三橋貴明とは?経歴・経済思想・YouTube活動を徹底解説【2025年最新】
三橋貴明のプロフィールと経歴
三橋貴明(みつはし たかあき)氏は、日本を代表する経済評論家であり、中小企業診断士として活動する人物です。1969年11月22日生まれ、東京都出身。
学歴とキャリア
東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部を卒業後、外資系IT企業、NEC、日本IBMといった大手IT企業で実務経験を積みました。2008年に中小企業診断士として独立し、三橋貴明診断士事務所(現在の経世論研究所)を設立しています。
ブレイクのきっかけ
三橋氏が一躍有名になったのは、2007年に発表した著書『本当はヤバイ!韓国経済』がベストセラーとなったことがきっかけでした。当初はインターネット掲示板「2ちゃんねる」で「三つ子の赤字神」というハンドルネームで経済分析を投稿しており、ネット界隈で支持を集めていました。
主な活動内容
YouTube「三橋TV」での情報発信
2025年現在、YouTubeチャンネル「三橋TV」は登録者数が90万人近くに達しており、経済の仕組みや社会問題をわかりやすく解説することで多くの視聴者から支持を得ています。YouTubeからの収入は年間約3,900万円と推定されており、主要な収入源の一つとなっています。
著書と執筆活動
三橋氏はこれまでに多数の著書を発表しています。主な著作には以下があります。
- 『本当はヤバイ!韓国経済』(2007年)
- 『財務省が日本を滅ぼす』(2017年)
- 『自民党の消滅』(2020年)
- 『財政破綻論の嘘 99%の日本人を貧乏にした国家的詐欺のカラクリ』(2022年)
- 『日本経済 失敗の本質―誤った貨幣観が国を滅ぼす』(2023年)
- 『コメ消滅〜自民党と財務省が日本国民を飢えさせる!』(2025年5月)
講演活動とコンサルティング
全国各地で講演活動を行っており、講演料は推定50〜100万円程度とされています。また、経世論研究所の所長として企業向けコンサルティングも実施しています。
三橋貴明の経済思想
MMT(現代貨幣理論)の支持
三橋氏は日本におけるMMT(現代貨幣理論)の代表的な論者の一人として知られています。政府が積極的に財政出動を行い、国内の需要を創出することが不可欠だと訴えています。
財務省と緊縮財政への批判
長期にわたるデフレ経済が国民の所得を押し下げ、少子化や社会保障制度の不安定化を招いていると主張しており、特に財務省の緊縮財政路線に対して強い批判を展開しています。
保守派とも異なる独自のスタンス
本人も「私は保守派ではない」と繰り返し述べており、むしろ「日本をどうしたら豊かにできるか」という実利的な視点に立った発言が目立ちます。従来の保守主義とも新自由主義とも異なる、独自の経済観を持っています。
政治活動との関わり
安倍晋三氏への支持
2012年に安倍晋三が自由民主党総裁選挙への出馬を表明すると、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」発起人に名を連ね、アベノミクスを肯定的に評価していました。ただし、2013年には構造改革特区構想や雇用規制緩和を批判して第2次安倍内閣を「レントシーキング内閣」と表現するなど、一貫して支持していたわけではありません。
参政党との関係
2025年5月の参院選東京選挙区で参政党から出馬したsaya議員の選挙戦で街頭演説などで応援し、当選に大きく貢献したとされています。
ブログとメールマガジン
三橋氏は積極的にオンラインでの情報発信を行っています。
- ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」を運営
- メールマガジン「三橋貴明の『新』日本経済新聞」「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」を配信
- かつては一日のアクセスユーザー数が12万人を超え、推定ユーザー数36万人に達していました
最近の活動と話題
食料安全保障への警鐘
2025年5月に緊急出版した『コメ消滅』では、日本の米農家の平均年齢が70歳を超え、農家の時給が10円程度という現状を指摘し、このままでは10年後に日本の米が消滅すると警告しています。
年収と資産状況
2025年現在、年収は3,000万円を超えるとも言われており、YouTube活動、講演会、著書の印税など、多様な収入源を持っています。
過去の問題と最近の騒動
DV事件
2018年に当時の妻への暴行容疑で逮捕された経緯があります。
2025年10月のSNS投稿問題
2025年10月10日、三橋氏がX(旧Twitter)で4名の実名を挙げて脅迫的な内容の投稿を行い、大きな波紋を呼びました。これは参政党のsaya議員が着用していたドレスに対する批判が発端となったとされています。
まとめ
三橋貴明氏は、MMTの普及や財務省批判を中心とした独自の経済理論を展開する経済評論家として、YouTubeやブログ、著書を通じて精力的に情報発信を続けています。賛否両論はありますが、日本経済の課題について独自の視点から問題提起を行う論者として一定の影響力を持つ人物と言えるでしょう。
経済政策、特に財政政策や食料安全保障に関心がある方にとって、三橋氏の主張は一つの参考となる視点を提供しています。ただし、どの評論家の主張についても、複数の情報源と照らし合わせながら、批判的に検討することが重要です。
■「らくらくPython塾」が切り開く「呪文コーディング」とは?
■初心者歓迎「AI駆動開発/生成AIエンジニアコース」はじめました!
テックジム東京本校で先行開始。
■テックジム東京本校
格安のプログラミングスクールといえば「テックジム」。
講義動画なし、教科書なし。「進捗管理とコーチング」で効率学習。
対面型でより早くスキル獲得、月額2万円のプログラミングスクールです。
<短期講習>5日で5万円の「Pythonミニキャンプ」開催中。
<オンライン無料>ゼロから始めるPython爆速講座



