いずも空母化を徹底解説|改修スケジュール・費用・F-35B運用の全貌

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いずも型護衛艦の空母化とは?基本情報を解説

海上自衛隊が運用するいずも型護衛艦は、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)として設計されましたが、現在F-35B戦闘機の運用を可能にするための大規模な改修が進められています。1番艦「いずも」(DDH-183)と2番艦「かが」(DDH-184)の2隻が対象となっており、改修により事実上の軽空母としての能力を獲得します。

いずも型護衛艦の基本スペック

いずもは2015年に就役した海上自衛隊最大級の戦闘艦艇で、基準排水量は1万9500トンです。全長248メートル、幅38メートルの全通型飛行甲板を持ち、艦橋や煙突など途中を遮るものがない設計となっています。

なぜいずもの空母化が必要なのか?

南西諸島方面の防衛力強化

中国軍の脅威に対して、日本は陸上自衛隊の地対艦・地対空ミサイル部隊を石垣島や宮古島へ配備を進めるなど南西諸島方面の防衛力整備を図っており、いずも型の空母化もこうした動きの中で浮上してきました。

飛行場数の制約を補う

南西諸島エリアを防衛する場合、日本の弱点は飛行場の数がきわめて限られている点です。最初に飛行場がミサイルなどで攻撃された場合、戦闘機の発着が不可能になります。いずもに航空機搭載能力が備われば、陸上固定型の飛行場と違い自由に好きな場所に動けるため、攻撃側はこの備えに兵力を振り向けねばならず、侵攻能力がその分減殺されます。

防衛計画の大綱での位置づけ

2018年12月に発表された防衛計画の大綱(30大綱)では「戦闘機の運用の柔軟性を更に向上させるため、必要な場合には現有の艦艇からのSTOVL機の運用を可能とするよう、必要な措置を講ずる」とされ、31中期防では、必要な場合にSTOVL機を運用できるようにいずも型の改修を行う旨が明記されました。

いずも空母化改修の具体的内容

第1次改修:最小限の発着艦能力付与

いずもの1回目の改修は2021年6月に終了し、特殊な塗装などによる飛行甲板の耐熱処理工事や誘導灯の設置などが行われました。飛行甲板には艦首から艦尾まで1本の黄色い標示線(トラムライン)も引かれました。

飛行甲板には赤と白が交互に塗られたセーフ・パーキング・ラインが引かれ、この左舷側が滑走路、右舷側がエプロンとなります。4・5番スポット周辺の甲板塗料はすべて耐熱塗装のものに塗り替えられました。

第2次改修:艦首形状の矩形化

いずもは2024年11月1日に横浜市磯子区のジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所磯子工場に入渠し、2回目の軽空母化改修が始まりました。艦首を矩形(くけい)に変更する本体改造工事が予定されています。

もともとの艦首は台形ですが、細い先端部分での乱気流を抑えてF-35Bを安全に運用するために、甲板を横に付け足して矩形にすることが必要となっています。

矩形化によって、バウ・ラインを艦首側に移動させることができ、F-35Bの運用にあわせて艦内区画の整備も行われる予定です。

主な改修ポイント

  1. 飛行甲板の耐熱処理:F-35Bのジェット噴流に耐える特殊塗装
  2. 誘導灯・標示線の設置:黄色いトラムライン、ショート・テイクオフ・ライン等
  3. 艦首形状の変更:台形から矩形への大規模工事
  4. 電源設備の増強:監視制御盤などの追加
  5. 艦内区画の整備:F-35B運用のための動線確保

いずも・かが改修スケジュールの最新情報

いずも(1番艦)のスケジュール

  • 第1次改修:2020年度~2021年6月完了
  • F-35B発着艦試験:2021年10月実施成功
  • 第2次改修:2024年11月~2027年度完了予定

いずもの軽空母化改修は2027(令和9)年度中にすべて終了する予定で、それまでの今後3年間は同工場でドック入りしたままになります。

かが(2番艦)のスケジュール

  • 第1次改修:2021年度末~2024年4月完了
  • 艦首矩形化:いずもに先駆けて完了
  • F-35B艦上運用試験:2024年10~11月実施
  • 第2次改修:2026年度~2028年度完了予定

