【世代別で違う】プログラミングを勉強する方法(小学生・中学生・高校生・大学生・社会人)

2020年現在、日本のプログラマー人口は92万人で、このままプログラマー人口が増えないとすると、2030年には80万人のプログラマーが不足と言われております。

一方で2020年からは就学者対象にプログラミング教育が必須化となり、3年以内に、小学生637万人、中学生325万人、高校生322万人、合計1284万人がプログラミングの授業を受けることになります。

また、大学生(270万人)では、文系・理系とわず、機械学習のニーズがあり、また就職に有利との側面から、プログラミング需要は伸びております。

すなわち、1554万人の中から80万人を生み出せば良いことになりますが、この花形キャリアにありつけるのは5%の狭き道ともいえるのです。

そこで、プログラミングに興味を持った方がより確率高く、ITエンジニアになれるべく、もっとも適した学習法をお伝えしたいと思います。

【動画公開】ここで差がでる。未経験者のためのエンジニア就職術とキャリア形成戦略。

●小学生がプログラミングを勉強する方法

低学年は、キーボードのローマ字入力が難しいため、「Scratch」で遊んでみるのがいいでしょう。
高学年は、「JavaScript」からはじめてみてください。あわせてHTMLとCSSを使って、ホームページを作ってみてください。
サーバーにアップロードをすることでお友達にも見てもらうことができます。


●中学生がプログラミングを勉強する方法

中学生も「JavaScript」からはじめてみましょう。
てHTMLとCSSを使ってゲームを作ってみてください。
簡単なゲームを作るにはJavaScriptが最適です。
サーバーにアップロードをすることでお友達にもプレイしてもらうことができます。
さらに上を目指したい方は「Ruby on Rails」に挑戦してみてください。


●高校生がプログラミングを勉強する方法

高校生は「Ruby on Rails」からはじめてみましょう。
やる気とスキル次第では、どんなサービスでも作れます。
「Ruby on Rails」はサーバー上で動く言語です。
サーバー環境構築にはHerokuというサービスを使いましょう。無料で使うことができます。


●大学生がプログラミングを勉強する方法

大学生は就職活動が絡みますので学習方法がガラっと変わります。
文系・理系のどちらかが有利かというのは関係なく、やる気次第です。
「Ruby on Rails」もあわせて、「Python」を学ぶといいでしょう。
というのも、AIライブラリーが豊富ですし、多くのデータサイエンティストがPythonを使っています。
自分が面白いと思うオリジナルサービスをいくつか作ってギットハブで公開しておくと、就職活動の時に使えるポートフォリオに変わります。
そして、オリジナルサービスがそこそこの会員を抱えるようになると、起業という道も開けます。
また、インターンアルバイトで実務経験を身につけることが、就活・起業への近道となります。


●社会人がプログラミングを勉強する方法

ずばりPython一択です。とくに作りたいものがない。就職するわけでもない。
という方は、学びやすい言語を選ぶのが得策です。難しい言語を学ぼうとして挫折しては意味がありません。
そして、Pythonを学んでいくうちに、AIも学んでおけば、ビジネスに役立つ知識・スキルになります。
現役エンジニアたちもAIを学ぶために、Pythonをはじめています。
そういう人たちに混ざることができるのですから、Python一択というわけです。

●まとめ

何かを作りたいということであれば、サーバー系WEBプログラミング言語である「Ruby on Rails」を学べばいいし、今後のビジネストレンドを踏まえてスキルをためておきたいということであれば、Pythonからはじめて機械学習や深層学習を学んでおけば「備あれば憂いなし」ということになります。

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