YouTubeショートの切り抜きの作り方|初心者でもできる編集方法・おすすめツール・注意点を解説


YouTubeショートの切り抜きの作り方を初心者向けに解説

YouTubeでは、長時間の動画から面白い場面や役立つ場面だけを抜き出した「切り抜き動画」が人気です。

特に、YouTubeショート向けに短く編集した切り抜き動画は、通常の長尺動画よりも短時間で制作でき、視聴者にも見てもらいやすいというメリットがあります。

一方で、

  • どこを切り抜けばいいのかわからない

  • 縦動画への編集方法がわからない

  • 字幕をどう入れる?

  • スマホだけでも作れる?

  • 他人のYouTube動画を切り抜いていいの?

  • 切り抜き動画で収益化できる?

など、疑問を持つ人も多いでしょう。

この記事では、YouTubeショートの切り抜き動画を作る基本的な方法を、初心者にもわかりやすく解説します。


YouTubeショートの切り抜きとは?

YouTubeショートの切り抜きとは、長時間の動画から特定の場面を抜き出し、ショート動画向けに編集した動画のことです。

例えば、1時間の対談動画から、

「この話が面白い」

という30秒~60秒程度の場面を取り出して、縦型動画として編集します。

単純に動画を短くするだけではなく、

  • 縦型画面に変更する

  • 話している人物をアップにする

  • 字幕を付ける

  • 不要な間をカットする

  • 冒頭にタイトルを入れる

といった編集を加えることで、ショート動画として見やすくできます。


YouTubeショートの切り抜き動画を作る7ステップ

基本的な制作手順は次のとおりです。

  1. 元動画を選ぶ

  2. 切り抜く場面を探す

  3. 動画を編集ソフトに取り込む

  4. 不要な部分をカットする

  5. 縦型動画にする

  6. 字幕・テロップを入れる

  7. YouTubeショートとして投稿する

順番に解説します。


1.切り抜く元動画を選ぶ

まずは切り抜きたい元動画を用意します。

重要なのは、「面白い場面がある動画」を選ぶことです。

例えば、

  • 有名人・インフルエンサーのトーク

  • インタビュー

  • セミナー

  • 対談

  • ゲーム実況

  • 解説動画

  • ライブ配信

  • ポッドキャスト

などは、切り抜きとの相性が良いジャンルです。

ただし、他人の動画を無断で切り抜いて公開してよいわけではありません。

権利者から許可を得る、切り抜き利用が認められた動画を利用するなど、権利関係を確認しましょう。


2.「切り抜く場所」を探す

次に、元動画の中からショート動画にする部分を探します。

初心者の場合、最初から「30秒にしよう」と考えるより、

「この部分だけ見れば内容がわかる」

という場面を探すと編集しやすくなります。

切り抜きに向いている場面

例えば、

  • 驚きの発言

  • 意外な事実

  • 結論を話している部分

  • 面白いリアクション

  • 感情が大きく動く場面

  • 視聴者の悩みを解決する場面

  • 「実は○○です」という場面

などです。

特に重要なのが動画の冒頭です。

ショート動画では、最初の数秒で「続きを見たい」と思ってもらえるかが重要です。


3.動画編集ソフトに取り込む

切り抜く動画が決まったら、動画編集ソフトに取り込みます。

初心者なら、次のような編集ソフトが候補になります。

スマホで編集する場合

  • CapCut

  • VN

  • InShot

PCで編集する場合

  • CapCut

  • DaVinci Resolve

  • Adobe Premiere Pro

初心者の場合は、まず無料または低コストの動画編集ソフトで始めるのがおすすめです。


4.不要な部分をカットする

次に、動画の不要な部分を削除します。

例えば、

「えーっと……」

「そうですね……」

などの長い間や、話が本題から外れている部分をカットします。

切り抜き動画では、長い前置きを削って、

「結論・面白い部分」から始める

という編集が効果的です。

例えば元動画が、

「今日は○○について説明したいと思います。まず最初に……」

という構成なら、ショートでは、

「実は○○なんです。」

という核心部分から始める方法があります。


5.縦型動画に変更する

YouTubeショートはスマートフォンでの視聴を前提とした縦型動画です。

そのため、横長のYouTube動画をそのまま使用するのではなく、縦型の画面に合わせて編集します。

一般的には、

9:16

の縦横比が使われます。

横動画を縦動画にすると、左右に余白ができてしまいます。

そこで、

  • 話している人を中央に配置する

  • 人物を拡大する

  • 重要な部分をアップにする

  • 背景をぼかして画面を埋める

といった編集を行います。


6.字幕・テロップを入れる

切り抜き動画では、字幕が非常に重要です。

スマートフォンでは、音声を出さずに動画を見る人もいるため、音声だけに頼らず内容がわかるようにすることがポイントです。

例えば、

「AIを使えば仕事がなくなる?」

という発言があった場合、

AIを使えば仕事がなくなる?

