Seedance 2.5の使い方|Dreamina・CapCutで30秒動画を作る手順と料金
Seedance 2.5は、ByteDanceのSeedチームが2026年7月31日に公開した動画生成モデルで、1回の生成で最大30秒の音声つき動画を作れます。日本からは、ByteDanceの画像・動画生成サービス「Dreamina」のAI動画でモデルに「Dreamina Seedance 2.5」を選び、プロンプトと参照素材を入れて生成するのが基本の使い方です(2026年10月18日確認)。
この記事では、Seedチームの公式発表と、DreaminaとCapCutの公式ページに書かれている内容だけをもとに、Seedance 2.5でできること、Dreaminaでの使い方、CapCutとの関係、料金、プロンプトの書き方を整理します。なお、ネット上で「Seedance 2.5 Mini」と呼ばれることがありますが、Dreaminaのモデル一覧にあるのは「Dreamina Seedance 2.0 Mini」で、2.5のMini版は確認できませんでした。
Seedance 2.5とは
Seedance 2.5は、ByteDanceのAI研究チーム「Seed」が開発した、映像と音声を一緒に生成するモデルです。公式発表「One-take Creation, Flexible Referencing: Introducing Seedance 2.5」(2026年7月31日)では、長い尺のストーリー、複数素材の参照、編集の3点を大きな進化として挙げています。
| 項目 | 内容(公式発表より) |
|---|---|
| 開発 | ByteDance Seed |
| 公開日 | 2026年7月31日 |
| 1回で生成できる長さ | 最大30秒(Seedance 2.0の15秒から延長)。生成した動画をさらに延長できる |
| 参照素材 | 1回に画像30枚・動画10本・音声10本まで |
| 編集 | タイムスタンプ単位で指定した部分の音声・映像を編集。グリーンスクリーン、カメラの視点、参照を使った編集にも対応 |
| 提供先(発表時) | Jimeng AI、Doubao Proなど。APIはBytePlus ModelArkで提供予定と発表 |
公式発表は、複雑な動きの物理的なもっともらしさや、複数の人物が絡む場面の安定性にはまだ改善の余地があるとも書いています。
Seedance 2.0との違い
公式発表によると、2.5は2.0の「映像と音声を一緒に生成する」仕組みを土台に、1回の生成を15秒から30秒に延ばし、参照素材の数と種類(クレイレンダー、動き、クリエイティブ参照)、タイムスタンプ単位の編集を強化したモデルです。
Dreaminaのページは「最大50のマルチモーダル入力」と表現しており、これは画像・動画・音声の合計(30+10+10)にあたります。出力の解像度について、公式発表に4Kの記載はありません。
Seedance 2.5でできること
1. 30秒のワンカットでストーリーを作る
公式発表では、30秒の中に複数のショットを論理的につなぎ、起承転結のある短いストーリーを作れると説明しています。例として、歌手が楽屋で準備し、廊下でダンサーと合流し、ステージに上がるまでを1本で描いた動画が紹介されています。生成した動画の続きを30秒ずつ延長でき、人物や場面、テンポを保ったまま数分の動画にできるとされています。
2. 参照素材で人物や場面をそろえる
プロンプトの中で「@Image 1」「@Video 1」のように参照素材を指定し、「会場は@Image 1」「ピアニストは@Image 2を参照」のように役割を割り当てます。複数の人物が登場しても、見た目や声を保てるとされています。
3. クレイレンダーで構図と動きを決める
色や質感のない3Dモデル(クレイレンダー)で、空間、人物のポーズ、動く経路、カメラの角度を組み、それに沿って映像を生成できます。光源の向きや色温度など、照明の制御も強化されたと説明されています。
4. 一部だけを直す
Dreaminaのページでは、シーン全体を作り直さずに、直したい部分だけを指定して物体を差し替えたり、細部を変えたりできると説明しています。
Dreaminaでの使い方
DreaminaのSeedance 2.5のページに書かれている手順は次の3ステップです(2026年10月18日確認)。
- Dreaminaの「AI動画」を開き、必要なら「+」から参照画像を追加する。プロンプトには環境、照明、動き、カメラワーク、雰囲気を書く
- モデルで「Dreamina Seedance 2.5」を選び、アスペクト比と長さを調整して「生成」を押す
- できた動画を確認し、Dreaminaの編集機能で手直ししてからダウンロードする
Dreaminaのページでは、標準モードで最大30秒、ベータ版のロングビデオモードで最大180秒まで延長できると案内されています。対応言語として日本語も挙がっています。
CapCutで使う場合