かがは2024年4月、広島県呉市のJMU呉事業所で1回目の軽空母化改修を完了し、いずもに先駆けて艦首が矩形に改修されました。かがの2回目の改修は2026年度から実施され、2028年度にすべての改修が終わる予定です。

F-35B戦闘機との関係

F-35Bの発着艦試験実績

2021年10月5日、防衛省は、アメリカ海兵隊岩国航空基地に属するF-35B戦闘機2機が3日に護衛艦いずもで発着艦試験を実施していたことを発表しました。実施海域は四国沖で、海上自衛隊の艦艇にF-35Bが発着艦するのは初めてとなりました。

防衛省は2024年10月21日、アメリカ西海岸のカリフォルニア州サンディエゴ沖でアメリカ軍のステルス戦闘機F-35Bがかがへの初めての着艦に成功したと発表しました。

日本のF-35B配備計画

防衛省は、F-35Bの国内配備先としては宮崎県新富町にある空自新田原基地を計画しており、2024年12月には「臨時F35B飛行隊」(仮称)を新設する予定です。航空自衛隊へ引き渡される予定のF-35Bは42機の予定です。

いずも空母化の予算と費用

年度別予算の推移

令和2年(2020年)度でいずもの改修費31億円が計上され、F-35B発着艦を可能にするための最小限の改修が行われました。

2024年度防衛予算では艦首変更のための本体改造費に409億円、着艦誘導装置に6億円などが計上されました。

2025年度予算では、いずも型護衛艦の改修費用として約18億円が要求され、具体的にはいずもの改修が終わるまでに必要な電源監視制御盤などの工事費用が確保されます。

憲法との整合性と「攻撃型空母」ではない理由

政府見解:多用途運用護衛艦

改修後も同型が多機能の護衛艦として多様な任務に従事することや、憲法上保持し得ない装備品に関する従来の政府見解に変更がないことが確認されました。

カタパルトやスキージャンプ台は非設置

カタパルトやスキージャンプ台の設置の予定はありません。これにより、大規模な航空攻撃作戦を主目的とする「攻撃型空母」ではなく、あくまで防衛目的の多用途艦としての位置づけを維持しています。

搭載能力の違い

中国の空母「遼寧」の戦闘機搭載が約40機あるのに対し、いずも型の搭載能力は10機程度と見られています。この搭載数の差も、攻撃型空母との違いを示す要素となっています。

いずも空母化のメリットと課題

メリット

  1. 柔軟な運用:陸上固定型の飛行場と違い、艦の利点は自由に好きな場所に動けることです
  2. 防衛力の向上:離島防衛における航空戦力の前方展開が可能
  3. 災害対応能力:大地震など災害時に、物資や人員の輸送、医療などで活躍した実績があります
  4. 同盟国との連携:米軍のF-35Bも運用可能

課題

  1. 乗員の訓練:定期検査期間中、いずもの約470人の乗員は、乗員による艦艇の整備作業に従事するとともに、技能維持向上に必要な教育訓練等を実施しています
  2. 運用コスト:改修費用に加え、維持運用費の確保
  3. 同時ドック入り期間:いずもとかがの定期検査及び特別改造を行う時期が重なっている期間がありますが、その間は海上自衛隊が保有する他の艦艇等の運用を調整することで、海上防衛への影響を極限させることとしています

まとめ:いずも空母化の意義と今後の展望

固定翼戦闘機を運用することで、戦後初となる事実上の「空母」としての改装が進められている海上自衛隊のいずも型護衛艦は、日本の防衛力強化において重要な役割を果たします。

改修完了のタイムライン

  • いずも:2027年度完了予定
  • かが:2028年度完了予定

両艦の軽空母改修の完了は2027、2028両年度が見込まれており、両艦の飛行甲板に日本のF-35Bが実際に発着艦するのはまだ月日がかかります。

いずも型の空母化は、専守防衛の理念を維持しながら、変化する安全保障環境に対応するための重要な取り組みです。完成後は、南西諸島を中心とした日本の防衛力を大きく向上させることが期待されています。


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最終更新:2025年11月

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