【売り手市場?】ITエンジニアの働き方~みんなのプログラミングVol.2~
ITエンジニアとプログラマーの違いとは?
基本的には同義です。
ただエンジニアには上流工程の設計やマネジメントなど、コードを書かない人もいるので、コードを書いている方を総称してプログラマーと言ったりします。
■エンジニアの働き方(稼ぐ方法)
ITエンジニアの働き方は、受託、派遣、自社開発の3つにわけられます。
これを会社に属して行うか、フリーランスとして行うことになります。
フリーランスのメリットは中抜き分が全取りになるだけで、給与が保証されない、自分で稼がなければならないというデメリットがあります。
会社で実務を経験してからフリーで活躍する、みたいなイメージを持っている人も多いと思いますが、実際はフリーで働いてみて、収入が不安定だったり、孤独を感じたりという理由で会社員に戻る人もいるので、働き方は自分次第です。
■エンジニア・プログラマーは売り手市場?
現在プログラマー人口は110万人。2030年には80万人が不足するといわれていますが、嘘ではないかという根拠もあります。その根拠は以下の3つです。
・この10年間、未経験転職エンジニアが増え、高確率で使い物にならなかった。
・コロナをきっかけ未経験エンジニアの門戸が閉ざされたが、十分にまわっていた。
・プログラミング教育必須化により1200万人がプログラミング教育をうける
現在は、売り手市場でも買い手市場でもない状況です。
プログラミングは技術職ですが、これからは専門性だけではなく、通常の社会人と同じように案件のマネジメントができたり、クライアントや上司の意向をくみ取れる能力が求められてきております。
需要が高まる職業だが、安泰というわけでもない
しかし、自分の地位をしっかり築くことができれば、競争に陥らずに稼げて、活躍の幅が広い職種であることは間違いありません。
また、作るものに原価があまりかからないので、起業したりチャレンジするにはリスクの低い職種といえるかもしれません。
むしろ最低限のプログラミング知識はIT業界では必須だと考えておいた方が良いでしょう。
これからも動画で扱っていきますが、エンジニアと会話ができないマネージャーや、営業担当はIT企業のみならず、社内で生き残っていくことが厳しくなるような業界が増えていくことでしょう。
職業としてのエンジニアリング、プログラミングに加えて、素養としてのプログラミングというものがどんどん必要になるのは間違いのないところです。