【Claude Code】ultraplanモードとは?クラウドで計画を立てて開発効率を劇的に向上させる新機能を徹底解説
Claude Codeをコーディングに使い込んでいると、誰もが一度はこの壁にぶつかる。
planモードで複雑な設計タスクを投げた瞬間、ターミナルが完全にロックされる。小さな機能追加なら数十秒で済むが、40ファイルにまたがるサービス移行や複数サービスの依存関係を含む大規模リファクタリングともなると、ローカルマシンが唸りを上げながら数分間カーソルを点滅させ続ける。その間、他の作業は一切できない。
Claude Code ultraplanモードは、この根本的な問題を解決するために登場した。計画フェーズをAnthropicのクラウドインフラに丸ごとオフロードすることで、あなたのターミナルは常に自由のまま、高品質な設計プランがバックグラウンドで生成される。
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目次
- 1 Claude Code ultraplanモードとは
- 2 ultraplanの3つの主要なメリット
- 3 ultraplanの内部アーキテクチャ
- 4 ultraplanの起動方法
- 5 ultraplanの実際のワークフロー
- 6 使用プランと料金
- 7 ultraplanが特に威力を発揮するユースケース
- 8 現時点での制限・注意事項
- 9 まとめ:ultraplanは「計画をプルリクエスト化」する
- 10 よくある質問(FAQ)
- 11 ■ゼロから始めるClaudeCode講座のご案内
- 12 ■らくらくPython塾 – 読むだけでマスター
- 13 共通テスト「情報I」対策解説講座
- 14 実践で学ぶPython速習講座
- 15 ■テックジム東京本校
公開日:2026年4月9日 | カテゴリ:AI開発ツール / Claude Code
Claude Code ultraplanモードとは
基本的な概念
ultraplanは、ローカルCLIセッションからAnthropicのクラウドへ計画タスクを転送し、Claude Code on the webのplanモード上でOpus 4.6が実行する機能だ。
ultraplanは、ローカルCLIからクラウドのplanモードセッションへと計画タスクを引き渡す。クラウドがプランを起草している間、あなたのターミナルは他の作業を続けられる。プランが完成したら、ブラウザで各セクションにコメントし、修正を依頼したうえで、どこで実行するかを選択する。
登場の背景
ultraplanはもともと、2026年3月31日のClaude Code npmパッケージのソースコード流出事件で発覚した未公開機能のひとつだった。パッケージングのミスにより512,000行超のTypeScriptコードが一時的に公開状態となり、開発者コミュニティが内部実装を分析。2026年4月初旬、正式な「リサーチプレビュー」として公式リリースされた。
ultraplanの3つの主要なメリット
1. ターミナルの解放
最大のメリットはシンプルだ。計画中もターミナルが使える。ultraplanを起動した後、CLIの入力欄にはステータスインジケーターが表示されるが、他のコマンドは通常通り実行できる。30分かかるような大規模な計画作業中に、別のバグ修正や別プロジェクトの作業を並行して進められる。
2. ブラウザによるリッチなレビュー体験
生成されたプランはターミナルのスクロールバックではなく、ブラウザの専用レビュー画面で確認できる。
- インラインコメント:プランの特定の一文や段落をハイライトして個別にフィードバックを残せる
- 絵文字リアクション:長文を書かずとも、セクションへの賛否を絵文字で即座に伝えられる
- アウトラインサイドバー:長大なプランのセクション間をジャンプして俯瞰できる
3. 柔軟な実行先の選択
プランへの承認後、実行場所を2択から選べる。
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| クラウドで実行 | 同じクラウドセッション上でClaudeがそのまま実装し、プルリクエストを作成する |
| ターミナルに転送 | プランをローカルのCLIセッションに「テレポート」し、手元の環境で実装する |
ultraplanの内部アーキテクチャ
ソースコード流出によって明らかになった内部構造によれば、ultraplanは単一のシステムではなく、少なくとも3つの計画バリアントがA/Bテストで割り当てられる設計になっている。
simple_plan(軽量プラン)
サブエージェントを起動しない軽量バリアント。Glob、Grep、Readでコードベースを直接探索し、アプローチが固まったらExitPlanModeを呼び出す。通常のplanモードをクラウドハードウェアで動かしているイメージで、処理は速いが詳細度は抑えめ。
simple_plan_with_diagrams(図解付き軽量プラン)
simple_planに加え、構造変更に関してMermaid記法またはASCII図を含めるよう指示が追加されたバリアント。依存関係の順序、データフロー、変更の全体像が視覚的に把握しやすい。
deep_plan(詳細プラン)
最も精度が高く時間のかかるバリアント。大規模なタスクや複数サービスにまたがる設計決定に向いており、最大30分のOpus 4.6セッションが割り当てられる。
ultraplanの起動方法
動作要件
- Claude Code v2.1.91以降
- Claude Code on the webアカウント(Pro / Max / Team / Enterprise)
- GitHubリポジトリの接続
3つの起動パス
① スラッシュコマンド
最も明示的な方法。タスクを続けて入力するとすぐに確認ダイアログが開く。
