2020年、5Gネットワーク始動!! いまさら聞けない基本の基本 【その2】

その1では、なぜ5Gに突っ込むべきかをわかっていただいたであろう。世界のITのルールが変わるのだ。その瞬間に身構えない奴は死!このテックジムコラムを読む賢明な諸君は5G時代も生き残るはず! 今回は、5Gの基礎知識について展開していきます。

20週で240本動画アップ。チャンネル登録400名となりました。IT起業家対談番組「フーテンのグラさん」

5Gやるよーってが誰が決めるているのか?

そもそも誰が5Gやるとか、決めてるのって話です。日本の通信のキングのNTT? 通信行政を担っている総務省?いや、違います。日本だけの話じゃないので、世界で議論しています。世界の通信規格は、ITUという組織があり、そこで議論され、規格が統一されているのです。ITU(nternational Telecommunication Union)は、国連の専門機関という位置づけ。スイスのジュネーヴに本部を置く機関なのです。ITUが5Gのルールや実施時期などに対して、大きな影響を持つわけなのです。ITUが勧告という形で、指針を発表し、世界中の業界団体や政府がそれに合わせて動くというものなのです。なので、5GはITUが音頭を取っているので、世界中で同じルールでスタートされるわけなのです。

ルールブックを理解するものがすべてを制する

詳細の仕様化は、ITUでなく、3GPP(https://ja.wikipedia.org/wiki/3GPP)という業界団体がやっております。3Gとのときに発足した流れでこの名称になってはいますが、5Gのルールも彼らが詳細化しています。

そこで、重要なのが、3GPPの出す「リリース」。5Gはこのようにしろという詳細な定義が、このリリースに記載されれいますし、皆、これを遵守。ポイントなのは、5Gで言われているいろんな進化がすべて同時に起きないということ。このリリースの順にしか起きないのです。

この記事(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/05561/)はとてもこのリリースのことを詳細に説明してくれている記事です。5Gの大容量はリリースに15に含まれたとか、リリース16では、ローカル5Gのことが定義されたとかなどが、まとまっている。

5GでITは一変する。その大激震を、何となく把握してはいけない。できれば、直接3GPP  のリリースを読むべきだが、リリースのことをまとめている記事はせめて見るべき。どのタイミングでビジネスが変わるかの指針となる。

3GPPのリリース(https://www.3gpp.org/release-16

総務省の5G関連のまとめ

世界の親分の動向がわかったなら、国内の通信の親分である総務省の5G関連の動向を見てみよう。

第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望

https://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf

かなり広範囲にまとめた資料。この中におおよその必要な情報があるくらい。

Youtube版もあるので一応。

総務省と言えば、情報通信白書。

ITビジネスやる人間は、これは5G関係なく見ておくべきもの。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd133420.html

5G活用アイデアコンテスト。

あたまの体操にはいいぞ。

https://5g-contest.jp/

各キャリアへの電波割り当て状況

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000378.html

元ネタはこれ。とても難しいので、以下が解説した記事。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/cpbook/18/00028/00006/

5Gの免許が、ドコモ、KDDIが2枠。

ソフトバンクと楽モバイルが1枠になたという話。

ソフトバンクと言えば、新規参入すると見せかけ、ボーダフォンを買収し、ウィルコム、イーモバイルと買収しまくり、日本のモバイル電波を買い漁り成功した会社。大手2社より電波少なくて、大丈夫という不安の声が多い。5Gの全国展開さえ怪しいのではないかという見方もされている。

おまけ。総務省の5G関連のキャリア官僚が下着ドロで逮捕

https://www.fnn.jp/posts/00433104CX/202003021838_CX_CX

5G電波が脳に影響もたらすのではないかと不安になるぞ。

NTTドコモの5G関連のまとめ

各キャリアの動向も見ていきましょう。まずは、ドコモ様。

ドコモのイメージする5Gの世界と概要。

https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/rd/tech/5g/

5Gのoverviewに最適。

5G特集ページ

https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/5g/

上記よりより詳細。そして、体験できる場の案内なども。

技術的解説

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol23_4/vol23_4_003jp.pdf

3GPPの話とかも分かりやすく記載。さすが、ドコモ様。

KDDIの5G関連のまとめ

ドコモだけで十分な気もするが複眼的に。

5Gの概要ページ。

https://www.au.com/mobile/area/5g/

法人向けの5Gページ

https://biz.kddi.com/5g/

まぁ、あんまりドコモと比較する情報はない感じでした。

むしろ、ドコモの充実ぶりを確認。

そして、KDDIの法人ビジネスの弱さを再確認。

ソフトバンクの5G関連のまとめ

まぁ、面白い情報はないであろうという前提で見ましょう。

5Gの特集ページ

https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-5g/

いやぁ、ほぼバスケットボールの八村塁の特集ページ。

電波1枠しかもらえなかったゆえに、仲良しのファーウェイ使えなかったから5Gへのやる気が少なめに感じますね。

楽天の5G関連のまとめ

ここは逆に、5Gに対する新解釈があるんじゃないかという期待で見ましょう。

5Gの特集ページ

https://corp.mobile.rakuten.co.jp/5g/

ここはふつう。

楽天モバイルの料金プラン。大手の半額、月額2980円。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030200263&g=eco

他社とは違う戦略打ってきましたね。

仮想化で5Gネットワークを敷設

https://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/7053/Default.aspx

この考えも他社とは違うし、だから、ゼロから5Gできる言えるという根拠だし、2980円を出せる根拠ともなる部分。

他社がハードウェアで行うところを、仮想化、クラウド化でやるという話。

5G関連の書籍のまとめ

ネット記事だけじゃ、偏りもあるし、知識体系が弱いので、ちゃんと書籍も読みましょう。

きっちり技術理解するならこれ。

通信ビジネスなら定番の小林氏。

5Gの衝撃 

売れているらしい

まとめ

頭いい人は、こんなけのインプットすれば、5Gが何なのかがわかったでしょう。次回は、そのポイントと5Gビジネスに向けた戦い方を解説するぜ!