Google検索の隠しコマンド一覧|今も動くものだけ検証【2026年10月】

この記事の内容は、2026年9月25日に実際のブラウザで動作を確認し、10月13日に再確認したものだけを載せています。Googleの隠しコマンドは予告なく追加・削除されます。古い記事に載っているコマンドが動かないのは、あなたの入力が悪いのではなくすでに終了していることが多いためです。

今動くGoogle隠しコマンド一覧(2026年10月13日確認)

結論:今も動くGoogleの隠しコマンドは、画面が変わる「askew」「do a barrel roll」「recursion」と、検索するだけで使える公式のツール・ゲームです。どれもGoogleの検索窓に入れるだけで動きます。

検索する言葉 何が起きるか 種類
askew 検索結果の画面が1度だけ傾く イースターエッグ
do a barrel roll 画面が1回転する イースターエッグ
recursion 「もしかして: recursion」と同じ語を提案してくる イースターエッグ
サイコロを振る サイコロ(4〜20面)を振れる ツール
コイントス 表か裏かを決める ツール
タイマー 5分 5分のタイマーが動き、タブの名前が残り時間になる ツール
電卓 関数電卓が出る ツール
カラー選択ツール HEX・RGB・CMYKなどを変換できる ツール
メトロノーム/チューナー/スピナー/瞑想 それぞれの道具がその場で使える ツール
ソリティア 「Google のゲーム」の一覧が出て、11種類のゲームが遊べる ゲーム

それぞれの詳しい動きは、下の各節で説明します。仕事で役に立つのは、最後に紹介する検索演算子のほうです。

「隠しコマンド」は3種類ある

ひとまとめに語られがちですが、性質がまったく違う3種類が混ざっています。これを分けて考えると、何が使えて何が消えるのかが分かります。

種類 中身 消える可能性
検索演算子 site: filetype: など。仕事で使える 低い(正式な機能)
ツール・ゲーム 電卓・タイマー・ソリティアなど。Googleが公式に提供 低い
イースターエッグ 画面が傾く・回るなどの遊び 高い(予告なく終了する)
「隠しコマンドが動かない」の多くは3つ目の話です

Googleが公式に出しているツール(実際の画面から確認)

「サイコロを振る」などで検索すると、Googleのツール一覧パネルが表示されます。そこに並んでいたのが次の8つです。ブログの寄せ集めではなく、Google自身が出している一覧です。

検索する言葉 出てくるもの
電卓 関数電卓。Deg/Rad切り替え、sin・cos・log・π・e まで使える
サイコロを振る 4・6・8・10・12・20面のダイス。複数個を同時に振れて合計も出る
コイントス 表か裏かを決める
タイマー 「タイマー 5分」のように指定するとページのタイトルが 05:00 になる
ストップウォッチ タイマーと同じ画面で切り替えられる
カラー選択ツール HEX・RGB・CMYK・HSV・HSL を相互に変換できる
メトロノーム BPMを指定して鳴らせる
チューナー 楽器の音程を合わせる
スピナー ルーレット。選択肢を決めるときに
瞑想 呼吸に合わせたタイマー
2026年9月25日に実際の検索結果から確認(10月13日に再確認)。Googleのツールパネルに掲載されているもの

「カラー選択ツール」は開発者に実用的です。デザイナーから受け取ったHEXをCMYKに直す、といった変換が検索窓だけで完結します。ツールを探してインストールする必要がありません。

Googleのゲーム(公式パネルの一覧)

「ソリティア」で検索すると「Google のゲーム」パネルが出ます。2026年9月25日時点で並んでいたのは11種類でした。

ゲーム ジャンル
ソリティア カード
ヘビ(スネーク) クラシック
マインスイーパ パズル
パックマン クラシック
ブロック崩し クラシック
野球 スポーツ
ガーデンノーム アクション
カラータイル パズル
ポップコーン マルチプレーヤー型
チックタックゴー パズル
チャンピオン アイランド アドベンチャー
2026年9月25日に「ソリティア」の検索結果から確認(10月13日に再確認、11種類のまま)