/ultraplan migrate the auth service from sessions to JWTs
② キーワードトリガー
通常の会話形式のプロンプト中に「ultraplan」という語を含めると、ClaudeがキーワードをDetectして同じ確認ダイアログを開く。
I need an ultraplan for refactoring the payment module to support multi-currency
③ ローカルplanからの昇格
ローカルのplanモードが完了して承認ダイアログが表示されたとき、「No, refine with Ultraplan on Claude Code on the web」を選択する。この場合、ローカルで生成されたプランがコンテキストとしてクラウドセッションに引き継がれるため、ゼロから計画し直す必要がなく最も効率的だ。
注意:Remote Controlが有効な場合、ultraplan起動時に接続が切断される。どちらの機能も
claude.ai/codeインターフェースを使用するため、同時に1つしか接続できない。
ultraplanの実際のワークフロー
1. CLIからultraplanを起動
↓
2. クラウドセッションが起動(ステータスインジケーターが表示される)
↓
3. ローカルターミナルで別作業を続ける
↓
4. 「◆ ultraplan ready」の通知が届く
↓
5. ブラウザでセッションリンクを開きプランをレビュー
↓
6. インラインコメント・絵文字で修正指示 → 反復
↓
7. 承認:クラウドで実行 or ターミナルに転送
ターミナルに転送した場合、「Ultraplan approved」というダイアログが表示され、次の3択から選ぶ。
- Implement here:現在の会話にプランを注入してそのまま続ける
- Start new session:会話をリセットしてプランだけを引き継いで再スタート
- Cancel:プランをファイルに保存してパスを出力(後から参照できる)
使用プランと料金
ultraplanの利用にはClaude Code on the webアカウントが必要で、対象プランはPro / Max / Team / Enterpriseとなっている。
特に大規模リポジトリでのultraplan利用においては、100万トークンのコンテキストウィンドウが実際に活きてくる。計画タスクはコードベースの広い範囲を参照することが多く、長いコンテキストがあることでモデルが推測に頼らずコード全体を把握できるためだ。
注意点(2026年4月現在):Anthropicは同年4月4日、Pro / MaxサブスクリプションをOpenClawなどのサードパーティハーネスで利用することを禁止した。ultraplanのようなエージェント的ワークフローは公式ツール内で提供するという方針が明確になっている。
ultraplanが特に威力を発揮するユースケース
| ユースケース | 効果 |
|---|---|
| セッション認証からJWT移行などの認証基盤刷新 | 依存関係の全体像を30分かけて精査 |
| マイクロサービス間のAPI設計変更 | 複数サービスへの影響をMermaid図で可視化 |
| モノリスのドメイン分割(DDD移行) | ステップごとのリスクをインラインコメントで議論 |
| 大規模テストスイートのリファクタリング | 実装前にチーム全員でプランをレビュー・承認 |
現時点での制限・注意事項
- リサーチプレビュー段階のため、仕様は変更される可能性がある(公式ドキュメントにも明記)
- Remote Controlとの同時利用不可
- GitHubリポジトリの接続が必須
- クラウド実行でPRを作るにはClaude Code on the webの環境権限が必要
まとめ:ultraplanは「計画をプルリクエスト化」する
ultraplanを試してから最も大きく変わったのは、「計画フェーズのレビュー体験」だ。ターミナルのスクロールバックを必死に読んでいた時代から、プルリクエストをレビューするように設計書を読む体験へとシフトした。
計画がクラウドで走っている30分間、別のタスクをこなして戻ってきたときに、ブラウザ上でインラインコメントを書きながらプランを精査できる——この体験を一度味わうと、ターミナルだけで計画を回していた頃には戻れなくなる。
大規模な設計タスクを抱えるエンジニアにとって、ultraplanはClaude Codeの使い方を根本から変えるアップデートだ。
よくある質問(FAQ)
Q. ultraplanはどのバージョンのClaude Codeから使えますか? A. Claude Code v2.1.91以降が必要です。
Q. Freeプランでは使えませんか? A. 現時点ではPro / Max / Team / Enterpriseプランが対象です。
Q. ローカル実行と比べて速いですか? A. 公式発表によれば、従来のローカルplanモードと比較して約2倍の速度で計画が完成します。
Q. クラウドでコードを実行する場合、セキュリティは大丈夫ですか? A. AnthropicのCloud Container Runtime(CCR)上で動作します。詳細はAnthropicの公式セキュリティポリシーをご確認ください。
Q. Remote Controlと一緒に使えますか? A. 同時利用はできません。ultraplan起動時にRemote Controlは自動で切断されます。
この記事の情報は2026年4月時点のものです。ultraplanはリサーチプレビュー段階のため、機能・料金・仕様が変更される場合があります。最新情報は公式ドキュメントをご確認ください。
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