Claude Codeの環境構築方法|インストールから初回起動まで初心者向けに解説
Claude Codeを使ってみたいけれど、「何をインストールすればいいのか分からない」「ターミナルを使ったことがない」「MacとWindowsでは手順が違うの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
Claude Codeは、ターミナルから操作して、AIにコードの作成や修正、ファイルの確認などを依頼できる開発ツールです。
この記事では、Claude Codeを初めて使う方を対象に、インストールからログイン、初回起動、動作確認までの環境構築方法を解説します。
macOS、Windows、Linux、WSLでClaude Codeを使い始めるための基本的な流れも紹介します。
Claude Codeの環境構築とは?
Claude Codeの環境構築とは、Claude Codeを自分のパソコンから利用できる状態にするための準備のことです。
基本的には、次のような作業を行います。
- 利用するパソコンの環境を確認する
- Claude Codeをインストールする
- Claudeのアカウントでログインする
- 作業するプロジェクトを用意する
- Claude Codeを起動する
- 簡単な指示を出して動作を確認する
Claude Codeの公式ドキュメントでは、macOS、Linux、Windowsなどの環境に対応したインストール方法が案内されています。WindowsではWSLやGit for Windowsを利用する方法もあります。
Claude Codeの環境構築に必要なもの
Claude Codeを始める前に、次のものを用意します。
- Claude Codeをインストールするパソコン
- ターミナルまたはコマンドプロンプト
- Claudeのアカウント
- インターネット接続
- Claude Codeで操作するプロジェクト
Claude Codeはターミナルから利用するため、ターミナルの基本操作を知っておくとスムーズです。
ただし、ターミナルを使った経験がなくても、基本的なコマンドを覚えながら利用できます。
Claude Codeの対応環境
Claude Codeは複数のOSで利用できます。
| 環境 | 主な利用方法 |
|---|---|
| macOS | ネイティブインストーラー、Homebrewなど |
| Windows | PowerShell、WSL、Git for Windowsなど |
| Linux | ネイティブインストーラーなど |
| WSL | Linux環境として利用 |
現在のClaude Code公式ドキュメントでは、macOS、Linux、WSL向けのネイティブインストールや、Windows PowerShell向けのインストール方法などが案内されています。
Claude Codeをインストールする
Claude Codeには複数のインストール方法があります。
現在の公式ドキュメントでは、ネイティブインストーラーが推奨されており、HomebrewやWinGetなども利用できます。npmによるインストールも可能ですが、その場合はNode.js 22以降が必要です。
Mac・Linux・WSLにインストールする
macOS、Linux、WSLでは、ターミナルから次のコマンドを実行できます。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
インストールが完了したら、Claude Codeが利用できるか確認します。
claude --version
バージョン番号が表示されれば、インストールは完了です。
公式のクイックスタートでも、このネイティブインストール方法が案内されています。
macOSにHomebrewでインストールする
Homebrewを利用しているMacユーザーは、HomebrewからClaude Codeをインストールすることもできます。
brew install --cask claude-code
インストール後、次のコマンドで確認します。
claude --version
Homebrewを使っている場合は、Claude Codeの更新もHomebrewから行います。公式ドキュメントでは、Homebrew版はネイティブインストールとは更新方法が異なることが説明されています。
Windowsにインストールする
WindowsではPowerShellを使ってClaude Codeをインストールできます。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
インストール後、PowerShellで次のコマンドを実行します。
claude --version
バージョン番号が表示されれば、Claude Codeがインストールされています。
WindowsではWSLを利用する方法や、Git for Windowsを利用する方法もあります。公式ドキュメントでは、ネイティブWindows環境ではGit for Windowsが推奨されています。
WindowsにWinGetでインストールする
WinGetを利用できるWindows環境では、次の方法もあります。
winget install Anthropic.ClaudeCode
インストール後に、次のコマンドで確認します。
claude --version
WinGetでインストールした場合は、更新もWinGetを使って行います。
npmでClaude Codeをインストールする
Node.js 22以降がインストールされている場合は、npmを利用する方法もあります。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストール後に、次のコマンドで確認します。
claude --version
ただし、現在の公式ドキュメントではネイティブインストーラーが推奨されています。npm方式を利用する場合は、Node.jsの環境も必要になります。
npmでインストールするときは、sudoを付けて実行しないことも重要です。公式ドキュメントでは、sudoによるnpmインストールは権限問題につながる可能性があるため避けるよう案内されています。
Claude Codeのインストールを確認する
Claude Codeをインストールしたら、まずバージョンを確認します。
claude --version
バージョン情報が表示されれば、Claude Codeのコマンドを実行できる状態です。
環境の診断には、claude doctorも利用できます。
claude doctor
公式ドキュメントでも、インストール後の確認方法としてclaude doctorが案内されています。
Claude Codeにログインする
Claude Codeをインストールしたら、Claudeのアカウントでログインします。
まず、ターミナルで次のコマンドを実行します。
claude
初回起動時にはログインを求められる場合があります。
画面の指示に従ってブラウザを開き、Claudeのアカウントで認証します。
公式クイックスタートでも、claudeを起動した後、必要に応じて/loginを使ってログインする手順が案内されています。
Claude Codeをプロジェクトで起動する
Claude Codeは、作業するプロジェクトのディレクトリから起動すると使いやすくなります。
例えば、ターミナルでプロジェクトのフォルダへ移動します。
cd ~/my-project
その状態で、Claude Codeを起動します。
claude
Claude Codeが起動すると、プロジェクト内のファイルを確認したり、コードについて質問したりできるようになります。
Anthropicの公式ガイドでも、プロジェクトディレクトリへ移動してからclaudeを実行する流れが紹介されています。
Claude Codeの初回起動後に試すこと
環境構築が終わったら、まず簡単な質問をしてみましょう。
例えば、次のように入力します。
このプロジェクトにはどんなファイルがありますか?