いずれもインストール不要で、ブラウザでそのまま動きます。仕事の合間の気分転換に使う人が多いようです。

画面が変わるイースターエッグ

askew ― 画面が「ちょうど1度」傾く

askew と検索すると、検索結果の画面がわずかに傾きます。どれくらい傾いているのか、実際に調べました。

# ブラウザで検索結果の要素に適用されていた変形
transform: matrix(0.999848, 0.0174524, -0.0174524, 0.999848, 0, 0)

この行列を角度に直すと ちょうど 1.0 度です(sin θ = 0.0174524 → θ = 1°)。「なんとなく傾いている」のではなく、きっちり1度に設定されています。

これはCSSの transform という仕組みです。Webページの要素を回転・拡大・移動させる機能で、数字を変えれば自分のサイトでも同じことができます。「隠しコマンド」の正体は、特定の検索語のときにこのCSSを足しているだけです。

do a barrel roll ― 画面が1回転する

do a barrel roll(または「一回転」)で画面が360度回ります。半角英数字で、PCのブラウザのほうが安定して動きます。スマホや全角入力では反応しないことがあります。

recursion ― 「もしかして」で自分を提案してくる

recursion(再帰)と検索すると、Googleが「もしかして: recursion」と同じ語を提案してきます。再帰とは「自分自身を呼び出すこと」なので、それを検索結果で表現した冗談です。

再帰はプログラミングの基本的な考え方です。仕組みはRecursionError(再帰の深さ超過)で解説しています。

終了したコマンドもあります。zerg rush(画面を侵食するゲーム)のように、以前は動いたが現在は反応しないものがあります。let it snow のように季節限定のものもあります。動かなくても、入力の仕方が悪いとは限りません。

仕事で本当に効くのは「検索演算子」のほう

遊びのコマンドより、こちらを覚えるほうが毎日の時間を削れます。これらは正式な機能なので、消える心配もほぼありません。

書き方 意味
"完全一致させたい語" その並びのまま含むページ。エラーメッセージを調べるとき
検索語 -除外語 その語を含まないページ。広告記事を外すとき
site:example.com そのサイトの中だけ。公式ドキュメントを読むとき
after:2026-01-01 その日以降のページ。古い情報を除くとき
filetype:pdf ファイル形式を指定。資料や統計を探すとき
すべて半角で入力します
# エラーメッセージを完全一致で、かつ最近のページに絞る
"IndentationError: unexpected indent" after:2025-01-01

検索演算子は種類が多いので、別記事にまとめました。期間・除外・言語の指定、組み合わせの実例、そしていま動かなくなった cache: link: related: まで、実際に試した結果を載せています。→ Googleの便利な検索コマンド一覧|実際に試して動くものだけ

よくある質問

隠しコマンドが動きません

半角英数字で入力してください。全角だと反応しないものがあります。それでも動かない場合はすでに終了している可能性があります。とくに画面が変わる系は、Googleの都合で予告なく消えます。

スマホでも使えますか?

ツールやゲームはスマホでも動きます。画面が回る・傾く系はPCのブラウザのほうが安定します。

仕事で役に立つのはどれですか?

検索演算子です。とくに "完全一致" と after: の2つは、調べものの時間を目に見えて減らします。

なぜGoogleはこんな機能を入れているのですか?

明確な説明は公表されていません。技術者の遊び心として作られ、話題になったものが残っているという見方が一般的です。いずれにせよ公式の機能ではないので、いつ消えても文句は言えません。

関連記事

検索で調べる力そのものについてはエラーメッセージとの向き合い方、AIを使った調べ方はGeminiアプリの使い方も参考になります。

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まとめ

Googleの隠しコマンドは検索演算子・公式ツール・イースターエッグの3種類に分かれます。消えるのは3つ目だけで、前の2つは安定して使えます。

遊びで言えば、askew はきっちり1度傾き、Googleのゲームは11種類が公式パネルに並んでいます。ただし仕事の時間を削るのは検索演算子のほうです。"完全一致" と after: だけでも覚えて帰ってください。

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