。

そのため、WebデザイナーやUI/UXデザイナー、グラフィックデザイナーなどにとっては、オンライン上のポートフォリオとして活用できます。

複数のShotを掲載することで、自分がどのようなデザインを作れるのかを他のユーザーに伝えられます。

3.デザイナーの仕事を探せる

Dribbbleにはデザイナー向けの求人・案件探しの機能もあります。

企業がデザイナーを募集している求人を検索できるため、デザイン業界で仕事を探している人にも利用されています。

特に、次のような職種の仕事探しに活用できます。

  • Webデザイナー
  • UI/UXデザイナー
  • プロダクトデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • ブランドデザイナー
  • イラストレーター

4.フリーランスとして仕事を受注できる

Dribbbleでは、企業や個人がデザイナーを探して仕事を依頼することもできます。

例えば、次のような依頼先を探すことができます。

  • Webサイトをデザインしてほしい
  • スマートフォンアプリのUIを作ってほしい
  • ロゴを作ってほしい
  • ブランドデザインを依頼したい
  • プロダクトのデザインを依頼したい

フリーランスデザイナーにとっては、Dribbbleを営業・集客のチャネルとして活用できる点が大きな特徴です。

5.企業がデザイナーを採用できる

企業側から見ると、Dribbbleはデザイナーを探すための採用プラットフォームとしても利用できます。

デザイナーのプロフィールや過去の作品を確認して、条件に合った人材を探せます。

フリーランス、契約社員、パートタイム、フルタイムなど、さまざまな形態でデザイナーを探す用途にも利用されています。

Dribbbleの「Shot」とは?

Dribbbleを利用すると「Shot」という言葉が頻繁に登場します。

Shotとは、簡単にいうとデザイナーがDribbbleに投稿する作品です。

例えば、次のようなものをShotとして公開できます。

  • アプリの画面デザイン
  • Webサイトのトップページ
  • ロゴ
  • アイコン
  • イラスト
  • ダッシュボード
  • アニメーション

複数のShotを掲載することで、自分がどのようなデザインを作れるのかを他のユーザーに伝えられます。

そのため、デザイナーにとっては作品そのものが営業資料になるという点がDribbbleの魅力です。

Dribbbleは無料で使える?

Dribbbleには無料で利用できるプランがあります。

また、デザイナー向けの有料プラン「Dribbble Pro」も用意されています。

Dribbble Proでは、検索順位の向上、クライアントからのリード獲得、Project Briefへのアクセス、分析機能など、仕事につなげるための機能が強化されています。

料金やプラン内容は変更される可能性があるため、登録する際はDribbble公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

Dribbble公式サイトはこちら

Dribbble Proとは?

Dribbble Proは、デザイナーがより多くのクライアントや仕事を獲得するための有料プランです。

プランによって異なりますが、仕事につなげるための機能が強化されています。

主な機能として、次のようなものがあります。

  • プロフィールの表示強化
  • 検索順位の向上
  • クライアントからのリード獲得
  • Proposalの送信
  • サービスの掲載
  • Project Briefへのアクセス
  • 詳細な分析機能
  • ポートフォリオ機能の強化

特にフリーランスとしてDribbbleから仕事を獲得したい人は、有料プランを検討する価値があります。

ただし、Dribbble Proに加入すれば必ず仕事が取れるわけではありません。

作品の質やプロフィール、専門分野、実績、クライアントとのコミュニケーションなども重要です。

Dribbbleをデザインの勉強に使う方法

Dribbbleはデザイン学習にも活用できます。

参考デザインを探す

例えば「landing page」「dashboard」「mobile app」「logo」などのキーワードから、さまざまなデザインを検索できます。

自分が作りたいWebサイトやアプリの参考デザインを探すときに便利です。

デザインのトレンドを知る

世界中のデザイナーが作品を投稿しているため、最新のデザイン表現を知るためにも役立ちます。

例えば、次のような要素をチェックできます。

  • 配色
  • タイポグラフィ
  • UIレイアウト
  • アニメーション
  • アイコン
  • ボタンデザイン

自分で作品を作って投稿する

Dribbbleを見るだけではなく、自分でも作品を作って投稿すると学習効果を高められます。

  1. Dribbbleで参考作品を探す
  2. デザインの構成を分析する
  3. 自分で似たテーマの作品を作る
  4. オリジナル要素を追加する
  5. Dribbbleに投稿する
  6. 他のデザイナーの作品と比較する

ただし、他人の作品をそのままコピーして公開するのではなく、参考にしながら自分のアイデアとして制作することが重要です。

Dribbbleのメリット

デザイナーにとってのメリット

  • 世界中のデザイン作品を見られる
  • ポートフォリオを作れる
  • 海外のデザイナーとつながれる
  • デザインのトレンドを把握できる
  • 求人を探せる
  • フリーランス案件を獲得できる可能性がある
  • クライアントから仕事を受けられる可能性がある

