基本情報技術者試験の申し込み方法と試験日|受験の流れを解説

基本情報技術者試験を受けようと決めたものの、いつ申し込めばいいのか、いくらかかるのかが分かりにくい。この記事では、IPAの公式発表に基づいて申込みから受験までの流れを整理します。

試験の内容そのものは基本情報技術者試験とは?科目A・科目Bの出題形式と難易度で解説しています。

試験日は決まっていない

これが最初に押さえるべき点です。IPAの公式ページには次のように記されています。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)と基本情報技術者試験(FE)は、年間を通じてCBT(Computer Based Testing)方式で随時試験を実施しています。年間を通じて申込みを受け付けています

「春期」「秋期」といった決まった試験日はありません。自分の都合に合わせて日程を選べます。

公式によれば、基本情報技術者試験がCBT方式による随時実施になったのは、それ以前の制度からの移行によるものです。令和元年度までは春期・秋期、令和4年度までは上期・下期に実施されていました。

この性質は、学習計画の立て方に影響します。試験日から逆算するのではなく、準備が整った時点で申し込むという進め方ができます。

受験手数料

IPAの公式発表によれば、受験手数料は7,500円です。情報処理技術者試験は消費税込みとされています。

支払い方法として選べるのは次の3つです。

方法 内容
クレジットカード 申込み時に決済する
コンビニ/銀行ATM(Pay-easy) 申込み後に支払う
バウチャーチケット 事前に購入した電子的な前売りチケットを使う

バウチャーチケットについて、公式は「受験手数料の支払いに使用できる電子的な前売りチケット」と説明しています。従業員や学生など多数の方が受験する際に、企業や学校が個人に代わって受験手数料を一括して支払うことが可能とされています。

勤務先や学校が資格取得を支援している場合、この仕組みが使えないか確認してみてください。

申込みの手順

手順1:受験を申し込む

申込方法はインターネット申込みのみです。IPAの公式サイトから、基本情報技術者試験のCBT方式の申込受付ページへ進みます。

手順2:日程と会場を選ぶ

公式によれば、試験会場は全国に設置され、空席のある試験会場・試験実施日から各自の都合に合わせて選択して申し込みます。

希望の日程が埋まっている場合もあるため、余裕を持って申し込むことを勧めます。

手順3:受験手数料を支払う

選んだ方法で支払います。支払いが完了していないと受験できません。

手順4:試験当日

ここに大きな注意点があります。CBT方式では受験票が送付されません。

IPAの案内には、有効な本人確認書類を提示できない場合はいかなる理由でも受験できないと記されています。有効な書類の種類は申込み後の案内で必ず確認してください。

当日の持ち物や試験室への持ち込み制限についてはIPA試験のCBT方式とは?当日の流れと持ち込めるもので詳しく解説しています。

2026年12月以降の注意

IPAの公式ページには、通年試験について次の案内が掲載されています。

2026年12月28日以降に試験の休止を予定しておりますのでご注意ください

随時実施といっても、常に受けられるわけではありません。受験時期を検討している場合は、必ず公式サイトで最新の実施状況を確認してください。

CBT方式で受験できない場合

公式によれば、身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、年2回、筆記による方式の試験(特別措置試験)が実施されます。

ただし条件があります。公式には「申込みにはCBT方式での受験が困難であることへの証明書類の申請が必要」と記されています。身体障害者手帳や医師の診断書の画像データによる提出が求められます。

また、申込みの前に特別措置申請が必要で、申請期間と申込受付期間が別に設定されています。通常の申込みより早い段階で動く必要があります。

令和8年度の特別措置試験の実施日は、前期が2026年11月14日、後期が2027年3月20日とされています。

科目A試験免除制度

申込みの前に知っておきたい制度です。IPAの説明は次のとおりです。

IPAに認定された講座を受講し、修了試験に合格する(修了認定の基準を満たす)ことによって、基本情報技術者試験の科目A試験が免除される制度です

公式によれば、認定免除対象講座の一覧が公開されており、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象となっている講座もあります。

ただし注意があります。公式には「IPAでは講座の紹介及び教育訓練給付制度に関するお問い合わせには、お答えできません」と記されており、利用したい場合は直接講座開設者に問い合わせる必要があります。

また、IPAが提供する修了試験の過去問題と解答も公開されています。制度の利用を検討する場合、事前に難易度を確認できます。

申込み前のチェックリスト

  1. 受験手数料7,500円を用意する。または勤務先のバウチャーチケット制度を確認する
  2. 有効な本人確認書類を持っているか確認する
  3. 希望する時期に試験が実施されているか公式サイトで確認する
  4. 科目A試験免除制度を使う予定があるなら、先に講座を確認する
  5. 試験会場の場所と通いやすさを確認する

まとめ

  • 基本情報技術者試験は年間を通じてCBT方式で随時実施される
  • 受験手数料は7,500円(消費税込み)
  • 支払いはクレジットカード、コンビニ・銀行ATM、バウチャーチケットから選ぶ
  • 受験票は送付されず、本人確認書類がないと受験できない
  • 2026年12月28日以降は試験の休止が予定されている
  • 認定講座の修了で科目A試験が免除される制度がある

学習にかかる時間の見通しは基本情報技術者試験の勉強時間の目安で解説しています。

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