Macのショートカットキー一覧|Windowsのctrlとの対応表と、キーボードだけで再起動する方法

Macのショートカットは、Windowsで「Ctrl」を押していた操作の多くを「command(⌘)」に置き換えれば使えます(コピーは⌘+C、貼り付けは⌘+V)。Macの「control(⌃)」キーは別のキーで、右クリックや文字入力の操作に使います。

この記事では、Appleの公式サポート「Macのキーボードショートカット」(2026年9月21日公開版、2026年10月18日確認)をもとに、よく使うショートカットをWindowsとの対応つきの表にまとめました。キーボードだけで再起動・システム終了する方法、ctrlとcommandを入れ替える設定、ショートカットが効かないときの確認順もあわせて説明します。

まず覚える修飾キーの記号

メニューに表示されるショートカットは記号で書かれています。記号とキーの対応は次のとおりです(出典: Apple サポート「Macのキーボードショートカット」)。

記号 キー Windowsでいうと
⌘ command(cmd) Ctrl(コピー・保存などの基本操作)
⌥ option(alt) Alt
⌃ control(ctrl) 対応するキーはない(右クリックや入力の補助)
⇧ shift Shift
⌫ delete BackSpace
⎋ esc Esc
fn / 地球儀 Fn(Function) Fn

押し方は「修飾キーを押したまま、最後のキーを押す」です。たとえば⌘+Cなら、commandを押しながらCを押します。

Windowsのctrlに当たるキーはcommand

「Macのctrlキーはどこ?」と迷うのは、Macにもcontrolキーがあるのに、WindowsのCtrl+Cと同じ操作がcontrol+Cでは動かないからです。Macではコピー・貼り付け・保存などの基本操作はcommandキーに割り当てられています。

操作 Windows Mac
コピー Ctrl+C ⌘+C
貼り付け Ctrl+V ⌘+V
切り取り Ctrl+X ⌘+X
元に戻す Ctrl+Z ⌘+Z
やり直す Ctrl+Y ⇧+⌘+Z
すべて選択 Ctrl+A ⌘+A
保存 Ctrl+S ⌘+S
検索 Ctrl+F ⌘+F
タブ(ウインドウ)を閉じる Ctrl+W ⌘+W
作業中のウインドウを閉じる/アプリを終了 Alt+F4 ⌘+W(ウインドウ)/⌘+Q(アプリ)
アプリ(ウインドウ)の切り替え Alt+Tab ⌘+tab
強制終了 Ctrl+Shift+Esc(タスクマネージャー) ⌥+⌘+esc
右クリック(ショートカットメニュー) 右クリック/Shift+F10 ⌃+クリック
カーソルの右の1文字を削除 Delete fn+delete(または⌃+D)

Windows側の割り当てはMicrosoft サポート「Windows のキーボード ショートカット」、Mac側はAppleの一覧によります(どちらも2026年10月18日確認)。間違えやすいのは「やり直す」で、WindowsのCtrl+Yに当たるのはMacでは⇧+⌘+Zです。右クリックは、Appleの「Macの右クリック」のとおり、controlキーを押しながらクリックします。BackSpaceとDeleteの違いはBackSpaceとDeleteキーの違いで詳しく説明しています。

controlとcommandを入れ替えたいとき

どうしてもWindowsと同じ位置で操作したい場合は、修飾キーの割り当てを変更できます。手順はAppleの「Macで修飾キーの動作を変更する」のとおりです(2026年10月18日確認)。

  1. アップルメニュー >「システム設定」>サイドバーの「キーボード」を開く
  2. 「キーボードショートカット」をクリックし、サイドバーで「修飾キー」を選ぶ
  3. 変更したいキー(例:「Controlキー」)のポップアップメニューで、割り当てたい操作(例:「Command」)を選ぶ
  4. 元に戻すときは「デフォルトに戻す」をクリック

ただし入れ替えると、⌃+クリックの右クリックなど、controlを使う操作の位置も変わります。共用のMacや、人に操作を教える場面では元の配置のほうが混乱しません。

よく使うショートカット一覧(早見表)

