Teamsでホワイトボードを使う方法|Microsoft Whiteboardの共有手順・会議後の扱い・単体アプリ廃止の影響
Teamsでホワイトボードを使うには、会議中に[共有]を押し、[ホワイトボード]の欄にある[Microsoft Whiteboard]を選びます。会議が終わったホワイトボードは、会議チャットの[ホワイトボード]タブから組織内の参加者が続けて編集できます。
なお、Windows・iOS・Android 向けの単体の Microsoft Whiteboard アプリは2026年10月16日に廃止されると Microsoft が告知しています。職場・学校アカウントでは、Teams とWeb版の Whiteboard は引き続き使えます(Microsoft サポート、2026年10月14日確認)。この記事では、Microsoft の公式サポートページをもとに、Teams での使い方と、廃止後にどこから使えばよいかを整理します。
Microsoft Whiteboardとは
Microsoft Whiteboard は、複数の人が同じキャンバスに手書きの線・付箋(ノート)・テキスト・図形・画像などを書き込み、同時に編集できるデジタルホワイトボードです。Microsoft 365 の一部として提供され、職場・学校アカウントで作ったホワイトボードは OneDrive に「.whiteboard」ファイルとして保存されます。
Teams 会議でホワイトボードを共有すると、 Windows 版や Web 版と同じ機能が使えると案内されています(Teams 会議でホワイトボードを使用する)。
2026年10月16日の単体アプリ廃止で何が変わるか
Microsoft のサポートページによると、廃止されるのは次の3つの単体アプリです(2026年10月14日確認)。
- Microsoft Whiteboard for Windows
- iOS 版 Microsoft Whiteboard
- Android 版 Microsoft Whiteboard
廃止日以降、インストール済みのアプリを開いても、ホワイトボードの一覧や中身は表示されず、廃止の案内が表示されます。アプリが端末から自動で削除されるとは限りません。
| アカウント | 廃止後の扱い(公式の説明) |
|---|---|
| 職場・学校アカウント | Whiteboard そのものは廃止されない。OneDrive に保存されたホワイトボードは削除されず、Web 版・Teams 会議・Teams チャットの[ホワイトボード]タブ・Teams の Whiteboard アプリ・OneDrive から引き続き作成、表示、共同編集できる |
| 個人用 Microsoft アカウント | Windows・iOS・Android の単体アプリは同じく廃止され、廃止の案内が表示されるようになる |
会社や学校で単体アプリを使っていた人は、Teams か Web 版(whiteboard.cloud.microsoft)に切り替えれば、同じホワイトボードを開けます。組織の管理者向けには、単体アプリに頼っている利用者の洗い出しや、社内マニュアルの更新が案内されています。
Teams会議でホワイトボードを使う手順
パソコン(デスクトップ版・Web版Teams)
- Teams 会議に参加する
- 会議コントロールの[共有]を選ぶ
- [ホワイトボード]の欄にある[Microsoft Whiteboard]を選ぶ
- ボードの選択画面で、新しいボードを始めるか、一覧から既存のボードを選ぶ
新しいボードだけでなく、既存のボードを選んで共有することもできます。事前にボードを準備しておいたり、前回の続きを同じボードで進めたりできます。会議にすでにボードが関連付けられている場合は、既定でそのボードが共有され、左上の[ホーム]から別のボードに切り替えられます(Microsoft Teams でホワイトボードを共有する)。
スマートフォン・タブレット
モバイル版 Teams で会議に参加している場合は、[その他のオプション]から[Whiteboard の共有]を選びます。共有をやめるときは、会議画面の Whiteboard のバナーにある[停止]か、[その他のオプション]の[Whiteboard の共有を停止]を使います(Microsoft Teams で Whiteboard を使用する)。
ホワイトボード上でできること
Teams 会議で共有したホワイトボードでは、次のような操作ができます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 手書き(インク) | ペンを選んで色を決め、描画やメモを書き込む。定規で図形を整えることもできる |
| ノート(付箋)とノートグリッド | 付箋を貼ってアイデアを出し、グリッドで並べて整理する |
| テキスト・図形・リアクション | 文字や図形、リアクションのスタンプを置く |
| 画像・ドキュメントの挿入 | 画像やファイル、リンク、オンライン動画を貼る |
| テンプレート | ブレインストーミングや計画づくりのひな形を挿入する |
| フォロー | 参加者の画面を自分の視点に追従させ、説明しながらキャンバスを案内する |
| オブジェクトのロック | 配置した要素を動かないように固定する |
これらの機能名は、Microsoft の「Teams 会議でホワイトボードを使用する」と「Microsoft Whiteboard の新機能」に記載されているものです。新機能のページには、既存のボードを会議で開く機能、フォロー、画面共有中の注釈、外部ユーザーとの共同作業などが追加されたと書かれています。
会議が終わった後のホワイトボード
Teams 会議の後、ホワイトボードは会議チャットの[ホワイトボード]タブに残り、組織内の参加者が続けて編集できます。次の会議で同じボードを使うこともできます(会議後にホワイトボードでの作業を続ける)。
注意点は2つです。
- 組織外の参加者は、会議が終わるとホワイトボードにアクセスできない
