プログラミング副業の現実|稼げない人と稼げる人を分ける決定的な差

プログラミング副業は本当に稼げるのか、未経験から始めて案件が取れるのか、不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

実際に副業IT人材500名を対象にしたレバテックフリーランスの調査では、月収5万円未満が最多の32.6%を占めており、簡単には稼げないことがわかります。

ただし、案件の選び方や応募の進め方を間違えなければ、未経験からでも副業収入を得ることは可能です。

この記事では、プログラミング副業の月収相場、案件単価の実態、未経験から初案件を取るまでの手順をわかりやすく解説します。

プログラミング副業で実際いくら稼げるのか

プログラミング副業の現実を数字で見ると、学習期間と収入の関係がはっきり分かります。

ここでは、プログラミング副業で実際いくら稼げるのかを解説します。

  1. 学習開始から半年は収入ゼロが普通
  2. 月5万円に届くまでにかかる期間
  3. 未経験と経験者で収入はここまで違う

学習開始から半年は収入ゼロが普通

未経験から始める方の大半は、学習開始から半年間は案件を獲得できず収入ゼロの場合も珍しくありません。

ポートフォリオが未完成のまま応募しても審査を通過しにくく、実績ゼロの状態では低単価案件でも受注倍率が高いためです。

最初の半年は、ポートフォリオ制作を進めながら月1〜2件のペースで応募をする期間と割り切るのが現実的です。

未経験の初期3〜6か月は、収入が発生しない前提で学習と営業を並走させると挫折しにくくなります。

月5万円に届くまでにかかる期間

副業IT人材500名を対象にしたレバテックフリーランスの調査では、副業月収5万円未満が32.6%で最多でした。

つまり、副業をしているエンジニアの3人に1人は月5万円に届いていない計算です。

この調査の対象には本業エンジニアも含まれているため、未経験者が月5万円に届くハードルはさらに高くなります。

未経験の人が月5万円を超えるには、実績ゼロの低単価期間を抜けて継続案件を取れるようになる必要があり、短期間では難しいのが実情です。

月5万円は副業エンジニアでも3人に1人が届いていない水準で、未経験の人は焦らず実績を積む期間を織り込んで計画してください。

プログラミング副業にはどんな案件があるのか

プログラミング副業の案件は、初心者向けから経験者向けまで幅広い種類があります。

自分のスキルレベルと応募先の難易度がずれていると、いくら応募しても受注には至りません。

ここでは、プログラミング副業にはどんな案件があるのかを解説します。

  1. 初心者でも受注しやすい案件
  2. 経験を積んでから狙える案件
  3. Pythonで受注できる案件

初心者でも受注しやすい案件

初心者が最初に狙うべきは、HTMLコーディング、WordPressの軽微修正、LP制作、データ入力型スクレイピングの4種です。

技術ハードルが低く、実績ゼロでも公開済みのポートフォリオと合わせて応募すれば採用される可能性があります。

クラウドソーシングで募集されている件数が多く、週末数時間の作業で完了する案件も見つかります。

ただし単価は低めで、1案件3,000〜10,000円で募集されていることが多いです。

初心者向け案件は単価より実績作りを優先し、評価★5を3〜5件積んでから中単価案件にステップアップする進め方が効率的です。

経験を積んでから狙える案件

半年から1年の実績を積んだ後は、WordPressテーマ開発、管理画面の機能追加、API連携、業務システム保守など単価10万円を超える案件に挑戦できます。

要件定義書の読み解きと設計判断を求められる領域で、初心者が応募しても書類選考で落とされやすいので注意しましょう。

Gitの共同作業、テストコード記述、クライアントとの要件すり合わせなど、開発現場に近い動き方を求められます。

中単価以上の副業案件は、実務に近い開発プロセスを経験できて、実績が溜まるほど次の案件につながります。

Pythonで受注できる案件

Pythonで受注しやすい副業案件は、スクレイピング、業務自動化スクリプト、データ整形、Excel処理の置き換え、簡易な機械学習モデルの構築等です。

Web制作系の案件に比べて競合が少なく、業務改善の文脈で中小企業からの発注が増えている領域です。

スクレイピング案件は5,000〜30,000円、業務自動化は30,000〜100,000円、データ分析は100,000円以上の単価が目安になります。

