Unityのインストール方法と環境構築|つまずきやすい点も解説
Unityでゲームを作ろうと決めて、最初に立ちはだかるのが環境構築です。ここで止まってしまう方は少なくありません。
この記事では、Unityの導入手順と、つまずきやすい箇所への対処を解説します。
Unityの導入は2段構えになっている
これを知らないまま進めると必ず混乱します。Unityは、次の2つを別々に入れます。
- Unity Hub:公式によれば、Unityのプロジェクトとインストールを移動・ダウンロード・管理するために使う単独のアプリケーション
- Unityエディタ:実際にゲームを作る本体
Unity Hubを入れただけでは、まだゲームは作れません。Unity Hubの中からエディタを選んでインストールする、という順序になります。
Unity Hubの役割はUnity Hubとは?使い方とバージョン管理で詳しく解説しています。
手順1:Unity Hubをインストールする
Unityの公式サイトからUnity Hubを入手します。公式によれば、Windows、macOS、Linuxの対応する端末にインストールできます。
検索して見つけた配布サイトではなく、必ず公式サイトから入手してください。
手順2:Unityアカウントを用意する
Unity Hubの利用にはUnityのアカウントが必要です。公式によれば、プロフィール、設定、Unityのライセンスの管理はUnity Hubで行います。
個人の学習目的であれば無料で利用できます。収益の規模によって条件が変わる点はUnityは無料で使える?料金プランの条件を確認してください。
手順3:エディタのバージョンを選ぶ
Unity Hubから、インストールするエディタのバージョンを選びます。
初めてなら長期サポート版を選んでください。最新版は新機能が入っている一方、教材や解説記事との差が出やすくなります。学習段階では、情報の多いバージョンを使うほうが進みやすくなります。
Unityは複数のバージョンを同時に入れておけます。プロジェクトごとに使うバージョンを選べる仕組みです。
手順4:モジュールを選ぶ
エディタのインストール時に、追加のモジュールを選ぶ画面が出ます。ここで選ぶのは主に出力先です。
| 作りたいもの | 必要なモジュール |
|---|---|
| パソコン向け | 追加は基本的に不要 |
| Android向け | Android用のモジュール |
| iOS向け | iOS用のモジュール(ビルドにはMacが必要) |
| Web向け | Web用のモジュール |
最初からすべて入れる必要はありません。モジュールは容量を大きく消費します。公式のUnity Hubはモジュールを後から追加する機能を備えているため、必要になった時点で足すほうが現実的です。
学習を始める段階では、パソコン向けだけで十分です。
手順5:プロジェクトを作って起動を確認する
Unity Hubから新しいプロジェクトを作成します。テンプレートを選ぶ画面で、2Dか3Dかを決めます。
エディタが起動し、公式が言う「カメラとライトだけを含むサンプルのシーン」が表示されれば、環境構築は完了です。
つまずきやすい点と対処
インストールが進まない・終わらない
Unityのエディタとモジュールは容量が大きく、ダウンロードに時間がかかります。
- 回線が安定しているか確認する
- ディスクの空き容量を確認する
- モジュールを絞って、まず最小構成で入れてみる
時間がかかっているだけの場合も多いため、いきなり中断せず、しばらく待ってから判断してください。
「インストールをキューに加えました」から進まない
Unity Hubは複数のインストールを順番に処理します。この表示は、他の処理が終わるのを待っている状態を示しています。
他にインストール中の項目がないかを確認してください。何も進んでいないように見える場合は、Unity Hubを一度終了して再起動すると処理が再開されることがあります。
インストールできない・失敗する
- ディスクの空き容量:最も多い原因です
- ネットワークの制限:社内や学校のネットワークでは通信が遮られる場合があります
- 権限:インストール先への書き込み権限を確認してください
- ウイルス対策ソフト:導入処理を妨げることがあります
ライセンス関連のエラーが出る
公式によれば、ライセンスの管理はUnity Hubで行います。エラーが出る場合は、Unity Hubにログインできているか、ライセンスが有効な状態かを確認してください。
エラーの詳しい対処はUnityでよくあるエラーと対処法にまとめています。
エディタが重い
Unityは相応の計算資源を使います。特に3Dのプロジェクトでは負荷が高くなります。動作が重い場合は、2Dのテンプレートから始めるのも選択肢です。
導入後に最初にすること
公式ドキュメントには、Unity HubをインストールしたあとLearnタブからチュートリアルにアクセスできると記されています。
外部の情報を探し回る前に、まずここを開いてください。バージョンの食い違いが起きにくく、最短で全体像がつかめます。
まとめ
- Unity HubとUnityエディタは別物。2段構えで入れる
- 初めてなら長期サポート版を選ぶ
- モジュールは後から追加できる。最初は最小構成でよい
- 「キューに加えました」は順番待ちの状態
- 失敗の原因は空き容量、ネットワーク、権限のいずれかが多い
導入できたらUnityの使い方|基本操作と画面構成へ進んでください。