さらに、次のような質問もできます。
このプロジェクトの構成を初心者向けに説明してください。
コードを変更する前に、まずプロジェクトの構造を説明してもらうと、Claude Codeがどのように動作するのか理解しやすくなります。
動作要件を正確に確認する
「インストールしたのに動かない」の原因が、そもそも要件を満たしていないことだった、という例は少なくありません。公式に示されている条件は次のとおりです。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| macOS | 13.0 以上 |
| Windows | Windows 10 バージョン1809以上、または Windows Server 2019以上 |
| Ubuntu | 20.04 以上 |
| Debian | 10 以上 |
| Alpine Linux | 3.19 以上 |
| メモリ | 4GB 以上 |
| CPU | x64 または ARM64 |
| シェル | Bash / Zsh / PowerShell / CMD |
とくに注意が必要なのがmacOSです。以前は macOS 12 でも動いていましたが、13.0以上が必須に変わりました。ある日突然使えなくなった場合はこれが原因のことがあります。対応機種の一覧とアップデート手順はClaude Codeが突然使えない?macOS 13.0以上に変更で解説しています。
また、Claude Code の利用には Pro・Max・Team・Enterprise・Console のいずれかの契約が必要です。claude.ai の無料プランには含まれていません。
Windowsはネイティブか WSL かを先に決める
Windowsには2つの動かし方があり、できることが変わります。インストールしてから迷わないよう、先に決めておいてください。
| ネイティブWindows | WSL 2 | |
|---|---|---|
| 必要なもの | なし(Git for Windows は任意) | WSL 2 の有効化 |
| サンドボックス | 使えない | 使える |
| 向く場面 | Windows向けのプロジェクト・ツール | Linuxのツールチェーン、隔離実行 |
| インストール場所 | PowerShell または CMD | WSLのターミナルの中 |
WSLを選んだ場合、インストールも起動もWSLのターミナルの中で行います。PowerShellやCMDからではありません。ここを取り違えると、二重にインストールした状態になります。
Git for Windows を入れるかどうか
ネイティブWindowsでは、Git for Windows の有無でClaude Codeが使うシェルが変わります。
- 入れていない場合:PowerShellを使ってコマンドを実行します
- 入れている場合:Git Bash を使い、Bashのコマンドが扱えるようになります
Git Bash の場所が自動で見つからないときは、設定ファイルでパスを指定できます。
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
}
}
WSLで使う場合、Git for Windows は不要です。
PowerShell と CMD を間違えない
Windowsのインストールで最も多い失敗が、シェルの取り違えです。プロンプトの表示で見分けられます。
| プロンプト | シェル | 実行するコマンド |
|---|---|---|
PS C:\Users\名前> |
PowerShell | irm https://claude.ai/install.ps1 | iex |
C:\Users\名前> |
CMD | curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd |
管理者権限で実行する必要はありません。
Linuxはパッケージマネージャーからも入れられる
ネイティブインストーラーのほかに、apt・dnf・apk のリポジトリが公開されています。システムの更新手順に乗せたい場合はこちらが向いています。
Debian・Ubuntu(apt)
sudo install -d -m 0755 /etc/apt/keyrings
sudo curl -fsSL https://downloads.claude.ai/keys/claude-code.asc \
-o /etc/apt/keyrings/claude-code.asc
echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/claude-code.asc] https://downloads.claude.ai/claude-code/apt/stable stable main" \
| sudo tee /etc/apt/sources.list.d/claude-code.list
sudo apt update
sudo apt install claude-code
更新は sudo apt update && sudo apt upgrade claude-code です。
Fedora・RHEL(dnf)/Alpine(apk)
dnf は /etc/yum.repos.d/claude-code.repo にリポジトリを登録してから sudo dnf install claude-code、Alpine は署名鍵を置いてから apk add claude-code です。
Alpine のような musl 系のディストリビューションでは、事前に依存パッケージが必要です。
apk add bash curl libgcc libstdc++ ripgrep
更新のされ方は入れ方で変わる
ここは見落とされがちですが、インストール方法によって自動更新されるかどうかが違います。
| インストール方法 | 自動更新 | 手動更新のコマンド |
|---|---|---|
| ネイティブインストーラー | される | claude update |
| npm | される | npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest |
| Homebrew | されない | brew upgrade claude-code |
| WinGet | されない | winget upgrade Anthropic.ClaudeCode |