ただしスクレイピング案件は、対象サイトの利用規約でデータ取得が禁止されている場合があるため、受注前に対象サイトの規約を必ず確認してください。

Python副業は、Web制作より競合が少なく中価格帯の案件を取りやすいのが特徴です。

プログラミング副業の案件単価はいくらか

プログラミング副業の案件単価は、案件をどこで取ってくるかによって大きく変わります。

ここでは、プログラミング副業の案件単価を詳しく紹介します。

  1. クラウドソーシングの単価は安い
  2. エージェント経由なら単価は上がる
  3. 知人紹介・SNS経由の単価

クラウドソーシングの単価は安い

クラウドワークスやランサーズは未経験でも案件を探しやすい反面、単価は他の受注方法より低めです。

クラウドワークス公式の発注相場一覧では、HTMLコーディング3万円〜、WordPress制作10万円〜、LP制作10万円〜、スクレイピング5万円〜が目安です。

ただし、コンペ形式や実績不問の案件では相場の半額以下の単価になる場合もあります。

実績ゼロの状態では低単価案件しか取れないため、最初は単価より評価を貯める段階と割り切る必要があります。

クラウドソーシングで評価★5を3〜5件積んだ後にエージェントや直接受注に切り替えると、単価を上げやすくなります。

エージェント経由なら単価は上がる

エージェント経由の副業案件は、時給5,000〜8,000円、月単価30〜80万円の案件が中心です。

IT副業エージェントは週8〜20時間稼働の案件を扱い、本業エンジニアの副業に適した契約形態を用意しています。

システム開発、アプリ開発、SaaSの機能改修など実務寄りの案件が中心で、未経験者の応募はほぼ通りません。

エージェント経由の副業案件は実務経験がある方向けで、未経験者は先に本業でエンジニア経験を積んでから登録するのがおすすめです。

知人紹介・SNS経由の単価

知人紹介とSNS経由の案件は、手数料が抜かれないため同じ案件でも単価が高く設定されます。

LP制作なら15〜30万円、WordPress案件なら20〜50万円、システム開発案件なら50万円超も狙えるケースが多いです。

X(旧Twitter)で制作物と実績を継続発信し、指名で依頼を受ける人もいます。

知人紹介とSNS経由は単価が高く継続受注につながりやすく、実績が溜まった方ほど直営業に切り替えるといいです。

独学で詰まった人におすすめのプログラミングスクール

独学で学習を続けても案件が取れない、コードレビューを受ける相手がいないと感じている方は、プログラミングスクールを活用するのがおすすめです。

スクールでは現役エンジニアに直接質問でき、独学では気づけないコードの書き方の癖や実務との差を指摘してもらえます。

ここでは、独学で詰まった人におすすめのプログラミングスクールを紹介します。

  1. RUNTEQ(ランテック)
  2. TechElite(テックエリート)
  3. DMM WEBCAMP 学習コース

RUNTEQ(ランテック)

RUNTEQ(ランテック)

運営会社 株式会社スタートアップテクノロジー
受講形式 オンライン完結
主な言語・技術 Ruby / Ruby on Rails / JavaScript / React
受講期間 約9か月(1,000時間)
料金(税込) 550,000円(Web開発スタンダードコース)
給付金 Web開発スタンダードコースは専門実践教育訓練給付制度の対象(条件あり・最大80%・上限額あり)※Python×AIコースは対象外
講師 現役エンジニア
公式サイト RUNTEQ公式サイト

RUNTEQは、Railsを中心に実務レベルのWebエンジニアを育成するプログラミングスクールです。

学習時間が900〜1,000時間規模で設計されており、副業案件の納品レベルに届くカリキュラムが用意されています。

オンライン完結型で、全国どこからでも夜間と土日を活用して学べる点は、本業と両立する社会人に向いています。

Web開発スタンダードコースは、条件を満たす場合に専門実践教育訓練給付制度の対象となり、受講料の最大80%(上限額あり)が給付される場合があります。

RUNTEQ公式サイトで詳細を見る

TechElite(テックエリート)

TechElite(テックエリート)

運営会社 株式会社StockSun
受講形式 オンライン
主な言語・技術 HTML / CSS / JavaScript / Laravel / React
受講期間 最短8週間(コースにより異なる)
料金(税込) 330,000円〜(LP制作コース)
給付金 公式サイトで要確認
講師 現役エンジニア
公式サイト TechElite公式サイト