というテロップを大きく表示します。

さらに、

実は「なくなる仕事」と「増える仕事」があります。

のように、重要な部分を強調すると内容を理解しやすくなります。


自動字幕を活用すると効率的

最近の動画編集ソフトには、音声を認識して字幕を自動生成する機能があります。

これを使えば、字幕を一文字ずつ入力する必要がありません。

ただし、自動字幕は誤認識することがあるため、

生成 → 誤字チェック → 修正

という流れで確認しましょう。


7.YouTubeショートとして投稿する

編集が完成したら、YouTubeにアップロードします。

タイトルは、単に

「切り抜き動画①」

とするのではなく、動画を見ることで得られる内容が伝わるタイトルにしましょう。

例えば、

悪い例

○○さんの切り抜き

良い例

「AIで仕事はなくなる?」専門家が語った意外な答え

後者のほうが、視聴者が動画の内容をイメージしやすくなります。


YouTubeショートの切り抜きで重要な「最初の3秒」

ショート動画では、動画の冒頭が非常に重要です。

例えば、

「今日はAIについて説明します。」

よりも、

「実は、AIに仕事を奪われる人には共通点があります。」

のように、視聴者が続きを知りたくなる言葉から始める方法があります。

これを動画のフックとして考えるとよいでしょう。


切り抜き動画の基本構成

初心者なら、次の構成がおすすめです。

0~3秒:フック

「え?本当に?」

と思わせる発言を入れる。

3~10秒:問題提起

「なぜそうなるのか」を説明。

10~40秒:本題

元動画から重要な発言を切り抜く。

40~60秒:結論

視聴者が「なるほど」と思える結論で終わる。

このように、最初に結論や興味を引く発言を置くと、単純な時系列の切り抜きよりも見やすくなります。


YouTubeショートの切り抜きをスマホだけで作る方法

スマートフォンだけでも、切り抜き動画を制作できます。

基本的な流れは、

元動画を用意

編集アプリに取り込む

不要部分をカット

9:16に変更

人物を中央に配置

字幕を追加

BGM・効果音を調整

書き出し

YouTubeへ投稿

です。

特に初心者は、最初から高度な編集をする必要はありません。

まずは、

カット+縦型化+字幕

の3つだけでも十分です。


PCでYouTubeショートの切り抜きを作る方法

PCを使う場合は、より細かい編集ができます。

例えば、

  • 複数カメラの切り替え

  • テロップアニメーション

  • 効果音

  • BGM

  • ズーム

  • モザイク

  • 色調整

  • 自動字幕

などです。

特に長時間の動画から大量に切り抜きを作る場合は、PCのほうが効率的です。


AIを使えば切り抜き動画制作を効率化できる

現在はAIを使って動画編集の一部を自動化することもできます。

例えば、

  • 音声の文字起こし

  • 字幕生成

  • 無音部分の検出

  • ハイライト候補の抽出

  • 縦型動画への変換

  • 話者に合わせた画面調整

などです。

そのため、以前は動画編集に数時間かかっていた作業を、大幅に短縮できる場合があります。

ただし、AIが自動的に作った動画をそのまま投稿するのではなく、人間が内容を確認することが重要です。

誤字幕や不自然なカットが残っていると、動画の品質が低下します。


YouTubeショートの切り抜きで著作権に注意

切り抜き動画で最も注意したいのが著作権です。

「YouTubeに公開されている動画だから、自由に切り抜いていい」わけではありません。

他人が制作した動画には、著作権が存在する可能性があります。

そのため、他人の動画を利用する場合は、

  • 権利者の許可を得る

  • 切り抜きが許可されている動画を利用する

  • 利用規約を確認する

  • 必要な権利処理を行う

といった対応が必要です。


「出典を書けばOK」は危険

切り抜き動画でよくある誤解が、

「元動画のURLを書けば大丈夫」

という考え方です。

しかし、出典を記載するだけで、他人の動画を自由に利用できるようになるわけではありません。

出典表示と著作権上の利用許諾は別の問題です。

「出典を書いたから大丈夫」と判断せず、利用条件を確認しましょう。


切り抜き動画は収益化できる?