| apt / dnf / apk | されない | 各パッケージマネージャーの更新 |
Homebrew や WinGet で入れたまま放置すると、古いバージョンを使い続けることになります。「最新の機能が使えない」と感じたら、まず更新方法を確認してください。
直近の更新結果は claude doctor で確認できます。
アンインストールと入れ直し
ネイティブインストールの場合は、次の2つを削除します。
rm -f ~/.local/bin/claude
rm -rf ~/.local/share/claude
Homebrew は brew uninstall --cask claude-code、WinGet は winget uninstall Anthropic.ClaudeCode、npm は npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code です。
削除したはずなのに claude が動く場合、別の方法でも入れている(二重インストール)可能性があります。次のコマンドで確認してください。
which -a claude
なお設定ファイル(~/.claude と ~/.claude.json)を消すと、許可ルール・MCPの設定・セッション履歴がすべて失われます。入れ直しが目的なら残しておいてください。
Claude Codeの環境構築でよくある問題
「claude: command not found」と表示される
claudeを実行して「command not found」と表示される場合は、Claude Codeの実行ファイルがPATHに登録されていない可能性があります。
まず、ターミナルを一度終了して、新しいターミナルを開いてから再度確認してください。
claude --version
それでも解決しない場合は、公式のトラブルシューティングやclaude doctorを確認します。
Claude CodeのFAQでも、インストール後にclaude: command not foundが発生するケースとPATHに関する対処方法が案内されています。
Windowsでインストール方法が分からない
Windowsでは、PowerShell、WSL、Git for Windowsなど複数の方法があります。
まずは公式に案内されているPowerShellでのネイティブインストールを試し、それぞれの開発環境に合わせてWSLなどを選択するとよいでしょう。
npmのインストールで権限エラーが出る
npmを使ってインストールしている場合、権限エラーが発生することがあります。
このとき、安易にsudo npm install -gを実行するのではなく、npmの権限設定を確認してください。
公式ドキュメントでも、sudoを使ったnpmインストールは推奨されていません。
ここに挙げた以外のエラーは、Claude Code エラー対処ガイド|インストール・起動・実行時のエラーを症状別に解決に症状からの逆引き表としてまとめています。
Claude Codeの環境構築が終わったら何をする?
Claude Codeのインストールと初回起動ができたら、次は実際の使い方を覚えていきましょう。
Claude Codeでは、自然言語で指示を出して、ファイルの確認、コードの作成、コードの修正、エラーの調査などを行えます。
Claude Codeの基本的な仕組みや、できること、基本的な使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
Claude Codeとは?使い方・できることを初心者向けに解説
Claude Codeを実際に使ってみたい方へ
Claude Codeは、実際に操作してみると理解しやすいツールです。
テックジム東京本校では、Claude Codeを初めて使う方を対象に、実際にPCを操作しながら学べる無料の対面講座を開催しています。
東京・永田町でClaude Codeを実際に体験してみたい方は、講座ページをご覧ください。
Claude Code無料講座|初心者向け・東京で学べる対面講座
Claude Codeの環境構築に関するFAQ
Claude CodeのインストールにはNode.jsが必要ですか?
現在の公式ドキュメントでは、ネイティブインストーラーを利用する方法ではNode.jsを別途用意する必要はありません。npm方式でインストールする場合はNode.js 22以降が必要です。
Claude CodeはWindowsで使えますか?
はい。Windowsでも利用できます。PowerShellによるネイティブインストールのほか、WSLやGit for Windowsを利用する方法があります。
Claude CodeはMacで使えますか?
はい。macOSで利用できます。ターミナルからネイティブインストーラーを利用する方法や、Homebrewを利用する方法があります。
Claude Codeをインストールした後は何をすればいいですか?
claude --versionでインストールを確認し、claudeを起動してログインします。その後、作業するプロジェクトのディレクトリでClaude Codeを起動して、簡単な質問をしてみましょう。
Claude Codeを無料で使えますか?
Claude Codeの利用には、利用するClaudeのプランや認証方法などによって条件があります。Claude Codeそのもののインストールと、Claudeのサービス利用料金は分けて考える必要があります。
まとめ
Claude Codeの環境構築は、基本的に次の流れで進められます。
- 利用するOSを確認する
- Claude Codeをインストールする
claude --versionで確認するclaudeを起動する- Claudeのアカウントでログインする
- プロジェクトディレクトリでClaude Codeを利用する
- 簡単な質問をして動作を確認する
現在はmacOS、Windows、Linux、WSLなど複数の環境でClaude Codeを利用できます。まずは自分の環境に合ったインストール方法を選び、Claude Codeを起動できるところまで進めてみましょう。
Claude Codeの基本的な使い方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
Claude Codeとは?使い方・できることを初心者向けに解説
実際にClaude Codeを操作しながら学びたい方は、テックジム東京本校の無料・対面講座も利用できます。