TechEliteは、現役エンジニア講師による実務指導を受けられる社会人向けプログラミングスクールです。

現役エンジニア講師から、実務を意識したレビューや指導を受けられます。

社会人向けに夜間と土日の質問対応を用意し、本業の合間に学習を進められる環境が整っています。

独学でコードの書き方に自信が持てない方、副業案件のレベルに届かず挫折しかけている方に向いています。

TechElite公式サイトで詳細を見る

DMM WEBCAMP 学習コース

DMM WEBCAMP

運営会社 株式会社インフラトップ(DMMグループ)
受講形式 オンライン完結
主な言語・技術 Ruby / PHP / Java / Python / JavaScript
受講期間 4週間〜16週間(コースにより異なる)
料金(税込) コースにより異なる(公式サイトで要確認)
補助金 リスキリング支援事業の対象コースあり(条件あり・最大70%)
講師 現役エンジニア(専属メンター制)
公式サイト DMM WEBCAMP公式サイト

DMM WEBCAMPは、大手DMMが運営する社会人向けのプログラミングスクールです。

学習コースはオンライン完結型で、自分のペースで副業向けのスキルを積み上げる方に適した構成になっています。

Web制作系と業務システム系のカリキュラムが揃い、副業で狙いたい案件タイプに合わせてコースを選べます。

料金、受講期間、給付金対象コースの詳細は公式サイトで要確認で、無料相談で自分に合うコースを確認できます。

DMM WEBCAMP公式サイトで詳細を見る

プログラミング副業に関するよくある質問

ここでは、プログラミング副業に関するよくある質問に回答します。

土日だけでプログラミングの副業はできますか?

土日だけでプログラミングの副業は可能ですが、受注できる案件の種類と月収が少なくなります。

週10〜15時間の稼働で対応できるのは、LP制作、WordPressカスタマイズ、スクレイピング、画像加工など納期に余裕がある案件です。

中単価以上のシステム開発案件は平日の打ち合わせやレビュー対応が発生するため、土日だけで完結するのは難しいです。

土日稼働で現実的な収入ラインは月3〜7万円で、月10万円を超えたい方は平日夜の稼働時間確保が必要になります。

40代未経験から始めても遅くないですか?

40代未経験でも副業で月5万円を稼ぐ段階までは十分可能ですが、学習期間は20代より長めに見積もる必要があります。

「プログラミング もう遅い」と検索する方は多いですが、40代からの副業挑戦は遅くはなく、学習時間の確保と継続力が重要です。

Pythonで副業は稼げますか?

Pythonでの副業は、業務自動化とスクレイピング案件を中心に月5万〜15万円が目安です。

Web制作系の案件に比べて競合が少なく、業務改善の文脈で中小企業からの発注が増えている領域です。

ただしWeb制作と比べて未経験向け案件の数は少なめで、最初の1件を取るまでに時間がかかる面もあります。

副業が本業にバレる心配はありますか?

副業が本業にバレる最大の原因は、住民税の金額変動です。

給与以外の所得に係る住民税は、確定申告書の第二表で「自分で納付(普通徴収)」を選択すると、副業分の納付書が自宅に届く形になり、会社に通知されません。

ただし、普通徴収への切り替えが認められるかは自治体によって運用が異なるため、必ず会社にバレないとまでは言えません。

確定申告の要否や住民税の徴収方法の詳細は、国税庁の確定申告案内ページで確認してください。

住民税以外にも、会社での雑談やSNSの投稿から副業がバレる場合もあります。

副業を認めている企業も増えているため、不安な方は就業規則を確認したうえで、会社に相談する進め方も検討してみてください。

まとめ:プログラミング副業で稼ぐには現実を見た計画が必要

プログラミング副業の現実は、月収5万円未満が最多層との調査結果が示す通り、学習から初収入までに半年〜1年の準備期間が必要です。

稼げないと言われるのは、実績ゼロの段階でクラウドソーシングの低単価案件ばかりに応募し、消耗してしまう人が多いためです。

単価を上げるには、ポートフォリオを作った上で、エージェントや知人紹介で案件を取る流れに切り替えるのがおすすめです。