CapCutデスクトップ版の公式ページは「Dreamina Seedance 2.5搭載」とうたい、Seedance 2.5で生成した動画にエフェクトをかけたり、撮影素材と組み合わせて編集したりできると説明しています。生成はDreamina、仕上げの編集はCapCut、と分けて考えると分かりやすいです。CapCutの画面のどこからSeedance 2.5を呼び出せるかは、アプリのバージョンや地域で変わるため、使う前にアプリ内のAI動画のメニューで確認してください。
料金(Dreaminaのプラン)
Dreaminaのページに載っている月額プランは次のとおりです。いずれも初月の割引が終わったあとの通常の月額で、2026年10月18日時点の表示です。割引率やクレジット数は頻繁に変わります。
| プラン | 月額(通常) | クレジット/月 |
|---|---|---|
| ベーシック | 2,380円 | 2,514 |
| スタンダード | 5,700円 | 6,163 |
| アドバンスト | 25,273円 | 28,137 |
| Ultra | 82,655円 | 94,323 |
Seedance 2.5での生成はクレジットを消費し、上位のプランほどSeedance 2.5(720p)の生成でクレジットの消費が抑えられると書かれています。どのくらい作れるかはプランのページで目安(「各10秒の動画を毎月◯本」)が示されているので、作りたい本数と長さから選んでください。
プロンプトの書き方のコツ
公式発表に載っているプロンプトの例から、共通する書き方を抜き出すと次のようになります。
| 書くこと | 例 |
|---|---|
| 画面の形と撮り方 | 「16:9、映画のような質感、ワンカット、カットなし」 |
| 参照素材の役割 | 「舞台は@Image 4」「主役は@Image 2を参照」 |
| 時間ごとの出来事 | 「0〜5秒:主役の顔のアップから始め、ゆっくり回り込んでミディアムショットへ」「6〜10秒:…」 |
| カメラの動き | 「手持ちジンバルで追う」「最後に引いて会場全体を見せる」 |
| 延長の指示 | 「@Video 1の続きとして、人物・場面・画調・効果音をそろえて30秒を生成」 |
時間の区切りは「0–5s:」のように秒で書き、各区間で「誰が・何を・カメラはどう動くか」を1〜2文で書くのが公式例の形です。最初は10秒程度の短い動画で、参照素材1〜2点から試すと、思いどおりにならなかったときに原因を見つけやすくなります。
使うときの注意
- 他人の顔写真や、権利を持っていない画像・音声を参照素材に使わない
- 生成した動画を商用で使う場合は、Dreamina・CapCutの利用規約で商用利用の条件を確認する
- プランの価格や割引、クレジットの消費量は変わりやすいので、契約前にプランのページを確認する
ほかの動画生成AIと比べたい場合は、動画生成AIツールの比較|作りたい動画別の選び方と無料枠・料金・商用利用にまとめています。
よくある質問
Q. Seedance 2.5はいつ公開されましたか?
ByteDance Seedの公式発表は2026年7月31日です。発表時点ではJimeng AIやDoubao Proなどで提供が始まり、APIはBytePlus ModelArkで提供予定とされていました。
Q. Seedance 2.5は日本で使えますか?
DreaminaのAI動画でモデルにDreamina Seedance 2.5を選ぶと使えます。Dreaminaの日本語ページでは対応言語に日本語も挙がっています(2026年10月18日確認)。
Q. Seedance 2.5で何秒の動画を作れますか?
1回の生成で最大30秒です。生成した動画は延長でき、Dreaminaのベータ版ロングビデオモードでは最大180秒まで延ばせると案内されています。
Q. Seedance 2.5 Miniはありますか?
Dreaminaのモデル一覧にあるのはDreamina Seedance 2.0 Miniで、2.5のMini版は確認できませんでした(2026年10月18日確認)。
Q. Seedance 2.5は無料で使えますか?
Dreaminaには無料で始める入口がありますが、Seedance 2.5での生成はクレジットを消費します。有料プランは月額2,380円のベーシックからで、上位プランほどクレジットが多くなります(2026年10月18日確認)。
まとめ
Seedance 2.5は、ByteDance Seedが2026年7月31日に公開した動画生成モデルで、1回で最大30秒、参照素材は画像30・動画10・音声10まで使えます。日本からはDreaminaのAI動画でモデルに「Dreamina Seedance 2.5」を選んで使い、仕上げの編集はCapCutで行えます。プロンプトは画面の形、参照素材の役割、秒ごとの出来事、カメラの動きを分けて書くのがコツです。
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