「新しいCopilot」とは?何が変わったのか・これまでとの違いを公式情報で確認
「新しいCopilot」という表示が出て戸惑っている方向けに、何が変わったのか、これまでのCopilotと何が違うのかを整理します。
結論を先に書きます。個人向けのCopilotアプリと、仕事で使う Microsoft 365 Copilot アプリが、1つのアプリにまとめられました。アプリの名前は「Microsoft Copilot」、アイコンも新しくなり、Webのアドレスも変わりました。
この記事は検証した範囲を分けて書きます。Microsoft の公式ページで確認できた内容と、報道ベースの内容を区別します。確認日は2026年9月28日です。
何が「新しい」のか
Microsoft のサポートページ「The Microsoft 365 app transition to the Microsoft Copilot app」に書かれている内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | 旧「Microsoft 365(Office)app」→ 新「Microsoft Copilot app」 |
| Webのアドレス | 2025年1月15日に m365.cloud.microsoft へ変更され、今後 copilot.cloud.microsoft に統合される予定。office.com と microsoft365.com は自動でリダイレクトされる |
| アイコンと名称の展開開始 | 2025年1月15日から順次 |
| アカウントの区別 | どのアカウントでサインインしているかが分かるよう、視覚的な表示が分かりやすくなった |
つまり「新しいCopilot」は、機能が1つ増えたという話ではありません。これまで別だった2つのアプリが1つになったという変更です。だから「個人のアカウントと会社のアカウントの切り替え」が同じアプリの中で起きるようになりました。
自分は使えるのか|ライセンスの条件
Microsoft のサポートページに書かれている条件です。「新しいCopilot」が出てきても、Copilot Chat が使えるかはライセンス次第です。
| 使う立場 | Copilot Chat を使える条件 |
|---|---|
| 職場・学校のアカウント | Microsoft 365 ライセンス、または Microsoft Copilot ライセンスを持っていること |
| 個人のアカウント | Microsoft 365 Personal / Family / Premium / Pro のサブスクリプションの主アカウント所有者 |
個人向けの条件で注意が必要なのは「主アカウント所有者のみ」という点です。Family プランで家族として招待されている側は、同ページの記載では対象に含まれていません。
Copilot が提供されていない地域では、ホーム画面から Copilot のタブが削除されるとも書かれています。表示されない場合は、地域の問題である可能性があります。
「新しいCopilotに切り替える」が出たらどうするか
段階的に展開されているため、同じ会社の中でも人によって切り替わる時期が違います。トグルや案内が出た場合の考え方を整理します。
- 切り替えても機能が消えるわけではない|Word・Excel・Outlook などへのアクセスは新しいアプリからも行える
- まず再起動を試す|Microsoft のサポートページは「インターネットに接続してからMicrosoft Copilot アプリを再起動する」ことを案内している
- アカウントの表示を確認する|1つのアプリで個人と職場が混在するため、どちらでサインインしているかを毎回見る癖をつける
- 会社で使っている場合は情報の扱いを確認する|個人アカウント側に会社の資料を貼らないよう気をつける。ここが統合でいちばん事故が起きやすい部分
最後の点を強調します。これまでアプリが別だったことが、そのまま「間違えにくさ」になっていました。1つになったぶん、貼り付ける先を間違える余地が増えています。業務資料を扱うなら、サインイン先の確認を習慣にしてください。
デザインの変更として公式に記録されていること
Microsoft Learn の「Microsoft 365 Copilot のリリース ノート」には、アプリの見た目の更新が日付つきで記録されています。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年7月1日 | Microsoft 365 Copilot アプリの簡素化されたデザイン[Windows・Mac・Web]。チャットのホーム画面、チャット応答のレイアウト、ナビゲーションウィンドウの更新 |
| 2026年8月11日 | Microsoft 365 Copilot アプリの新しいデザイン導入[Windows・Mac・Web]。更新されたチャットホーム画面、合理化されたチャット応答レイアウト、再設計されたナビゲーションウィンドウ |
「画面が変わった」と感じる原因の多くはこれです。アプリの統合とは別に、デザインの更新が並行して入っています。
【注意】報道ベースの情報と、公式で確認できた情報を分ける
ここは正直に書きます。「新しいCopilot」については、次のような内容が複数のメディアで報じられています。ただし当メディアが Microsoft の公式ページで直接確認できたものではありません。
- 個人向けと法人向けのアプリが「Microsoft Copilot」という1つのアプリに統合される
- モバイルとWebは8月中旬から、WindowsとMacは9月中旬から展開
- アカウント切り替え機能で仕事用と個人用を分ける
- Copilot Podcasts、グループチャット、Deep Research、ボイスモードのキャラクター「Mico」が8月18日から順次廃止
このうち「アプリ名がMicrosoft Copilotになること」「URLがcopilot.cloud.microsoftへ統合されること」「アカウントの区別表示」は公式ページで確認できました。展開の具体的な日付と、廃止される個別機能の一覧は確認できていません。
機能の廃止は影響が大きいので、業務で使っている場合はMicrosoft 365 管理センターのメッセージセンターで確認してください。当メディアの記載を根拠に運用を変えないようお願いします。
よくある質問
元のCopilotに戻せますか
段階的な移行なので、一定期間は切り替えの案内が出るだけで済む場合があります。ただし最終的には統合されたアプリに移ります。戻せるかどうかはテナントの設定と展開の段階によって変わるため、管理者に確認してください。
無料で使えますか
Copilot Chat の利用にはライセンスが必要です(上の表を参照)。「アプリが入っている」ことと「Copilotが使える」ことは別です。
ExcelやWordの中のCopilotは別ですか
別の機能です。アプリの統合は「Copilotアプリ」の話で、Office アプリの中に組み込まれた Copilot は各アプリの機能です。使い方は個別に整理しています(下のリンク)。
Copilot Studio との関係は?
Copilot Studio は別の製品です。自社用のエージェントを作るための開発ツールで、アプリの統合とは関係ありません。
まとめ
- 「新しいCopilot」は機能追加ではなく、2つのアプリが1つになった変更
- アプリ名は「Microsoft Copilot app」。Webは
copilot.cloud.microsoftへ統合予定 office.comとmicrosoft365.comは自動リダイレクト- Copilot Chat が使えるかはライセンス次第。個人プランは主アカウント所有者のみ
- 個人と職場が同じアプリに同居する。サインイン先の確認を習慣にする
- 見た目の変更は2026年7月1日と8月11日にリリースノートに記録されている
- 機能廃止の詳細は公式で未確認。業務ならメッセージセンターで確認する
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アプリ名・URL・ライセンス条件・アカウント表示は2026年9月28日にMicrosoft のサポートページ、デザイン更新の日付はMicrosoft Learn のリリースノートで確認したものです。展開の日付と廃止機能の一覧は公式ページで確認できていないため、報道ベースとして区別して記載しています。Copilot は更新が速く、地域とテナントによって表示が異なります。運用の判断は必ず公式情報でご確認ください。







