【適性を見極める】ITエンジニアの種類と業務内容。　〜みんなのプログラミングチャンネルvol.８〜

今回のテーマはエンジニアの仕事について。最初の振り分けについてです。
どのようなエンジニアいて、どのように活躍しているのでしょうか？

そもそもエンジニアという言葉は工学を駆使する技術者のことです。

なので、「みんグラ」で扱うエンジニアというのは、正確にはITエンジニアということになります。

開発系エンジニアの仕事とは？

大きく分けると、開発系、インフラ系に分けられます。
これらの知識を使って、営業として重宝される方もいます。

ではまず、開発系の仕事を少し細かく見ていきましょう。

開発系のエンジニアとは、実際にウェブやゲーム、アプリ、AIなどの開発をこなうエンジニアです。

自社開発・SES以外の、受託、受託フリーランス業態であれば、顧客の要望をもとにシステム設計をしてコーディング、テスト、運用を行い、制作物を顧客に納めるというのが主な仕事になります。

もちろんこれらの工程の一部だけを受注するということもあります。

システム設計の段階では顧客のサービス内容に沿ったヒアリング能力に加えて、デザインの発注やプログラマーへのコーディングの依頼など、多様な知識が求められることになります。

このシステム設計をできるエンジニアかどうか、というところが稼げるエンジニアかどうかというラインになっているかもしれません。

最初はコーディングだけを任される現場が多いとが思いますが、徐々に経験を積んでいくと、ディレクションだったり、チームリーダーやプロジェクトマネージメントも任されると年収も上がっていくことでしょう。この仕事の最上位がCTOという役職です。経営的視点までもつとCTO候補として転職活動もできます。

インフラ系エンジニアとは

インフラ系エンジニアは主に、サーバーエンジニアと、ネットワークエンジニアに分けられます。

サーバーエンジニアの場合は、サーバーの選定や、サービスのフェーズ・目的に合わせたパフォーマンスの向上、セキュリティの保護などが主な役割になります。

ネットワークエンジニアはネットワークの構築が主なので、無線LANやDNS、メールやサーバーなどについての知識を駆使して、クライアントに合わせたネットワーク環境を作ってそれを運用、保守していきます。

稼げるエンジニアになるためには?

ここまで開発系、インフラ系エンジニアについて説明をしてきましたが、注目して欲しいのは、どちらの仕事であったとしてもプロジェクトを管理する立場になる場合は、コミュニケーション能力が非常に重要になるということです。

エンジニアは黙々とプログラミングを書いている、という印象がある方もいると思いますが、それでは作業者から抜け出せなくなってしまいます。

以前お伝えした通り、エンジニアの年収は会社員平均よりも高い水準にありますが、稼げるエンジニアになるためには、ものづくり全体に興味を持って、常に最新の情報にアンテナを張っておく必要があります。

IT技術の革新のスピードは非常に早いので、エンジニアはこれまで以上に適性が問われる仕事になっていくと言えるかもしれません。