- 録画中の会議でホワイトボードを共有しても、ホワイトボードは録画に含まれない(2026年10月14日確認時点の公式の説明)。内容を残したい場合は、ボードそのものを OneDrive で保管するか、別途書き出す運用にします
社外の人とホワイトボードを共有するには
既定では、ホワイトボードは自分の組織の出席者と共有されます。保存先が OneDrive for Business に移ったことで、他の組織の参加者ともリアルタイムで共同作業できるようになりましたが、管理者が必要な設定を有効にしていることが前提です(Microsoft Whiteboard の新機能)。社外との会議で使えない場合は、まず組織の Microsoft 365 管理者に設定を確認してください。
会議以外でホワイトボードを使う方法
- Teams チャットの[ホワイトボード]タブ:チャットに共有ホワイトボードを置き、会議をしなくても書き込める
- Teams の Whiteboard アプリ:Teams の中から自分のホワイトボードの一覧(ギャラリー)を開く
- Web 版の Whiteboard:ブラウザで whiteboard.cloud.microsoft を開き、OneDrive に保存されたボードを作成・編集する
- OneDrive:保存された .whiteboard ファイルを探して開く
この4つは、単体アプリの廃止後も職場・学校アカウントで使える入口として公式に案内されているものです。
本物のホワイトボードをTeamsで見せたいとき
会議室の壁のホワイトボードをそのまま映したい場合は、Teams の「カメラからのコンテンツ」機能が使えます。会議コントロールで[共有]→[カメラからのコンテンツ]→[ホワイトボード]を選び、カメラをホワイトボードに向けると、Teams がボードを検出して見やすく映します。発表者の体はやや透明に処理され、板書を隠しにくくなります。Windows または Mac のデスクトップ版 Teams とカメラが必要で、黒板には対応していないと案内されています(Microsoft Teams 会議でカメラを使用してホワイトボードやドキュメントを共有する)。
CopilotをWhiteboardで使うには
Whiteboard には Copilot(AI)でアイデアを出したり、付箋を分類・要約したりする機能があります。Microsoft のサポートページでは、Microsoft Copilot のライセンスを持っている場合に、デスクトップアプリ・Web ブラウザー・iPad・Teams クライアントで使えると説明しています(Whiteboard の Copilot へようこそ)。ライセンスの有無は組織の契約によるため、使えない場合は管理者に確認してください。
ホワイトボードが表示されない・使えないときの確認ポイント
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| [共有]にホワイトボードが出てこない | 組織で Whiteboard が有効になっているか。公式には、使えない場合は組織の Microsoft 365 管理者に問い合わせるよう案内されている |
| 社外の参加者が書き込めない | 外部ユーザーとの共同作業の設定が管理者側で有効になっているか |
| 会議後に社外の人がボードを開けない | 仕様。会議終了後は組織外の参加者はアクセスできない |
| 単体アプリでボードが開けない | 2026年10月16日以降は単体アプリが廃止。Teams か Web 版から開く |
| 録画にホワイトボードが映っていない | 仕様。ホワイトボードは録画に含まれない |
まとめ
- Teams 会議では[共有]→[Microsoft Whiteboard]で、新しいボードか既存のボードを共有できる
- 会議後は会議チャットの[ホワイトボード]タブから、組織内の参加者が続きを編集できる
- Windows・iOS・Android の単体アプリは2026年10月16日に廃止。職場・学校アカウントは Teams と Web 版で引き続き使える
- 録画には含まれず、社外の人は会議後にアクセスできない点に注意する
Teams や Microsoft 365 の操作に慣れたら、業務の自動化に進むのもおすすめです。Microsoft 365 と連携する自動化ツールは「Power Automateとは?」で解説しています。
よくある質問
Q. Teamsでホワイトボードを使うにはどうすればいいですか?
会議中に[共有]を選び、[ホワイトボード]の欄にある[Microsoft Whiteboard]を選びます。新しいボードを始めるか、既存のボードを選んで共有できます。スマートフォンでは[その他のオプション]から[Whiteboard の共有]を選びます。
Q. Microsoft Whiteboardは廃止されるのですか?
廃止されるのは Windows・iOS・Android 向けの単体アプリで、廃止日は2026年10月16日です。職場・学校アカウントでは Whiteboard 自体は廃止されず、Teams と Web 版で引き続き使えると Microsoft は案内しています。
Q. 会議で使ったホワイトボードは後から見られますか?
会議チャットの[ホワイトボード]タブから、組織内の参加者が引き続き閲覧・編集できます。組織外の参加者は会議終了後にアクセスできません。
Q. Teams会議を録画するとホワイトボードも記録されますか?
Microsoft のサポートページでは、録画中の会議でホワイトボードを共有しても、ホワイトボードは録画に含まれないと説明されています(2026年10月14日確認)。
Q. 社外の人ともホワイトボードを共同編集できますか?
できますが、組織の管理者が外部ユーザーとの共同作業に必要な設定を有効にしている必要があります。使えない場合は管理者に確認してください。
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