以下はAppleの公式一覧から、日常的によく使うものを用途別に抜き出したものです。

テキスト入力・編集

キー 操作
⌘+左矢印/右矢印 行の先頭/末尾へ移動
⌘+上矢印/下矢印 書類の先頭/末尾へ移動
⌥+左矢印/右矢印 単語単位で移動
⇧+⌘+左矢印/右矢印 行の先頭/末尾まで選択
⌥+delete カーソルの左の1単語を削除
⌃+A/⌃+E 行(段落)の先頭/末尾へ移動
fn+上矢印/下矢印 Page Up/Page Down
⌥+⇧+⌘+V 周りの書式に合わせて貼り付け
⌃+⌘+スペースバー(または fn+E) 絵文字・記号(文字ビューア)を表示

日本語入力

日本語入力中の変換は、Appleの「Macの日本語変換用のキーボードショートカット」に一覧があります(2026年10月18日確認)。

キー 操作
⌃+J(または F6) ひらがなに変換
⌃+K(または F7) カタカナに変換
⌃+L(または F9) 全角ローマ字に変換
⌃+;(または F8) ローマ字に変換(設定で半角カタカナを有効にしている場合は半角カタカナ)
英数キー/かなキー 英字入力/日本語入力に切り替え
⌃+スペースバー 入力ソースを切り替え(複数の入力ソースを使っている場合)

ファンクションキー(F6など)は、設定によってはfnキーと一緒に押す必要があります。

ファイル操作(Finder)

キー 操作
⇧+⌘+N 新しいフォルダを作成
⌘+D 選択したファイルを複製
⌘+I 「情報を見る」を表示
⌘+delete 選択した項目をゴミ箱へ移動
⇧+⌘+delete ゴミ箱を空にする
スペースバー クイックルックでプレビュー
⇧+⌘+G 「フォルダへ移動」(パスを入力して移動)
⌥+⌘+L 「ダウンロード」フォルダを開く
⌥+⌘+P パスバーの表示/非表示
⌘+上矢印 1つ上のフォルダへ
⌥+⌘+V コピーしたファイルを移動(Windowsの「切り取り→貼り付け」に相当)

Finderでファイルを移動したいときは、⌘+Cでコピーしてから、移動先で⌥+⌘+Vを押します(Appleの説明では「クリップボードに配置したファイルを、元の場所から現在の場所に移動」)。

画面・ウインドウ

キー 操作
⌘+スペースバー Spotlight検索(アプリを名前で起動)
⌘+tab アプリを切り替え
⌘+`(tabキーの上のキー) 同じアプリのウインドウを切り替え(キーの文字は配列で異なる)
⌘+H/⌘+M アプリを隠す/ウインドウを最小化
⌃+⌘+F フルスクリーンの開始/終了
⌃+上矢印 Mission Control
⇧+⌘+3/4/5 画面全体/範囲指定のスクリーンショット/スクリーンショット・画面収録のメニュー
⌘+,(カンマ) 使用中のアプリの設定を開く

画面を左右に分ける操作は、Appleの「ウインドウのタイル表示アイコンとキーボードショートカット」に、fn+⌃+左矢印(左半分)、fn+⌃+右矢印(右半分)、fn+⌃+F(画面全体)、fn+⌃+R(元のサイズに戻す)などが載っています。このページはmacOS Sequoia 15以降が対象です(2026年10月18日確認)。

キーボードだけで再起動・システム終了する方法

再起動やシステム終了のショートカットは、Touch IDがあるかどうかで使えるものが変わる点に注意してください。Appleの一覧では、電源ボタンを使う組み合わせの多くが「Touch IDのない内蔵キーボードでは」と条件つきで書かれています(2026年10月18日確認)。

キー 動作 条件
⌃+電源ボタン 再起動・スリープ・システム終了を選ぶダイアログを表示 Touch IDのない内蔵キーボード
⌃+⌥+⌘+電源ボタン すべてのアプリを終了してシステム終了(未保存の書類は保存を確認) Touch IDのない内蔵キーボード
⌃+⌘+電源ボタン 強制的に再起動(未保存の書類の確認なし) Touch IDのない内蔵キーボード
⌃+⌘+Q 画面をロック なし
⇧+⌘+Q ログアウト(確認あり) なし
電源ボタンを長押し 電源を強制的に切る 反応しないときの最終手段

Touch ID搭載のキーボードでは、電源ボタン(Touch IDボタン)を押すと画面がロックされます。この場合、キーボードだけで再起動するには次の方法があります。

  1. 「システム設定」>「キーボード」>「キーボードショートカット」で、キーボードのフォーカス移動のショートカットを有効にしておく
  2. ⌃+F2(または fn+⌃+F2)でメニューバーにフォーカスを移す
  3. 矢印キーでアップルメニューを開き、「再起動」または「システム終了」を選んでreturnキーを押す