特に、海外のクライアントやデザイン案件を視野に入れている人には魅力的なサービスです。

企業にとってのメリット

  • デザイナーの実績を確認できる
  • ポートフォリオを比較できる
  • フリーランスを探せる
  • デザイン会社を探せる
  • 求人を掲載できる

Dribbbleのデメリット

作品のレベルが高い

世界中のデザイナーが利用しているため、非常にクオリティの高い作品が多数掲載されています。

初心者の場合、「自分の作品では全然かなわない」と感じることもあるでしょう。

しかし、最初からトップデザイナーと比較する必要はありません。

他人の作品を見る目的を「勝ち負け」ではなく、デザインを学ぶための教材と考えるとよいでしょう。

投稿作品だけでは実務能力を判断しにくい

Dribbbleに掲載されている作品は、完成したビジュアルを中心としたものが多いため、実際のプロジェクトでどのようなプロセスを経て制作されたのかまでは分からない場合があります。

そのため企業がデザイナーを採用する際には、作品だけではなく次のような点も確認する必要があります。

  • デザインスキル
  • UXへの理解
  • コミュニケーション能力
  • 実務経験
  • 課題解決能力
  • 開発チームとの連携能力

DribbbleとBehanceの違い

Dribbbleとよく比較されるサービスにBehanceがあります。

どちらもデザイナーが作品を公開できるサービスですが、利用され方には違いがあります。

比較項目 Dribbble Behance
デザイン作品の閲覧
デザイナーのポートフォリオ
デザインのインスピレーション
求人・案件探し
フリーランス案件
UI/UXデザイン
作品制作プロセスの紹介
海外デザイナーとの交流

ざっくり分けると、Dribbbleは「デザイン作品+仕事・案件」まで意識したプラットフォーム、Behanceは「作品やプロジェクトを詳しく見せるポートフォリオ」として使われることが多いと考えると分かりやすいでしょう。

Dribbbleはどんな人におすすめ?

Webデザイナー

Webサイトのデザインを制作している人は、作品を公開してポートフォリオとして活用できます。

UI/UXデザイナー

アプリやWebサービスのUIデザインを探したり、自分の作品を公開したりする用途に向いています。

グラフィックデザイナー

ロゴ、イラスト、ブランディングなどの作品を公開する場として利用できます。

フリーランスデザイナー

Dribbbleを営業・集客のチャネルとして活用できます。

デザインを勉強している人

世界中の優れた作品を見ながら、デザインの考え方やトレンドを学べます。

デザイナーを採用したい企業

ポートフォリオを見ながら、自社に合ったデザイナーを探せます。

Dribbbleを仕事につなげるポイント

Dribbbleを単なる作品置き場にしないためには、プロフィールの作り込みが重要です。

得意分野を明確にする

「何でもできます」よりも、次のように自分の得意分野を明確にしたほうが、クライアントから見つけてもらいやすくなります。

  • UI/UXデザイン
  • SaaSデザイン
  • Webデザイン
  • アプリデザイン
  • ロゴデザイン

作品数より質を重視する

大量の作品を投稿するよりも、自分の実力が伝わる作品を厳選して掲載することが重要です。

プロフィールを充実させる

プロフィールには、次のような情報を分かりやすく記載しましょう。

  • 得意分野
  • 経歴
  • スキル
  • 対応可能な仕事
  • 使用ツール
  • ポートフォリオ
  • 連絡方法

英語プロフィールも検討する

Dribbbleは海外ユーザーが多いグローバルなサービスです。

海外案件を狙う場合は、英語プロフィールを用意するとよいでしょう。

まとめ:Dribbbleはデザイナーの作品・仕事探しに役立つプラットフォーム

Dribbbleは、世界中のデザイナーが作品を公開し、デザインのインスピレーションを得たり、仕事を探したり、クライアントとつながったりできるプラットフォームです。

特に、

  • デザインの参考作品を探したい
  • 自分のポートフォリオを公開したい
  • デザイナーとして仕事を獲得したい
  • 優秀なデザイナーを採用したい

という人には、一度チェックしておきたいサービスです。

まずは無料で作品を閲覧し、自分が興味のあるデザインジャンルを検索してみるとよいでしょう。

Dribbble公式サイトはこちら

Dribbbleに関するよくある質問

Dribbbleは何のサービスですか?

Dribbbleは、デザイナーが作品を公開したり、他のデザイナーの作品を閲覧したり、仕事や案件を探したりできるデザインプラットフォームです。

Dribbbleは無料ですか?

無料で利用できるプランがあります。また、より多くの仕事獲得機能を利用できる有料プランも用意されています。料金や機能は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

Dribbbleはデザイン初心者でも使えますか?

はい。世界中のデザイン作品を閲覧できるため、デザイン初心者が参考作品を探したり、デザインのトレンドを学んだりする用途にも利用できます。

Dribbbleで仕事を探せますか?

はい。デザイナー向けの求人や案件を探せるほか、フリーランスとしてクライアントから仕事を受注するためにも利用できます。

DribbbleとBehanceの違いは何ですか?

どちらもデザイン作品を公開できるサービスですが、Dribbbleは作品公開に加えて求人・案件獲得やデザイナー採用などの機能が充実している点が特徴です。一方、Behanceはプロジェクトの制作過程や作品全体を詳しく見せるポートフォリオ用途にも向いています。

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