切り抜き動画でも収益化できる可能性はあります。

ただし、単純に他人の動画をコピーして短くしただけでは、YouTubeの収益化ポリシー上問題になる可能性があります。

特に重要なのが、

「単なる転載」ではなく、どのような付加価値を加えているか

という点です。

例えば、

  • 独自の解説を加える

  • 複数の情報を編集して構成する

  • コメントや分析を加える

  • 教育的な価値を付加する

など、オリジナル性を高めることが重要です。

ただし、編集を加えれば必ず収益化できるという意味ではありません。

最新のYouTubeパートナープログラムや収益化ポリシーも確認しましょう。


切り抜き動画でやってはいけないこと

初心者が特に注意したいのが次の行為です。

1.他人の動画を無断転載する

権利者の許可なく動画を使用するのは避けましょう。

2.ほぼそのまま再アップロードする

画面比率を変えただけ、字幕を付けただけなど、実質的に転載と判断される可能性があります。

3.誤解を招くタイトルにする

動画の内容と関係のないタイトルでクリックを誘導するのは避けましょう。

4.著作権を無視してBGMを使う

動画本体だけでなく、音楽にも権利があります。

5.AI編集を完全に自動化する

AIの誤字幕や不自然な編集を確認せず公開するのはおすすめできません。


再生されやすい切り抜き動画を作るコツ

コツ1:最初に結論を見せる

ショートでは、前置きを長くしないことが重要です。

「この動画を最後まで見ればわかります」

ではなく、

「実は○○だったんです」

と最初に興味を引きます。


コツ2:1動画1テーマにする

1本のショート動画に、複数のテーマを詰め込む必要はありません。

例えば、

「AI時代に必要なスキル」

というテーマなら、それだけに集中します。


コツ3:字幕を読みやすくする

字幕を大量に詰め込むのではなく、

  • 短い文章にする

  • 重要語を強調する

  • 画面中央付近に配置する

  • 話者の顔を隠さない

といった工夫をします。


コツ4:無駄な「間」を削る

ショート動画ではテンポが重要です。

話者が考えている時間や無音部分を適度にカットすると、動画が見やすくなります。


コツ5:最後まで見る理由を作る

例えば、

「ところが、ここから話が変わります。」

など、次の展開を期待させる構成にする方法があります。


YouTubeショート切り抜きにおすすめの編集方法

初心者なら、まず以下の編集だけで十分です。

編集 優先度 目的
不要部分のカット ★★★★★ テンポを良くする
縦型9:16 ★★★★★ スマホで見やすくする
字幕 ★★★★★ 内容を理解しやすくする
ズーム ★★★★☆ 単調さを防ぐ
BGM ★★★☆☆ 雰囲気を作る
効果音 ★★☆☆☆ 演出を加える
高度なアニメーション ★★☆☆☆ 見栄えを向上させる

最初から派手な編集をするより、「内容がわかりやすい動画」を作ることを優先しましょう。


YouTubeショートの切り抜き制作はAI時代にさらに簡単になる

これからの動画制作では、AIによって切り抜き作業そのものが大きく変わる可能性があります。

従来は、

動画を見る

面白い場所を探す

カットする

字幕を入力する

縦動画にする

という作業を人間が行っていました。

現在はAIによって、

動画をAIに読み込ませる

ハイライト候補を抽出

自動文字起こし

自動字幕

ショート動画化

というワークフローを構築できるようになっています。

そのため、今後は「動画編集ができる人」だけでなく、AIを使って動画制作を効率化できる人の重要性も高まるでしょう。


YouTubeショートの切り抜きの作り方まとめ

YouTubeショートの切り抜きは、初心者でも比較的始めやすい動画制作です。

基本的な流れは、

  1. 元動画を選ぶ

  2. 切り抜く場面を探す

  3. 動画編集ソフトに取り込む

  4. 不要部分をカットする

  5. 9:16の縦型動画にする

  6. 字幕・テロップを入れる

  7. YouTubeショートとして投稿する

という7ステップです。

特に重要なのは、単純に長い動画を短くするのではなく、

「視聴者が短時間で価値を得られる動画」に再構成すること

です。

また、他人の動画を利用する場合は、著作権や利用許諾を必ず確認しましょう。

まずは30~60秒程度の動画を1本作り、「カット・縦型化・字幕」の3つをマスターするところから始めるのがおすすめです。

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