強制再起動(⌃+⌘+電源ボタン)や電源ボタンの長押しは、保存していない作業が失われます。まずは⌘+Sで保存し、⌘+Qでアプリを終了してから行ってください。

ショートカットが効かないときの確認順

Appleの「Macでキーボードショートカットが使用できない場合」で挙げられている原因と、よくある見落としを確認しやすい順に並べました。

  1. 押しているキーが違う: WindowsのつもりでcontrolやCtrl表記のキーを押していないか。基本操作はcommandです。
  2. ファンクションキーにfnが必要: 最上列のキーは明るさや音量に割り当てられているため、F1〜F12として使うにはfn(地球儀)キーを押しながら押します。必要なキーはMacの機種や「キーボード」設定によって異なります。
  3. ほかのショートカットと競合している: 「キーボードショートカット」の設定で、ショートカットの横に警告アイコンが出ていれば、別のアプリがすでに使っています。どちらかの組み合わせを変更します。
  4. そのアプリが対応していない: ショートカットの中には一部のアプリで使えないものがあります。アプリを最新版に更新し、メニューバーのメニューに書かれている実際のショートカットを確認します。
  5. 修飾キーの割り当てを変えている: 前の章の「修飾キー」設定を変更していると、押す位置が変わります。「デフォルトに戻す」で確認できます。

これで直らず、特定のキーだけが反応しない場合は、別のキーボードをつないで同じ症状が出るかを試すと、本体の設定の問題かキーボードの故障かを切り分けられます。

自分でショートカットを作る

メニューにある操作なら、自分でショートカットを割り当てられます(出典: 「Macでアプリのキーボードショートカットを作成する」、2026年10月18日確認)。

  1. 「システム設定」>「キーボード」>「キーボードショートカット」を開く
  2. 左側で「アプリケーションショートカット」を選び、+をクリックする
  3. 対象のアプリ(またはすべてのアプリケーション)を選ぶ
  4. 「メニュータイトル」に、メニューの表示どおりに名前を入力する(階層は「ファイル->PDFとして書き出す…」のように「->」でつなぐ)
  5. 使いたいキーの組み合わせを押して「完了」をクリックする

作成できるのは既存のメニューコマンドに対してだけで、アプリの起動などには割り当てられません。また、すでに使われている組み合わせを指定すると新しいショートカットは機能しません。

プログラミングでよく使うショートカット

VS Codeやターミナルなど、開発ツールのショートカットはプログラミングで使うキーボードショートカット一覧にまとめています。Windowsのコマンドプロンプトについてはコマンドプロンプトのショートカットキー一覧をご覧ください。

通学型プログラミングスクールのテックジムでは、東京本校(永田町)で、自分のペースで課題を進めながら、つまずいたところをトレーナーに質問できます。キーボード操作から始めたい方は、無料講座の一覧もご覧ください。

よくある質問

Q. Macのctrlキーは、Windowsのctrlキーと同じですか?

同じではありません。WindowsのCtrlで行うコピーや保存などの操作は、Macではcommandキーで行います。Macのcontrolキーは、クリックと組み合わせた右クリックや、日本語入力の変換などに使います。

Q. Macで貼り付けのショートカットは何ですか?

command+Vです。周りの書式に合わせて貼り付けたいときはoption+shift+command+Vを使います。Finderでファイルを移動したいときは、command+Cでコピーしてから移動先でoption+command+Vを押します。

Q. キーボードだけでMacを再起動できますか?

Touch IDのない内蔵キーボードなら、control+電源ボタンで再起動などを選ぶダイアログが出ます。Touch ID搭載の場合は、キーボードのフォーカス移動を有効にしてcontrol+F2でメニューバーへ移り、アップルメニューから「再起動」を選びます。

Q. ショートカットが急に効かなくなったときは?

ほかのアプリとの競合、fnキーの押し忘れ、修飾キーの割り当て変更を順に確認します。「キーボードショートカット」の設定で警告アイコンが出ているショートカットは、別のアプリと競合しています。

あわせて読みたい

あわせて「No such file or directory」の原因と対処法【Python・Linux・Mac・Windows】、Permission deniedの原因と対処法、コマンドプロンプトのショートカットキー一覧も参考になります。

テックジム代表のメルマガから

このテーマに関連して、テックジム代表がメルマガ「グラさん通信」で書いた内容をもとにした記事です。

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